見出し画像

あ、また比べてる…。|『喫茶おじさん』を読んで



「あ、また比べてる…」

そう思った。



ライフステージが変わっても、
結局私は、自分と他人を比べてしまっている——





先日、
父から借りた「喫茶おじさん」を読みました。



定年後のおじさんが

誰かのためではなく
“自分のための人生”を歩き始める話。


ライフステージは違うのに、
不思議と共感することが多かった。






思えば私はずっと

自分だけが周りの変化から
どんどん置いていかれている気がしていた。



結婚して、子供ができて——


そんな友人たちを見ては、

羨ましいと思ったり、
負けている気がしたり。



私は自分の生活を
自分のチカラで少しでも豊かにしたくって。

また、少しでも仕事のキャリアを積みたくって。

毎日毎日、必死に働いてきた。



仕事をバリバリこなす素敵な女性が
私のまわりにはたくさんいたのもあり

そんな、キラキラ輝く彼女たちのように
私もなりたいと思っていた。





その一方で——


周りの友達がひとり、ふたりと
ライフステージを上がっていくにつれ



言葉にこそしなかったけど

「外の世界で働かないで、
毎日食べていけるなんて羨ましい。」

内心そう思ってしまっていた。

…妬んでいたんだね。



遊びに行っても、話題は子供のことばかり。
付いてきた子供が輪の中心になる。


ステージを上がった友人を
内心羨ましく思う私は

「こんなに仕事頑張ってるんだ!」と

アピールして、強がって、
自ら壁を作ってきたと思う。

ただ、
「こっちだって毎日充実してるんだ!」って
言いたかっただけ。



もう——

私が何を間違えてきたかって、

「他人と比べていること」だった。




「人生勝ち組」なんて言うけどさ、

それぞれ別の人生を生きているのに
勝ちも負けもなくないか?と思う。


他人の人生を羨ましがるより
自分の人生を生きていた方がよっぽど幸せだし、
よっぽどかっこいい。

他人の人生ばっかり気にして、比べて、
肝心な自分の人生をちゃんと見れていなかった。

…わかっていても
なかなか難しいこともあるけどね。






そんな風に

常に他人と比べて、
そして凹んで生きてきたからか…




今度は、逆?で。

私もひとつステージを進んで
幸せ〜!って気持ちばかりになるのかと思いきや


「働かないで、
やりたいことだけやって生きてる奴って思われてるかも…」

そう思って、また不安になっている。


今も仕事を頑張りすぎている妹から

「あいつはもう働いていないから
私の気持ちなんて分かりっこない。」

そう思われているんじゃないかって、悲しくなる。



あぁ……

また比べてる(笑)
また他人の目を気にしてる(笑)






それで思った。

これじゃあ、
拒食症だった頃と、何も変わらないって。




あの人の方が細い、とか
可愛い、とか。


それはどんだけ痩せても付きまとうし

どんどん、
自分で自分の価値を下げる負のループにハマっていた。




どんなステージにいても、
そこにはそれぞれの悩みがあって。


それは私ひとりが感じていることではなく、
みんな言葉にはしないだけで、抱えていること。




もういい加減、
自分の人生を歩んでもいいかもしれないね。





私が生きたいように
生きればいいんです。


そのかわり、

他人の人生を羨ましがったり
批判したりすることもしない。


もし仮に

私の人生を周りから馬鹿にされたり、
はたまた妬まれたりしても、

気にする必要は これっぽっちもない。


だって、私の人生だから。




でも——


ときどき疲れてしまった時には


喫茶おじさんみたいに
ゆっくりコーヒーを飲むのも、いいかもしれない。





今日も読んでくださって、ありがとうございました。
あなたの心が、ふっとあたたかくなる瞬間がありますように。

     【 スキ♡励みになります 】



いいなと思ったら応援しよう!

この記事が参加している募集