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無償の愛 無差別の愛

愛は 与えることを知らなければ
もらっても それが愛だと気づかない

愛は 与えるとき自らの血を分けて差し出し
壊すとき 自らの心臓を突き刺して止める

愛は わきでる温泉のようだ
痛みを和らげ 癒すことができる

愛は いつも利他的とは限らない
攻撃という鎧をまとったり もらおうとして奪ったりする

愛は 花開く前のつぼみのようだ
向けられる眼差しの温度に敏感で 素直に吸収する

愛は それ自体を目的とする瞬間に醜くなる
目的がどうであれ 手段として存在するから美しい

愛は 春の日差しのようだ
地中に隠れているものまで温め すみずみを照らす

愛は 諦めたら消滅しそれでも生は続いていく
しかし愛なき生は この世を幻のように映し続ける

愛は 守ることと決めなければ
与えても それが愛だと呼ばれない


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