「行き場がなかったエアコン」が、夫が倒れた後の我が家を12年間支えてくれた
「またタイマーが点滅してる」
「タイマー触ったんじゃないの?」
「そんなことしてねーわー😤」
これは昨日の朝、私と夫の会話です。
対象者はエアコン。
実はこのエアコンには、14年前からの長い物語がありました。

そのエアコンが我が家に来たのは14年前。
(購入されてから1年間、事務所の片隅で眠っていたエアコンだった)
当時、夫が仕事の関係で「安くするから」と言われ渋々仕入れてきた。
通常、住宅で使用されるエアコンの多くは100V、だがそのエアコンは200V、しかも10畳以上に適した機種のためか、事務所で1年間放置されていた。
その他、100Vのエアコンは次々と購入先が決まる中、200Vのエアコンは行き先が決まらず、段々と下のほうへ埋もれていった。
そして1年がたったころ、夫がくも膜下出血で倒れ夫は仕事ができない身体になってしまう。
自宅の売却が決まり、事務所に残っているエアコンは返品することになったのだが、あの200Vのエアコンは我が家の新居に引っ越しが決まった。
それを決めたのは私。
1年も事務所に埋もれていたので、返品しても行き先が決まるとは思えなかった。
取り付けた場所は、キッチンとリビングが一つになった部屋。
10畳以上が対象の200Vのエアコンは当初、大きすぎると思っていたが、キッチンで火を使うため、とても重宝した。
それから約12年、数年前から少しずつ調子が悪くなってきたが、なんとか動いてくれていた。
そして突然の不調、今年に入ってからエアコンの電源を入れたつもりがタイマーが入っていることが時々あった。
「あれ?タイマーが入ってる」
「電源を入れただけなのにな……」

その時は、「リモコンのスイッチを間違えて押したのかもしれない」と思い、電源を入れなおすことで動いてくれていた。
けど、昨日の朝は違った。
電源を入れたつもりなのに、タイマーがついている。
そしていつものように一度電源を切って入れなおしても同じことになってしまう。
もう、限界だと思った。
事務所に埋もれていた行き場のないエアコンは、我が家の新居で行き場を見つけ寒い日も暑い日も働いてくれた。
12年間、お疲れ様、そしてありがとう。
ちなみに、そのエアコンのメーカーは、日立。
(プロモーションではありません)
読んでいただきありがとうございました。

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