【母と娘】娘と母の誕生日
6月の最終土曜日、娘の15回目の誕生日だった。
その日は起きるや否や娘は自分の事を指差し、私にアピールしてきた。
「あっ!15歳おめでとうございます」
「ありがとうございます」
それにしても物凄い嬉しそうだ。
娘はLINEに誕生日登録してあるから通知がバンバン来る。その日は土曜日だったけど公開授業で学校のある日だったから、
「よっしゃー!期末テストも終わったし、今日は誕生日だし、学校で皆におめでとうって言われると思うと、テンション上がるぅぅー」
本当にテンションMAXだった。
「今日の髪型はかわいいって評判だったお団子にして行こうっと♪おー団子!OH~団子団子!ダンゴ―♪」
この日この世の全ての幸せは、娘リリーのためにあるように見えた。
「行って来まーす♪」
・・・
約束通り、私は1時間目の国語の授業を見に行った。中学3年生にもなると公開授業を見に来ている保護者はまばらだ。
ゲ!!!
娘の教室、保護者一人しか居ないし!
恐る恐る教室に入ると、中学生男子2、3人がじっと私の顔を見てきたので思わず会釈。ビビる男子中学生も流れで私に会釈。なんやコレw
そして、一番前に座っていた娘の友達ユカコが私に気付いて皇室のように小さく手を振ってきた。思わず私もニッコリと皇室のように小さく手を振り返す。だからなんやコレw
そのうち娘も気付いて隣の男子に「アレうちのお母さん」と小声でジェスチャー。私は娘に小さく手を振る。そう、私は雅子様。だからなんやソレw
↑延々と続きそうなのでこの辺にしておきますwww
↓ここからは親バカ全開でいきますよ
それにしても、今回娘の授業風景を見てみたけど、なぜ娘の内申点がいいのかがわかった気がした。(これまでは公立中学校の内申点なんてクソくらえ!だったのですが、立場が変わると言う事が違ってくるのが人間というもの。本当に失礼しました。申し訳ございません。娘が内申美人ですみません)
授業に積極的なのが伝わってくる
所謂「先生に媚びを売る」とかそういう事ではなく、先生の話を本当によく聞いているのが伝わってくる。授業の内容をしっかり理解しているから、グループで話し合う時には自分の意見をまず言って、周りに意見を促す役目をしている。周りは娘に一目置いている感じで、リリーを中心に意見をまとめている様子が見てとれる。
なるほどね、この授業態度だったら内申がいいのも頷ける。もちろん定期テストも高得点というのは言わずもがななんだけど。
そんな訳で、
一体誰の娘なんだ?
という疑問はさておき、授業が終わった休み時間に、私はワチャワチャしている女子中学生の輪に入る。
「キャー♪皆かわいいよね♡」「〇〇ちゃんお母さん元気?」「〇〇先生ってギャグが寒いよねー」「理科の先生は見た目が昆虫系だよねー」「社会のアイツはチー牛頼んでそうだよねー」とかもう言いたい放題www誰が保護者なんだよwww
帰ってきた娘から言われた。
「お母さんハシャギ過ぎだよ。皆から、リリーのお母さん元気だよね、顔はリリーに似てるよねって言われた。似てるかなー?」
似てないと思う。お母さんはこんなに可愛くないと思う。

その日から数日後だったかな。いつものように朝ごはんを食べながら娘とおしゃべりしてたんだけど、ふと娘を産んだ時の話になって、それは何度も娘に話してるけど、何度でも娘は聞いてくれる。
「陣痛が来たけどなかなか出てきてくれなかったからさ、促進剤を投与したんだけど、10ミリ、20ミリ、30ミリ、までは何とも無かったのに、40ミリを入れた瞬間
ぎゃぁぁぁぁぁぁ
って雄たけび上げてさ、すぐ分娩台に上がって1回イキんだら出てきちゃった。そしたら助産師さんに、
「お母さんに似た元気な女の子ですよ」
って言われたんだよね」
この話は何度も何度も娘にしているし、noteでも何度も書いてると思う。それほど私にとって印象的な言葉だった。「お母さんに似た元気な女の子」という言葉が。
私は娘に、
「この世には色んなお母さんがいてさ、いいお母さんも沢山いて、あまりよくないお母さんもいるんだけど、まぁ私だって自分のこといいお母さんだとは言えないから偉そうな事は言えないんだけどさ、でもこれだけは言いたいんだよね。
どんなお母さんも、自分の命を懸けて産んだことにはかわりは無いってこと。
お産に絶対は無いからさ。別に感謝してくれとか恩着せがましい事は言わないよ。だけどさ、そのことだけはね、わかって欲しいんだよね」
すると娘が、
「お母さん!私はお母さんのこと、いいお母さんだと思ってるよ!」
だって。
ありがとうオリゴ糖。
その言葉だけで嬉しいよ 涙
・・・
娘が15歳を迎えた10日後に、私も48歳を迎えました。(°∀°)ヒィィィィ
母と娘の誕生日、特に何かをした訳じゃないけど、穏やかに楽しく迎えられたので良かったです。

あっ、来週は夫の誕生日だった!汗
