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会社員を卒業して、あっという間に1年が経った

新卒から勤めた会社を退職したのは、1年前の今日だった。

あっという間に1年が経った。毎日同じ時間に満員電車に乗って通勤して、夜遅くまで働いていた日々。数着のスーツとオフィスカジュアルを着回し、ヒールで歩き回り、何枚ものストッキングを破り、何度も靴擦れをした。バリキャリ志向だったわたしは、とにかくがむしゃらに働いた。楽しくて笑い、悔しくて泣いた。そんな日々がたった数年前までそこにあった。

会社員という安定した立場を手放して、1年。友人から「会社辞めて、ぶっちゃけどう?」と聞かれる度に、わたしはこう答える。

「もう、最っっっ高!!!!!」

noteでも度々書いているのだけれど、とにかく最高なのだ。会社員を卒業したことを後悔したことが微塵もない。最高だと思っていたら気づけば1年が経っていた。ずっとやりたかった「文章を書くことを仕事にする」ことを実現し、娘ちゃんを自宅保育で育てながらなんとか時間をやりくりして生活する日々。別に楽ではないけれど、今の方がはるかに楽しい。わたしの手の中に自由があることが、とにかく嬉しい。今のわたしならなんだってできる。「会社員だから無理だな」と諦めていたあれこれを、何も諦めなくていい。やろうと思えばなんだってできる。

というのを、実感し続けた1年だった。何の波風も立たない穏やかで平和な日常。それゆえに、自分から行動しなければ何も始まらないし、人生には何も起こらない。それが、逆に面白い。自分の行きたい方向に進めるし、自分が挑戦したものにチャレンジできる。誰かからの「これをやりなさい」に従う必要もない。自分で自分の行く先を納得して選択することができる。

自由に自分の進行方向を決められることが、こんなにもわたしを楽にするのだなんて、思ってもなかった。

幼い頃からあまり自分の意見を持つことができず、「あなたはどう考えているの?」と聞かれても「自分でもよく分からない」と言ってしまうような人間だった。そんなわたしが大人になり、やりたいことをどんどん見つけ、自分から行動していく人間になった。やりたいことがあるのに、それを自由に行えない会社という組織の中にいることが、本当に息苦しくなってしまった。だから、自由になって最高にハッピーだ。

「自由には責任が伴う」。これは、高校時代に先生方から口酸っぱく言われていた言葉(学校の校風が「自由」だった)。今、それをとてもとても実感している。自由だけれど、考えるべきことはたくさんある。会社という後ろ盾がない以上、自分で責任を持ってやらないといけないことがたくさんある。それでも、やっぱり、今の生活が最高に好きだ。

あっという間の1年。たくさんの原稿を書きながら、何もしていなければすぐに後退してしまうな、と思った。常に「成長するぞ」「やったるぞ」みたいな意識がなければ、わたしはどんどん後ろに下がってしまうな、と思った。自由を手にした分、頑張って、前に進みたい。責任を持って、自分の手で、足で、しっかりと前に進みたい。今の場所を、決してぬるま湯にはしない。改めてそう思ったので、ここに書き記しておく。



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