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認定輸血検査技師を取得した話|きっかけから合格までのリアル

認定輸血検査技師とはどんな資格か


認定輸血検査技師は、
日本輸血・細胞治療学会が認定する資格です。

簡単にいうと、
**「輸血検査のプロフェッショナルであることを証明する資格」**です。

臨床検査技師の中でも、
輸血分野に特化したスペシャリストですね。

試験は
・筆記試験
・実技試験
の2段階で構成されています。

内容もかなり幅広くて、
• 血液型検査
• 不規則抗体
• 輸血療法の適応
• さらには移植やHLA検査まで

しっかり実務経験+勉強がないと太刀打ちできない試験です。


なぜ取得しようと思ったのか


きっかけは、ちょっとした違和感でした。

私は県医師会の精度管理事業で、
輸血部門の担当をしていました。

つまり、
他施設の検査技師に対して
「ここは是正してください」と指摘する立場です。

でもあるとき、ふと思ったんです。

「認定資格も持っていない自分が指摘して、説得力あるのか?」

この違和感が、すべての始まりでした。

知識だけじゃなくて、
「資格としての裏付け」も必要だなと感じた瞬間です。


勉強方法


勉強期間は、約1年です。

メインで使ったのはこの2冊👇
・スタンダード輸血検査テキスト
・輸血・移植検査技術教本

やったことはシンプルで、

👉 とにかく最初から最後まで通読

知らないところが出てきたら、
ノートにまとめる or コピーして貼る。

そうやって
“自分だけの参考書”を作っていきました。



暗記が必要な部分は、アプリを活用。

適合率などは、
自作問題を作ってひたすら反復。

「毎晩寝る前に1回解く」
これを1年以上続けました。

地味ですが、これが一番効きます。


難しかったこと


一番苦労したのは、
移植・HLAの分野です。

というのも、
私の勤務先は中規模病院なので、
このあたりは日常業務ではほとんど扱いません。

つまり、
完全に“机上の知識”で戦うしかない領域です。

同じような環境の方は、
ここを意識して早めに対策しておくと楽になります。


意外だった実技試験の話


試験前、先輩たちからよく言われていました。

「実技試験で正常検体は出ないよ」

…でも実際は違いました。

普通に、正常検体が出ました。

そして問われたのは、

「この結果に対して、どう輸血対応するか?」

私の答えはシンプルです。

「正常なので、通常通り対応します」

これで合格でした。

もちろん、その後に応用問題は出ましたが…

ここで思ったのは、

「正常は出ない」というのは思い込みだったということ。

どんな検体が来ても、
冷静に判断できるか。
正常検体に見える検体と、本当に正常な検体。
これを見逃していないか。

そこを見られている試験なんだと感じました。


まとめ


✔ 認定輸血検査技師は輸血分野のスペシャリスト資格
✔ きっかけは「説得力を持ちたい」という実務上の違和感
✔ 約1年、テキスト通読+暗記アプリで継続学習
✔ 移植・HLA分野は特に重点対策が必要
✔ 実技試験では正常検体も出る可能性あり

認定輸血検査技師を取得するまでに経験したことを、たくさん綴っていきます。

これから受験する方の不安が、少しでも減れば嬉しいです。

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