光と日常
結婚式から1週間が経った。
夢のような奇跡のようなあの1日を忘れたくなくて、久しぶりにnoteを書きます!
オーダーメイドへの憧れ
大学生の頃の推し企業が、ラブグラフとCRAZYだった。
まだ両国にあったオフィスで研修を受けて結婚式当日をつくるキャストになり、NPOでの活動やアルバイトの隙間を縫って少しだけ活動していた。
その時に見た景色で、今でも強く心に残っているものがある。
きっとおそらく、自分の気持ちを表に出さないようにして生きてきた新郎の、最後の挨拶だ。
会社のメンバーがたくさん列席している場で、泣きながら「本当は、」と自分の気持ちを打ち明けていた。
隣にいる新婦さんもその姿を見て泣いていた。ふたりの人生を何も知らないいちスタッフの私も後ろで拍手をしながら泣いた。
結婚式には人生を動かす力があるのだと、その時に知った。
そして同時に、自分もいつか結婚式を挙げる日がきたら、CRAZYで挙げるんだと心に誓った。
コロナ禍を経て、CRAZY WEDDINGの業務形態が変わった。
ずっと憧れていたオーダーメイドが縮小となり、IWAIが生まれた。
オーダーメイドに憧れていた身としては、正直間に合わなかったなあ、という気持ちもあった。
コンセプトをつくって、そのコンセプトに則って、1日を一緒にプロデュースしたいと思っていたからだ。
ただ、やっぱりCRAZYが推し企業であることに変わりはなかったので、数年前に始まったコミュニティにも細々と参加をしていた。
そこで改めて素敵なシャインさんたちとの繋がりを得た。私がやりたいことが叶う方法を一緒に考えてくれて、やっぱり私はこの人たちと、この場所で結婚式をつくりたいと思った。
そして迎えた式場見学日。
まだ見学だというのに、お世話になったみなみさんからお手紙が届いた。そこには、気を遣わなくていいよというような内容が書いてあった(ざっくり笑)
この時に、肩の力がするっと抜けた気がした。
IWAIという場を使って、自分の手で、自分の届けたいものを好きに表現して良いんだと思えた。
(ちなみに夫は、"関係性があるからと言ってCRAZYで挙げなくても大丈夫だよ"の意味だと思ったらしい。解釈は受け取り手次第!!笑)
担当してくれたプロデューサーのしょうなさんも、オーダーメイド出身だった。
私のわがままを受け止めてくれて、形にする方法を一緒に模索してくれる人だった。
きっとIWAIとしてのレギュレーション等もあったはずなのに、嫌な顔せずに向き合ってくださり、本当にありがとうございました!!大感謝です。

お礼のサプライズできて良かった💐
幸せの探究者
私も夫も、これまでそれなりに自分の人生と向き合ってきた方だと思う。
3年弱でたくさん対話も重ねてきたし、お互いのバックボーンも深く理解している。
でも、だからこそ、第三者にそれぞれの人生を引き出してもらいたかったし、
引き出したものへ名前をつけてもらいたかった。
そんな思いで、オーダーメイド時代のようなコンセプトをつくってもらうことにした。
ただ、あくまで今回オーダーしたのは「人生のコンセプト」だった。
当日1日ではなく、私たちがこれから生きていく道標になるようなコンセプトを、
結婚式とは別に、当時からお世話になっていたevaさんへ依頼をした。
そして、受け取った私たちのコンセプトは、
「幸せの探究者」だった。
ふたりの違いを面白がり、愛おしみながら、
「私にとっての幸せ」を探し求めて生きていることをまっすぐ言葉にしてくれて。
受け取ったときは、涙が止まらなかった。

夫が撮った沖縄の海をランダムに添えた
コンセプトはペーパーアイテムの中に紛れ込ませた。
一部のお友達からは私が書いた文章だと思ってもらえていたので、本当はそのままこっそり自分の手柄にしておきたかったけれど(笑)
お互いを見つめ合うだけでは気付けなかった視点だったから、本当に依頼して良かったと思う。
改めて、ありがとうございました!
今の私たちにとっての幸せって?
幸せのカタチは日々変化していく。
30歳のわたしたち夫婦にとっての幸せは、なんてことのない日常だった。
そこから、結婚式全体のコンセプトは「光と日常」に決めた。


リアルすぎる写真もたくさん。笑
結婚式準備はとっても楽しかった。
それと同時に、勝手にプレッシャーも感じていた。
同世代の友達は、20代のうちにあらゆる結婚式に参列している。
そして、イベント屋さんの私の式を、とても楽しみにしてくれている人も多い。
みんなの期待を超えたい、みんなに心から楽しんでもらいたい。
そんな気持ちがいつしかプレッシャーになっていて、一般人(笑)の夫に「なんのために式をするのか?」「参列者に何を持ち帰ってもらいたいか?」と詰め寄るなどした(本当にごめんなさい。今思い返すと狂気でした!!!穏やかに受け止めてくれて本当にありがとう!!!)
「みんなはふたりのことをお祝いしに集まるんだよ」
そうやって親友に言われるまで、結婚式は主役としてたくさんのお祝いや愛を受け取ることが大事だという当たり前のことをすっかり忘れていた。
でも、せっかくふたりにとって大事な人たちが集まるのであれば、この場に集う全員にとって意味のある時間にしたい。
自分や、自分の周りにいてくれる人の人生に思いを馳せられる時間をつくりたい。
「私にとっての幸せ」「僕にとっての幸せ」をぼんやり考えるきっかけになりたい。
そんな思いで、一切の妥協をせず、駆け抜けた準備期間だった。
時々病む私と一緒にイベント作りは絶対に大変だったろうに、最後まで隣で走り切ってくれた夫には感謝しかありません。いつも本当にありがとう!!

朝5時から作業✍️
光と日常、そして非日常
迎えた当日。
大好きなひとたちがわざわざ私たちのために日本全国から集まってくれることが嬉しくて、朝からソワソワとワクワクの気持ちでいっぱいだった
到着した瞬間に、チームラブグラフのクリエイター陣が楽しそうにカメラを構えていて、気持ちが一気に緩んだ。
そうだ、私はひとりじゃない。ここにいるみんなと一緒に、最高の1日をつくるんだ。
⚠️ラブグラフでは挙式撮影を受けていません。この日は友達として依頼しました!二次会プランはあるのでぜひ気になる方はご相談ください😉笑

そこから先は本当にあっという間だった。
夫とのファーストミート。両親とのファーストミート。ファミリーセレモニー。
たくさん泣いて、たくさん笑った。

ヘアメイクがasamiさんでよかった!

泣きながらかわいいと答えてもらった瞬間


そしてその後、挙式会場に入った瞬間と、一番最後にパーティ会場から出る瞬間に見た景色のことは、一生忘れないと思う。
大好きなひとたちが、泣きながら、笑いながら、私たちふたりのことを見てくれていた。全力でお祝いしてくれていた。心からの大きな拍手を送ってくれていた。
本当に贅沢で、幸せな時間だった。

お互いへのお手紙を読み合う人前式💍


「今日の場に正解はないので」と話し始めて、
場づくり界隈がザワついたの最高だったな笑

PdMの夫にオリジナルサイトを作ってもらいました💻笑




(人生紙芝居)の役割を果たしていた👏


エンドロールムービー🎬
パーティ会場からの退場時、私はこれまで感じたことがない感情に陥って、涙が溢れた。
「終わりたくない」「帰りたくない」「ずっとこの場で、大好きなみんなと一緒にいたい」
いつもみんなの気持ちを優先して、その場の空気を大事にする私の中に、
まるで子どものような、駄々っ子のような感情があることを知った。
溢れる涙をそのままに、ぎゅっと口角をあげて、笑顔で大きくお辞儀をした。

*
二次会は、頼れるふたりに幹事をお願いした。
👰♀️「結婚式のテーマが日常だから、二次会は非日常をテーマにしたい。大好きなディズニー全開にしたい!」
🤵♂️「ワンピースが好きだから、みんなで宴がしたい」
という意味がわからない要望を全部叶えてくれて、さすがだった。



突如はじまる謎解きゲーム👏

海外ディズニーの耳をつけて🐭♡
普段あまり自分のやりたいことを主張しない夫が、唯一この日オーダーしていた「みんなで宴をしたい」という希望。
モンゴル800の「小さな恋のうた」をみんなで肩を組みながら歌ったあの時間は、間違いなく宴だった。
いつも人前ではクールで感情を表に出さない夫が、ぴょんぴょん飛び跳ねながら泣いているのを見て、私も涙が止まらなかった。

泣きながらこの写真を残してくれてありがとう。

「ワンピースの空島編で、明日からも大変なことはあるけれど、とにかく今は全てを忘れて宴を楽しもうというシーンが好き」
「みんなのおかげで夢が叶った」
そう語る夫の姿を見れて、本当に本当に幸せだった。
きっかけを活かすのは、自分次第。
翌日は、すべての余韻に浸りながら、みんながパーティの最後に書いてくれたお手紙を読んだ。

「人生を考えるきっかけになった」
「ギターをもう一度はじめようと思った」
「家に帰ったら今日のことを家族にも伝えたいと思う」
「自分はコンプレックスの塊で好きな部分もないけれど、ムービーを見て自分を少し許そうかなと思うきっかけになった」
「私も幸せになれるかもしれないと思った。今日は間違いなく、私の新しい一歩目の日」
手紙には書ききれなかったから、と個別でメッセージをくれたひともいて。
私たちが届けたかったことが、ちゃんと届いていることが、何より嬉しかった。
私の人生にきっかけをくれた当時の上司からの手紙には、「きっかけを活かすのは自分次第」と書いてあった。きっかけはあくまできっかけでしかなくて、どう活かしていくかは自分次第なのだと。
だからこそ、私たちが届けたきっかけを、こうして活かそうとしてくれる人たちがたくさんいることが嬉しかった。

なぜなら、変化することは怖いから。
今の現実にただただ不満を言って、誰かのせいにして、「変わらないこと」を選ぶ方が圧倒的に楽だから。
それでも「こうやって生きたい」と願い、一歩進もうと思ってくれている人がたくさんいることが嬉しかった。
本気の想いや願いは、ちゃんと届くのだと思えた。
変化を選んだその先で、きっといつか苦しくなることもあるかもしれない。
そんな時に、あの1日を思い出してもらえたら、ひとりじゃないと思ってもらえたら、それ以上に嬉しいことはない。

最後のあいさつで、伝えきれなかったことがある。
私自身が周りから「こうあるべき」を押し付けられることが苦手だから、
あまり人に対して「こうあるべき」を押し付けることはないのだけれど、
あの場に集まった全員には、絶対に絶対に幸せでいてほしい。全員幸せでいるべきだと思っている。
私にとっての幸せと、あなたにとっての幸せは、色もカタチもきっと違う。
今感じている幸せと、明日感じる幸せも違うかもしれない。
だから、今のあなたの幸せを信じて、大事に抱えて、生きてほしいと、心から願っている。
そして日常へ
まだしばらく余韻に浸り続けたいけれど、そうしている間にも日常は続いていく。
私は、どんな日々も愛していくと決めたから、これからもしなやかに生きていきたい。
そしてその隣には、どんなときもずっと夫にいてほしい。
改めて、あの最高な1日を一緒につくってくれたすべての皆様、本当にありがとうございました。
とにかくずっと楽しくて、大好きなひとたちにたくさん囲まれて、お祝いをしてもらえて、伝えたいこともまっすぐ伝えることができて。
一生忘れることがない、素敵な思い出ができました。

出会ってくれて、ありがとう
これからも、夫婦ともどもどうぞよろしくお願いします!

