人間関係が少しラクになる、小さな習慣|第6話
「言わなくても分かってほしい」を手放してみる。
「これくらい、言わなくても分かってほしい。」
そう思ったことはありませんか?
家族だから。
夫婦だから。
長く一緒にいるから。
私のことを知っているはずだから。
だから、
「きっと気づいてくれる。」
そう期待してしまう。
でも、相手は気づいてくれない。
すると、
「どうして分かってくれないの?」
「私のこと、大切じゃないのかな。」
そんなふうに、
悲しくなったり、イライラしたりしてしまうことがあります。
でも、あるとき気づきました。
伝えていない気持ちを、相手がすべて分かることは難しい。
とても当たり前のことなのに、
近い関係になるほど忘れてしまうことがあるのです。
「察してほしい」の奥には、本当の気持ちがある
「どうしてやってくれないの?」
「普通、分かるでしょ?」
そんな言葉が出そうになったとき、
その奥には、
別の気持ちが隠れていることがあります。
「今日は疲れているから、手伝ってほしい。」
「少し話を聞いてほしい。」
「頑張ったことを認めてほしい。」
「寂しかった。」
「大切にしてほしい。」
本当に伝えたかったのは、
怒りではなく、
そんな素直な気持ちだったりします。
でも、
その気持ちを言葉にしないまま、
相手が気づいてくれることを待っていると、
気づいてもらえなかったときに、
どんどん苦しくなってしまいます。
相手は「分かってくれない」のではなく、「分からない」のかもしれない
以前の私は、
「どうして分かってくれないんだろう。」
と思うことがありました。
でも今は、
「相手は分かってくれない」のではなく、「まだ伝えていないから分からないだけかもしれない」
と考えるようにしています。
私たちは、
自分の気持ちなら分かります。
でも、
相手の頭の中を見ることはできません。
自分にとっての「当たり前」が、
相手にとっても当たり前とは限りません。
だから、
「分かってくれるはず。」
ではなく、
「分かってほしいことは、言葉にしてみよう。」
そう考えるだけでも、
人間関係は少しラクになります。
「あなたは」ではなく「私は」で伝える
でも、
気持ちを伝えるときに、
少しだけ気をつけたいことがあります。
たとえば、
「なんであなたは何もしてくれないの?」
と言われると、
相手は責められているように感じるかもしれません。
そこで私は、
「私は」を主語にして伝えること
を大切にしています。
「私は今日ちょっと疲れているから、手伝ってもらえると嬉しい。」
「私は少し寂しかった。」
「私はこうしてもらえると助かる。」
同じ内容でも、
伝わり方がずいぶん変わります。
相手を責めるのではなく、
自分がどう感じていて、どうしてほしいのかを伝える。
これも、大切なコミュニケーションの一つです。
営業の仕事でも「言葉にすること」を大切にしてきた
私は長く営業の仕事をしてきました。
お客様との関係でも、
「きっと分かってくださっているだろう。」
と思い込むのではなく、
必要なことはきちんと言葉にすることを大切にしています。
反対に、
こちらもお客様の気持ちを勝手に決めつけない。
「きっとこう思っている。」
と想像するだけではなく、
実際に質問して、
相手の言葉を聞く。
人との信頼関係は、
「察すること」だけではなく、「伝えること」と「聴くこと」の積み重ね
なのだと思います。
伝えることは、わがままではない
自分の気持ちを伝えることに、
抵抗がある方もいるかもしれません。
「こんなこと言ったら迷惑かな。」
「わがままだと思われないかな。」
でも、
気持ちを伝えることと、
相手に強制することは違います。
「私はこうしてほしい。」
と伝えたうえで、
相手にも事情や気持ちがあることを尊重する。
**伝える自由もある。
そして、相手にも選ぶ自由がある。**
その両方を大切にできる関係は、
とても心地よいものだと思います。
今日からできる小さな習慣🌿
「どうして分かってくれないの?」
と思ったとき、
一度だけ立ち止まって、
自分に聞いてみてください。
「私は、本当は何をしてほしい?」
そして、
できそうなら、
その気持ちを一つだけ言葉にしてみる。
「手伝ってくれると嬉しい。」
「少し話を聞いてほしい。」
「今日は一人でゆっくりしたい。」
小さなことで大丈夫です。
察してもらうのを待つのではなく、
自分から言葉にする。
それだけで、
すれ違いが一つ減るかもしれません。
大切な人だからこそ、言葉にしよう
近い関係ほど、
「言わなくても分かるよね。」
と思ってしまいます。
でも、
大切な人だからこそ、
言葉にして伝えていいのだと思います。
「ありがとう。」
「嬉しかった。」
「寂しかった。」
「助けてほしい。」
「今日は疲れた。」
そして、
「大好き。」
気持ちは、
心の中にあるだけでは、
相手に届かないことがあります。
だから、
伝えられるときに、
少しずつ言葉にしてみる。
「察してほしい」を「伝えてみよう」に変える。
それだけで、
人とのつながりは、
もっと温かいものになっていくのかもしれません🌸
次回予告
第7話|「人と比べて落ち込んだら、自分の歩幅に戻ろう。」
SNSを見て、
「あの人はこんなに頑張っている。」
「あの人はどんどん前に進んでいる。」
それに比べて私は……。
そんなふうに、
誰かと自分を比べて苦しくなることはありませんか?
次回は、
他人の人生ではなく、自分のペースを大切にするための小さな習慣
についてお話しします🌿
最後まで読んでくださり、本当にありがとうございました🌸
■人とのつながりが変われば、人生はもっと笑顔になる
この記事を読んで、
「人間関係を少しでもラクにしたい。」
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そう感じてくださったなら、その気持ちを大切にしてほしいと思っています。
私自身もこれまで、人間関係に悩み、自分に自信を持てなくなった経験があります。
だからこそ、
「人との関係で悩む苦しさ」も、
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私なりに経験してきました。
一方で、長年営業の仕事を続ける中で、たくさんの方と向き合い、
人との信頼関係を築くことの大切さ
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現在は営業の仕事を続けながら、いじめ専門カウンセラー/コミュニケーション講師としても活動しています。
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