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コリン・ファース ファン必見!「シングルマン」で美しさに完全魅了!

随分と昔に見て、DVDも買ってしまいました😉
「シングルマン」



さすがデザイナーが監督しただけあって、音楽といい、映像の美しさと表現、美的感覚が素晴らしかったです。
監督:トム・フォード

一つ一つの画面が雑誌のグラビアの1面になる構図と美しさでした。
私が感じたのは「ベニスに死す」へのオマージュになっている部分があるのではないか、ということでした。

ベニスに死す」原作では主人公は作家。
映画では作曲家となっています。
「シングルマン」では大学教授。

同じように作品の中で、美しい少年に惹かれて行く場面があります。
ただ、「ベニスに死す」では主人公が一人で想い続けていて、相手の少年との絡みはなく、あくまで観念的です。
乱暴に言うと一人で勝手に妄想?苦悩している感じ?(笑)

「シングルマン」では、少年の方が主人公ジョージ(コリン・ファース)にぐいぐい積極的にいきます。拒絶していたジョージの心は、少しずつ動いていきます。

様々な登場人物とジョージが関わりながら、徐々に変化していく心理状態が繊細に描かれています。

たった1日の話ですが、隣家の家族から、大学研究室の秘書、お手伝いのおばさん、スーパーで出会う美しいスペイン人男性、同僚の教授、元恋人のチャーリー(女性)など、ちょっとした登場人物にも焦点を当てて、ジョージの心の状態が毎瞬動き続けていることを美しい映像で表しています。
その映像の美しさがなんとも素晴らしい!!!

小さな登場人物でもとても存在感があるように見せています。
そうすることで、ジョージの周りに存在する人間たちが妙に人間味を帯びてくるのです。
それが、ジョージが死に向かっていく心理状態をさらに色濃く、空しく際立たせるわけです。

音楽も素敵だし、相手役のジム(マシュー・グッド)の美しさが尋常ではありません!!!

マシュー・グッド

二人が海辺の岩場で日光浴をしている場面は、モノトーンにすることで美しさと重厚感が倍増し、まるで雑誌「Esquire」に綴られている1ページのようでした。

素晴らしい映画です。
出演者のミスマッチが全くなく、繊細に美しく作り上げてくれました。

いい映画です。




~最後まで読んでくださった方へ~
心よりありがとうございました😊



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