変な歯医者
数年前まで通っていた歯医者が、
なんか変な歯医者だった。
まだ長男が小さかった頃で、子守りを頼んで家を空けるのにも「なるべく急がなきゃ」と思っていたような頑張りママ時代だったこともあり、家からそう遠くないというだけの理由で通っていたのだが。
その、なんか変な歯医者
何が変だったかと言うと
患者の申し送りをとんでもない大声でしていくスタイルだったのだ。
「ayamoさ〜ん」
名前を呼ばれて診察室に入ると、個室や仕切りはなく、同じ空間に間隔を開けて3台ほど椅子が並んでいる。
手前の椅子には患者さんがもういるとして、私は奥の椅子に案内される。
奥にいる場合は手前に案内されるし、真ん中にも人がいて満席のパターンもあるよ。(なんのはなしですか)
椅子に座り、歯科衛生士さんの質問に答える。
すると
他の患者さんを治療している先生に向かって、歯科衛生士さんが
『ayamoさんですが、◯◯で◯◯で◯◯です!右奥が◯◯で◯◯が◯◯です!』
と、とんでもない大声でわたしの歯の情報を申し送る。
向こうにいる先生からも
とんでもない大声で返答や指示が返ってくる。
歯科衛生士さんは軍人みたいに
『ハイッ』『ハイッッッ』
とこれまた大声で返事をしていた。
もちろん先生が私の治療をしているときも、
他の患者さんの歯の情報がとんでもない大声で歯科衛生士さんから申し送られてくる。
専門用語も多いし何を言ってるかはそんなにわからないっちゃわからないけど、隣の爺さんの入れ歯がどうとか言ってるのは普通にわかるし、今思えばここはだいぶ変な歯医者ではないですか?
何が不思議って
そこに通っているときはわたしもそれを当たり前だと感じていたことだ。
最初こそ面食らって「なにこれ?」と笑いそうになっていたものだけど、3回目くらいで早くもすっかり慣れてる自分がいた。
自分の歯の情報をその場の全員に大声でバラされているってのに、「そうですそうです、はいー、今日もお願いしますねー」くらいの感じでいた。
駄菓子菓子。
変な歯医者の変な申し送りに慣れたと思っていたのも束の間、歯科衛生士さんへの注意やダメ出しも患者を挟んで同じ音量で行われていることがだんだんと不快に感じるようになった。
と同時に、やっぱりこの変な申し送りも気になるようになった。
さらに、駐車場までなんか変だと思いはじめてしまった。
しまいには、ここに来てる患者さんもなんか変なんじゃないかと思うに至った。
そしてある日、納得のいく説明もないまま「抜いた方がいい歯がある」とだけ言われて抜歯の段取りを組まれかけたのがトドメとなり、わたしは歯医者を変えた。
今通っているイケメン歯医者のところで先日親知らずを抜歯したことで、ふと、そんなことを思い出したのであった。
そう。
今通っている、ホスピタリティに溢れた新しい歯医者の院長先生は
何を隠そうちょっとイケメン。
設備も新しいし、スタッフさんの教育も行き届いている。半個室でプライバシーもしっかり守ってくれるし駐車場も広くて何も変じゃない。
ちなみにこのイケメン先生
なにより、声がいい。
治療となると目にタオルをかけられるわけで、視覚を奪われた分聴覚がギンギンになるわけで、余計にドキドキするんだ。(何しに行ってる?)
しかも定期検診くらいじゃ会えない。虫歯とか歯周病とか歯槽膿漏とか銀歯が腐ったりしないと会えないよ。親知らず抜いたから会えたけど。
🦷なんの歯なしですか🦷
今日の一曲は、
CHAI /ボーイズ・セコ・メン
ちょっとちょっと?1年前に解散してたの全く知らなかった!この子たちMean machine思い起こさせる感じで結構好きだった。ポップな見た目とボーカルなのにゴリゴリに重たいサウンドで。ベースとドラムなんて本当にカッコよかったよね。解散してた〜〜!!!
