なぜ不調は繰り返すの?
アーユルヴェーダ的な考え方
「また同じ不調が出てきた」
「前よりはマシだけど、完全にはすっきりしない」
そんなふうに感じたことはありませんか?
ちゃんと休んだつもりなのに、
気をつけているつもりなのに、
なぜか同じような不調を繰り返してしまう。
それは、あなたが弱いからでも、
ケアが足りないからでもありません。
アーユルヴェーダでは、
そこにとても自然な理由があると考えます。
アーユルヴェーダでは「症状」だけを見ない
現代では、不調が出ると
・症状を抑える
・原因を特定する
・早く元に戻す
というアプローチが一般的です。
もちろん、それもとても大切なこと。
でもアーユルヴェーダでは、
もう一歩奥を見ます。
「なぜ、その不調が今あらわれたのか?」
「どんな生活や状態が、そこにつながっていたのか?」
症状そのものよりも、
そこに至る“流れ”を大切にします。
不調は「敵」ではありません
そして、私たちはつい“不調“を
✓早く消したいもの
✓邪魔なもの
✓元に戻るために乗り越えるもの
として捉えがちです。
もちろん、つらい症状があれば
楽になりたいと思うのは自然なこと。
でもアーユルヴェーダでは、
不調を「敵」とは考えません。
不調は、
体や心からのメッセージ
だと捉えます。
「何かが壊れた」というよりも、
「少し無理が続いているよ」
という、合図のようなものです。
“不調”はある日突然起きるわけではない
アーユルヴェーダの考え方では、
不調や病気は、いきなり現れるものではなく、
✔ 小さな違和感
✔ なんとなくの不調
✔ 見過ごされ続けたサイン
そんなものが少しずつ積み重なり、
ある日「わかりやすい不調」として現れる。
でも私たちは、その途中でよくこんな風に思います。
「忙しいから仕方ない」
「年齢のせいかな」
「私の性格だから」
そうしてやり過ごしてきたものが、
形を変えて、何度も教えてくれているのかもしれません。
私も、ずっと無視してきました
振り返ると、私自身も
体や心の声を、何度も無視してきました。
20代の頃の心の不調、
育児中の心身のバランスの崩れ、
そして怪我。
そのたびに
「休めば戻る」
「元気になったら、また頑張ればいい」
そう思って、すぐに元の生活に戻ろうとしていました。
でもそれは、いわば
“喉元過ぎれば…” の繰り返し。
生活のリズムも、
自分への向き合い方も、
ほとんど変わっていなかったのです。
今思えば、不調は
「まだ同じことを続ける?」
と問いかけてくれていたのだと思います。
サインを無視し続けると、どうなるの?
ここで、少しだけ正直なお話をします。
サインを無視し続けると、
体や心は、よりわかりやすい形で
メッセージを出すようになります。
私にとってそれがスキー事故だったと思います。
(参照⇒https://note.com/andante_ayurveda/n/n4c31d16630c3)

思い返せば、大怪我をする前から、
メッセージはあったのに、ずっと無視していました。
でもそれは、
怖がらせるためではありません。
小さな声が届かなかったから、
少し大きな声になっただけ。
(めっちゃ痛かったけど(´;ω;`)ウゥゥ 笑)
体や心は、あなたを困らせたいわけではなく、
守ろうとしているのです。
不調は「気づくためのタイミング」
アーユルヴェーダの視点に触れてから、
私は不調の見え方が大きく変わりました。
不調は、
あってはならないものではなく、
押さえ込むものでもなく、
失敗の証でもなく、
「今の生き方やリズムを、少し見直してみよう」
そう教えてくれる、
大切なタイミングなのだと感じています。
アーユルヴェーダが考える「治った」と「整った」の違い
アーユルヴェーダでは、
・症状が消えた
・元の生活に戻れた
それだけを
「整った状態」とは考えません。
不調が出にくくなっているか
同じ無理を繰り返さなくなっているか
そこを、とても大切にします。
もし生活や考え方が変わらなければ、
体や心は、また同じサインを出します。
それは責めているのではなく、
「気づいてほしい」という
とても誠実な反応です。
大切なのは「今の状態」に気づくこと
不調を繰り返さないために、
アーユルヴェーダがまず大切にするのは、
「今の私は、どんな状態かな?」
と立ち止まってみること。
頑張りすぎていないか
冷えや疲れを溜めていないか
心が置き去りになっていないか
その問いかけが、
次の選択をやさしく変えてくれます。
次回は「体質(ドーシャ)」のお話へ
長文にもかかわらず、ここまでお読みいただきありがとうございました!
次回は、
いよいよアーユルヴェーダの大きな柱である
“体質(ドーシャ)”についてお話しします。
体質を知ることは、
自分を決めつけることではなく、
「なぜ私は、こうなりやすいのか」
を理解するためのヒント。
気付きを与えてくれるものです。
不調を繰り返してきた方ほど、
きっと「だからか!」と感じていただけると思います(^-^)♪
