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「AIに仕事奪われてね?」対談から考える、ライターの生存戦略〜過渡期の今こそ踏ん張りどきだ!

こんにちは、水無瀬あずさです。

仕事とゲームと日常に追われている間に10月が終わりそう。やばい。前回、9月の振り返りを書いて以来のnoteですが、今日は頑張って更新してみます。えらいぞ私!

さて私、先日からポケモンレジェンドZ-Aをプレイしています。Xでは様子のおかしいメガシンカスターミーが連日話題ですが

私はまだまだそんなところまで行くことなく、ひたすらミアレの街を彷徨っています。いや広すぎんだろが目的地になかなかたどり着けないYO!!いったんチュートリアル的な部分をこなしたら前回の『バイオレット』同様、触りの所感noteを書きたいとこですが、はたしていつになることやら・・・?とりあえずマチエールさんの最初の依頼3件を早く終わらせたい。

とまあ、近況はそんなところなんですが、今回はそんな話ではなくて、毎月お仕事をいただいているWorkship Magazine様で今月公開されたAI関連の記事の紹介がしたいのです!記事のテーマはずばり、「AIに仕事奪われてね?」。私と同じくライターおよびエンジニアとして働く皆さんにとっては、なかなかタイムリーなネタではないでしょうか。

昨日編集の方から「記事、かなり反応がいいです!」というお褒めの言葉もいただき、たいへんうれしい限りです。とはいえ現状を鑑みるに、なかなか笑ってもいられないのが昨今の実情なわけでして。いやあ厳しいです、ライター界隈。新しい案件、応募してもなかなか決まらないよー!!

そこで今回は、「AIに仕事奪われてね?」の記事を執筆し、また公開されたものを読んで改めて感じたことなどをまとめていきたいと思います。noteにはライターさんが多いですけど、ライターさん以外でも、AIとのこれからの付き合い方について改めるきっかけにしていただければ幸いです。


「AIに仕事奪われてね?」の対談記事が公開!

10月に入り、毎月お世話になっているWorkship Magazine様で、対談記事が公開されました!前・後編のシリーズものです。

「ぶっちゃけもうAIに仕事、奪われてんじゃね?」という自虐とも取れるようなテーマで、Workship Magazine編集部の皆さんと夏ごろにオンラインで対談した内容を記事化したものです。執筆自体は8月には完了していたのですが、紆余曲折あっていろいろ手戻りが発生し、ようやく今月になって公開されました。無事公開されてよかった・・・!

対談形式になっているので、難しい内容とかは一切ナシ。読みやすく、そこそこ面白い記事になっていると思います。ぜひご一読ください・・・!

私はライター歴4年目ですが、基本的に取材などはしないスタンスなので、こういう対談記事って本当に初めてで。一体どんなふうになるの・・・!?と直前までかなりビクビクしていたんですよね。でも編集部の皆さん(夏野さん・しろさん・ゆうゆうさん)の雰囲気が非常に穏やかで話しやすく、おかげでかなり楽しく参加できました。いい経験になったな~!

エンジニア兼ライターが対談を通じて考えたこと

公開までなかなか紆余曲折あった「AIに仕事奪われてるんじゃね?」対談記事。執筆の際、また公開されて読み返してみて、改めて今、AIとの付き合い方や働き方について考える必要があるんじゃないかと思いました。そんな私の中での考えをまとめていきます。

ライターはもう「誰でも簡単にできる」仕事じゃない

そもそもライターという仕事は、「誰でも簡単に始められる!」「在宅でも10万は普通に稼げる!」みたいな入り口で、おそらく副業として最もハードルの低い仕事でした。私がライターを始めた4年前には、「文章を書くのが苦手でも大丈夫!」みたいなSEO記事をよく見かけました。

しかしそれも今となっては昔の話。AIの登場は、ライターという仕事の本質を大きく変えてしまったように感じます。「日本語がそこそこ書ければいい」仕事から、「文脈や読者をしっかりと読み取り、それに対応できる瞬発力が必要」な仕事へと変容とさせてしまったのです。

「クラウドソーシングなどで案件が激減している」「詐欺案件ばかり」なんて声は最近よく聞きますが、昨年から今年にかけて本当にあっという間に、ライター界隈はAIに席巻されてしまいました。初心者の登竜門だったクラウドソーシングは低単価の搾取案件が増え、表立ってライターを募集する企業も着実に減っています。

私も最初はクラウドワークスで仕事を獲得し、1年ほどお世話になった身です。あの頃はまだ生成AIが登場する前だったため、今考えると「本当にギリギリのタイミングだったなあ」と心底思います。

あと1年でも遅かったら、今のような働き方はできていなかったでしょう。とはいえ私も決して安定しているわけではなく、今後仕事が続けられるかは大きな分岐点。毎日危機感を持って、信頼を得るべく前のめりでお仕事に臨んでいます。

もはやライターは、初心者が「誰でも」「簡単に」できる仕事ではなくなったんですね。

それでも「書く」を仕事にしたい!

AIによって代替されゆく世の中にあって、ではライターを手放して別の仕事に行くべきなのかもしれない。でもだからこそ今、改めて自分がライターとして働く意味について考えてみたときに、「ああ私、『書く』のが好きだなあ」って改めて思いました。この手で、この文章で、まだ勝負していきたい。

最近は生成AI(ChatGPT)を使って記事を書くことが多くて、もちろんAIの出力をそのまま提出するわけではなく、しっかり精査し自分の文章として納品はするんですが、昔ほど「ゼロから文章を組み立てていく」という作業はなくなりました。単純に「文章を書く」機会は減っていることになります。

「文章を書くことが好きだったんじゃないの?AIに書かせていたら、自分で『書く』ことにはならなんんじゃないの?」と感じるかもしれません。でも違うんですよね。私は別に、なんでもいいから文章を書きたいわけじゃない。ちゃんと伝わるコンテンツを、伝わる形で届ける過程において、『書く』ってプロセスが大事なだけ。

例えば今はChatGPTを活用して記事を書いていますが、「こんなふうに書いて」とハンドリングするのはあくまで私だし、生成されたものは私っぽく作り直すし、その過程で「でもこんな情報も必要じゃない?」「やっぱこの情報は要らない気がするよね」みたいな感じで、本当にアシスタントとやり取りをしながら作りこんでいっている感じなんですよね。

それは確かに、「自分で文章を書く」作業ではないけど、内容をあれこれ精査しながら「質の高いコンテンツを作りこむ」という意味で、ちゃんと『書く』作業だと思います。何ならAIを使わなかったときよりも、今の記事のほうが明らかに精度は上がっているしね。

AIによって、私の記事の作り方は大きく変わりました。でもやっぱり本質はコンテンツを作るために『書く』仕事だし、できる限りこの仕事に喰らいついていきたいと思います。

AIは「正解」を教えてくれるわけじゃない

Workship Magazineの「AIに仕事、奪われてね?」の記事の中で、夏野さんが「海外でChatGPTに経路をいろいろ聞いたけど、間違った情報を出されて困った」というエピソードがありました。すごく面白い話で、笑っちゃいけないんだろうけど思わず笑ってしまったわけですが。これ、広くAIが広がりつつある今、多くの人が勘違いしている部分だと思いました。

というのも、生成AIは検索エンジンとは違うんですよ。これ、私が「Codezine」で技術カンファレンスの記事を執筆した一番最初、株式会社NextInt代表・中山心太さん(通称「ところてん」さん)のお話で聞いたことです。

「ChatGPTのベースとなったGPTは次の単語を予測するAIであり、事実を答えるAIではない。この点がミソで、つまりここに並ぶべきは中華料理屋っぽい名前であれば何でもいい。事実に基づいているかどうかではなく、繋がりやすいかどうかを答えているに過ぎない。だから存在しないお店の名前ができあがってくる」
「だから検索だと思って使うと絶対に失敗する。一方でChatGPTは演繹性や機能性、抽象化能力が高いので、議論のパートナーとして使うとものすごくパワフルに機能する」

引用:Codezine

AIモデルの性能はこのころより確実に上がっているけど、ところてんさんのこの言葉にすべての本質が詰まっていると思います。つまりAIは、確率的に「予測」しているだけで、「正しさ」は二の次である、ということ。最近はAIからも検索ができるようになったとはいえ、本質は変わっていないんです。AIの出力を100%信じてはいけない。話半分に聞き流さないとダメなのです。

一般的に、「検索」によって私たちは「事実」を確認しようとしますよね。でもAIにとって、そもそも事実かどうかはそこまで重要ではないのです。人間との言葉のキャッチボールを楽しんでいるだけだから。そんな状態で、AIを「検索」と同じように使ってしまうと、あら大変。事実とは違うことも含まれちゃうよというお話ですね。AIを使う以上、このことを常に頭のどこかにおいておく必要があります。

ところてんさんのこの講演は、私の中の「AI像」を明確に形作ってくれて、今もAIと適度な距離で付き合うためのベースになっています。まだAIへの認識が未熟だった時期に、このカンファレンスに出会えて本当に良かった。私が行動変容を起こすきっかけをくれました。

「人間臭さ」で差別化できるか

昨今のAI、文脈もしっかり理解した文章を生成してくれるようになったので、文章の流れや正確さでは太刀打ちできなくなりました。じゃあライターはどうやってAIと差別化していくのかといえば、やっぱり「人間臭さ」だなあって思います。実際、対談で「AIにないものは何か」って話になった時も、それって人間らしい感覚だったり感性だよねって結論づけています。

人間臭さってたとえば、全然論理的ではないけど感情に突き動かされてついつい体が動いちゃうみたいな。物語や芸術作品は、やはり人間の感性と琴線に触れるものであって、大きく違う部分ですよね。

あとはよくnoteでも書いているけど、「体験」を伝える記事。自分の五感で感じたものは、AIに代替されることはないのです。SEO記事であっても、ちゃんと「体験」の温度感を伝えられるかが、今後勝負になっていくのかな、と思っています。

そういえば、お仕事でお世話になっている金指さんのポストを前に見てナルホドと思いました。「第一歩」、ChatGPTは好きですよね。

また金指さん、以前チャットでやりとりさせていただいたときに、「あまり理路整然としすぎている文章だとAIっぽくなってしまうので・・・」みたいなことも話しておられて、なるほどなあと思ったなど。あえて文章を少し崩すことで不自然さを出し、AIっぽさをなくす。これって一種のテクニックだなと感じました。今後、記事に漂う「AIっぽさ」をいかに減らしていくかは、ライターにとっての大きな課題になるのかもしれません。

ちょっと話は逸れるけど、先日大好きなゲーム『ペルソナ5 スクランブル ザ ファントム ストライカーズ』を再クリアしたんですよ(たぶん3回目)。でね、このゲームの主題がAIでですね、なんかいろいろ考えるところがあったので、その話も近日中にnoteで書く予定なんですが。

ゲームの中で、敵となったAIが「理解不能・・・人間、理解不能・・・」と戸惑うシーンがありまして。そもそもさ、人間をAIが本当の意味で理解できるわけはないんだよなあ。だって心がないから。でもって、「正解がない」ところから、無理やりでも自分なりの答えを導き出せちゃうっていうのが、人間の歪さであり、同時に素晴らしさなのかなあとも感じました。

どこかでいずれ「人間」に回帰するだろう

「AIに仕事、奪われてね?」の対談の中で、しろさんが「今『これからはAIだけでやろう』と判断した人たちにも、成果が思うように上がらない時期がどこかで来るとは思います。そうなったとき、編集の価値は今後もっと上がってくる」と発言されています。これ、本当にそうだなと思いました。

AIに限らず、新しいものが出てきたとき、世の中の多くの人はそれに飛びつき、古いものや種類の違うものを捨てようとするんです。でも我に返った時に、「あれ?実は前のほうが良かったんじゃね?」みたいになって、新しいものも古いものもフラットな状態になっていく。

だから、きっとAIが「当たり前すぎる」世の中になったとき、ふと「あれ?これ人間がやったほうが良くね?」って立ち止まる瞬間が、この先必ず来ると思います。この回帰ポイントは、おそらく人間の巻き返しのチャンス。今はちょっと分が悪いけれど、情勢をしっかり見守っていきたいところですね。

今って、「AIがあれば効率的だから!」っていろいろな会社が採用を絞っています。「未経験や微経験者は要らない、AIをうまく使ってくれる中堅が欲しい」ってね。でもこれはとても危険な考え方だと思います。だって今中堅の人にだって、新人の頃があったんだから。中堅って、いきなり育てられないんですよ。

AI至上主義で新人育成を怠ってしまえば、数年後には「中堅さえいない」ディストピアが待っています。それはまるで、新卒を絞った結果今になって人材が不足してしまった就職氷河期のよう。

採用がないためにスキルと経験が身につかず、キャリア構築に失敗してしまう人が続出する未来・・・考えるだけでも恐ろしいことです。たとえコストがかかって非効率でも、若手を育てる気運がなくなってはならない。そういう意味でも、来るAI社会がどのような軌道を描くのか、注意深く見守っていく必要があると感じました。

結び|ライターよ戦え、AIとともに!

なんかつらつらと思ったことやAIに対する考えをまとめてきましたが、結局今までに書いた内容とあまり変わりませんよね。AIを活用するべきだけど過信するな、確固たる自分の中で心を貫け、みたいな。最終的には正しい・正しくないよりも、芯の強い人が生き残るものだと思うので、とにかく自分の意志で、やるべきことを着実にこなしていこうと決意を新たにしました。

私と同じくいろいろ危機感を持っている皆様、ともに無理のない範囲で歩みを進めていきましょう。仕事も大事だけど、休憩も大事だしね。

なんかAIについての考え方とかの記事が増えてきた気がするので、この記事も含めてマガジンにまとめようと思います。次はたぶん、『ペルソナ5 スクランブル ザ ファントム ストライカーズ』に関連したAI記事か、またはポケモンのプレイ所感かどっちかの予定。

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