(雑記)歴史と物語のグラデーション

歴史/物語

英語のhistory・storyは同じ語源(フランス語←ラテン語←ギリシャ語)
フランス語histoireは「歴史」「物語」のどちらへも訳せる言葉
「歴史を語る」という日本語も、「『物語としての歴史』を語る」のニュアンスを含んでいる気がする

「歴史」「物語」は見方によっては地続きなのかもしれない
叙事詩はまさに「物語としての歴史」「歴史的な物語」

歴史的事実

「歴史的事実(いつ、どこで、誰が、何をした)」は、それぞれ一つ一つ独立した事項
歴史的事実同士を関連付けたり影響を見出したりする際には物語性が生まれてくる
歴史的事実そのものが物語を含むというよりは、事項へ・事項同士への「意味付け」が物語になる

グラデーション

・「歴史的事実」
いつ・どこで・誰が・何をしたかという「歴史的時差」は、本来は誰にとっても同じ情報になるはず
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・「物語的な歴史」
学校等では、知識として定着させるために意味付けされた「物語要素のある歴史」として教わって受容していることが多い
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・「歴史モチーフのフィクション」
ドラマ、映画、漫画、小説etcであれば、それが「実在の人物の伝記物」であってもストーリー性やキャラクター性を強めるために脚色や誇張をしていることもままある
「歴史のなかのある時代と場所を舞台として、架空の人物を主軸とした物語」の場合もある

(おまけ)

ヴィクトル・ユゴー『レ・ミゼラブル』(小説→舞台、映画、ドラマ、漫画など様々なメディアミックスあり)は、歴史的事実としての「六月暴動」を民衆側・体制側・また別の立場から多面的に描きだしている超大作。
ぜひお気軽にレミゼに沼りましょう👍

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