”自分の生き方を自分で選べているのか?” 「われらの時代」大江健三郎
おれは意識して生きることを選ぶのだ、これは重要だ。
記憶しておかなければならない。
おれは生きることを選ぶ。
恥じることはない。誰でも後悔する。
しかし後悔などというものは行動の価値をほんの少しも歪めない。行動した、ある行為をした。それで充分だし、後からそれをどうこうすることはできないんだ。
猶予の期間は去ったのだ、そして執行するのはおれ自身だ、おれが現実を執行猶予の泥沼に追い詰めていたように。現実がおれを執行猶予していたのではなく!
高校生の頃から、大江健三郎のファンでした。
この10年くらいは心理学や美術系のものばかり読んでいたのですが、
3年前に大断捨離をした時に、クローゼットから出して机の下に
置いてからは、時々なんとなくパラパラ見るようになりました。
その時に、長ーい間大切に持っていた古い古い本たちと、お別れしました。
捨てたのではなく、ブックオフに送りました🌸
たくさん助けてもらった本たちを、無造作に捨てることは私はできません。
せめて、ブックオフ経由でどなたかとまた出会えれば・・・と。
とはいえ、ブックオフで処分されてしまうのかな。
太宰治、坂口安吾、大江健三郎は、今でももちろん持っています😊
大江健三郎のハードカバーは黄ばんではいましたが、汚れや破れはなかったのでメルカリに出したら「探していた本でした!」と引き取ってくださる方が現れ、とても嬉しくなりました。
私にとって、本は人生の導き手であり、同伴者、
慰め・いたわり・勇気、そして生きる力をくれる大切な存在です。
遥か昔々の高校1年生の時、現代国語の先生が、
大江健三郎の「鳥」という短編のコピーを
配ってくれたことがありました。
衝撃でした。
その日のことは、今でも鮮明に覚えています。
帰宅後も何度も読み返しました。
その日からずっと大江健三郎の作品に
のめり込んでいましたねー。
講演会や新刊サイン会にも
何度か行ったことがあります。
池袋西武での講演会の帰りに
文具売り場でご本人をお見掛けしたことも!
多分、一緒にいた方は講談社の方のようでした。
ドキドキしながらフランス語の辞書に
サインをいただいたことも
今でもしっかり覚えています💦
2023年に亡くなられるまで、
私の人生に大きな大きな影響を
与えてくださった方の1人です。
数年前、クローゼットの奥から、
心に響いた文章を書き溜めていたノートが出てきました。
高校生の頃から書き溜めていたもので、
もはや骨董品レベル(笑)
たくさんのものを整理しながら、
処分しながら、
色々と読み返していると、
しんみりした気分になりました。
「長い歳月が流れたんだなぁ」
そんな気持ちになるたびに、思い浮かぶ言葉があります。
月日は百代の過客にして、行き交ふ年もまた旅人なり
まだまだ私の旅は続きそうです。
~最後まで読んでくださった方へ~
心よりありがとうございました😊
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