中学校の合唱祭を終えて
先日、娘の義務教育最後の行事である合唱祭が行われました。
感無量です
以下、つたない感想をここに記します。
最初に断っておきますが、相変わらず子どもの事になると暑苦しいですw
*
私は娘と同じ中学校出身であり、30年以上前から合唱祭には気合いが入っていた。それこそ、熱い担任なんかに当たると、2週間前から朝練が当たり前となり、サボったり遅れると腕立て伏せをやらされた。そんな思い出が懐かしい。
私は漏れなく3年間ピアノの伴奏を務めたのだけど、今でも手が小さい(指が短い)ことを人から指摘されるだけに、周りからはとてもピアノが弾ける人間だとは思われなかった。当時も、
「ゲ!平山がピアノ?ちゃんと弾けんの?」
みたいな。うるせーよw
そんな色んな意味で懐かしい合唱祭を、2人の子ども達で四半世紀後に再現してくれた。
息子の時に、1年生、2年生、と見てきて、急に3年生になって上手くなった事に驚いたが、なんてことはない。その理由は、
・大地讃頌を歌いたい
・しっかり歌って内申を上げたい
・男子は声変わりしてよく声が出る
こんな感じかと思ってた。
しかしながら、それから6年経って娘の合唱祭での歌声を聴いた所、
アレ?
どうした?
令和の中学生に何が起こった?
音楽ホールに響き渡る、穢れの無い少年少女たちの合唱は、素直で、まっすぐで、力強くて、まるで「お願いだから私たちの声を聴いて」と言っているようだった。それほどまでに、澄んだ、淀みのない、素晴らしい歌声だった。
感動した
って、陳腐な言葉を放ったかつての小泉純一郎じゃないけど、マジで感動した。
これは今から10年前に息子の小学校の卒業式の「旅立ちの日に」を聴いた時も思ったんだけど、まだ声変わりしていない声で、一生懸命歌うその歌声は本当に天使のようだった。合唱聴いて震えたのはその時が初めてだった。
自分と比較して申し訳ないけど、昔の中学生ってどこか擦れてて「合唱なんてやってらんねーよ」的な所があったと思うのですが、それに比べて、今の子たちは本当に真面目できちんと歌を歌っている。でもね、それには子ども達にも理由があるらしくて、娘曰く
「コロナで歌を歌えなくなって、散々我慢した日々があったから、今思いっきり歌える事に気持ちよさを感じてるのかも」
なるほど。
そうか。
彼女彼ら達が真面目に合唱を歌うのは、先生に強制されているからじゃない。
私たちの時代みたいに「朝練で腕立てさせられるのがヤダから」なんて理由じゃない。
彼らは自分たちが歌いたくて歌う。思いっきり歌いたいから歌う。楽しみたいから歌う。ただそれだけだった。
令和の中学生をとりまく歌環境は厳しい。
家で思いっきり歌えない。
道端でも歌えない。
カラオケボックス?そんなお金は無い。
まさに歌を歌うには厳しすぎると言っても過言ではない。
始まる前の5分間、
「声を出していいですよ」というアナウンスがされるや否や、高音を響かせる女子、バリトンボイスを轟かせる男子、各々が「早く歌わせろ」という心の声が熱気となって、ホール全体を包み込んだ。
これが令和の中学生なのか?
最初の230人の学年合唱は、ホールから地響きがしたかと思うほどの錯覚を覚えた。
その後のクラスごとの30人の合唱では、
「私たちの声を聴いて」
という心の叫びが私の胸をジンワリ打った。
小さな声も、
大きな声も、
怒りや苦しみや悲しみや悔しさ、
もう子どもじゃねんだよ的な、そんな嘆きすらも伝わってきた。
わかったよ。
しっかりと身体全体で受け止めたよ。
あなた達の心の叫びはきちんと伝わったから。
こんな感じです。
すみません、本当に暑苦しくてすみませんw
でもね、本当に良かったんです。
私を母親にしてくれてありがとう
こんな体験をさせてくれて本当にありがとう
思い出の宝物が増えて本当にありがとう
大袈裟なくらいそう思えたんです。
令和の中学生を舐めたらアカンよ。
これからのニッポンの未来を行く少年少女が、これだけの熱量を出せるなら、絶対に大丈夫だと思った。将来は面倒臭い足枷となる親世代なんてさっさと切り捨てて、思う存分前に進めばいいよ。私達は切り捨てられる覚悟は出来てるから。
以上、いつも以上に暑苦しいレポでしたw
(少しうろ覚えなんだけど、同じような記事を去年も書いたような気がするけどどうだったかな?もし書いてたらしつこくてごめんなさいw)
ここから先は親バカ全開日記なので好きな人はどうぞ。
↓
「リリーちゃんピアノ上手だったよー」
終わった後に沢山の保護者から言われた。
誇らしかった。
ただただ娘が誇らしかった。
私は娘に散々、
「鍵盤の一番下までしっかり弾きなね。フワフワとした伴奏は合唱する人を萎えさせるから、鍵盤の下までしっかりね」
そんな事を伝えていただけに、6人の伴奏のうち、娘の伴奏が一番音が大きかったw
そういえば昔私も「平山、伴奏うるさい」と言われたことがあったなw
でもね、母はちゃんと見てるよ。
6人の伴奏のうち、楽譜を持たずに暗譜をしていたのはリリー1人だけだったことを。
そして、極めつけはママ友から送られてきた画像だった。
どうやらPTA役員で舞台間近で写真を撮れる位置にいたらしく、娘の伴奏する姿を撮ってくれていた。そこには、
満面の笑みで伴奏する娘の姿があった
これが全てだった。
全てを物語っていた。
全力で今を楽しむ娘を誇らしく思いながら、今回の暑苦しい記事を締めさせて頂きます。
最後まで読んでくれてありがとう
