Vol.10 【間取り公開②】プラントエンジニアが考える「メンパ最適化」10の決断(7位〜5位)
「お風呂の窓は本当になくて大丈夫ですか?」
「土間が大きくするんですか?それはBESSならではかもしれませんね。」
「太陽光って元取れるんですかね?東京のような手厚い補助金はありませんよ」
BESS担当者さんはまた困惑した顔をしていました。
こんにちは、ビーヅクリです。
前回は、私がお勧めする「こだわった間取り・設備ランキング」の第10位〜8位(ベランダ削除、ニッチ、扉削除)をお伝えしました。
特に扉に関しては、「そこまでやるか?」と思われたかもしれませんが、これらは全て私の「メンパ(メンタルパフォーマンス)」を高めるための戦略的決断です。
今回は、さらにディープな第7位から第5位を発表します。
常識的に考えれば「あって当たり前」のものを削り、 逆に「なくてもいいもの」に大金を投じる。
その狂気とも言えるエンジニアの思考回路と、それを冷ややかに、(時に温かく)見守る妻の反応もお楽しみください。
【第7位】 水回りの「窓」を徹底削除(風呂・洗面・トイレ)
■ 削除理由: 「掃除」というタスクを、物理的に消滅させるため。
ところで皆さん、なぜお風呂やトイレに窓が必要ですか?
空気の入れ替え? 明かり取り? 確かにそれも一理あります。
でも、窓があることのデメリットを考えたことはありますか?
断熱性能の低下: 窓は熱の出入り口。冬のお風呂が寒い最大の原因です。
防犯リスク: シルエットが外に漏れるリスク。
掃除タスクの発生: 結露する → カビる → 掃除が必要。
私は根っからのエンジニア気質で、「未消化のタスク」が溜まっていくことに強烈なストレスを感じます。
窓のサッシにホコリが溜まっている
お風呂の窓枠に黒カビが生えそう
これが目に入るたびに、脳のリソースが「あ、掃除しなきゃ」と奪われる。
この「脳内メモリの無駄遣い」こそが、メンタルを疲れさせる正体です。
(「どんだけ豆腐メンタルなんだ」と言われるかもしれませんが、それほど面倒事が嫌いなのです)
【ビーヅクリの解決策】
お風呂、洗面所、トイレ(一部除く)。 これら水回りの窓を徹底的に削除しました。
換気は? → 24時間換気システムがあれば、窓を開けるより効率的に換気できます。
明かりは? → ビーヅクリ家のお風呂は夜派です。照明があれば十分です。
寒くない、カビない、掃除しなくていい。しかも防犯面も良い。 窓をなくすだけで、未来の掃除タスクが「ゼロ」になります。
【妻の反応】
私の「理論」よりも「感性」で生きる妻。 窓の削除については、こう言い放ちました。
「お風呂が寒くないなら、それでいいよ。防犯面にも良いしね。ただ……」 「トイレだけは明かり取りをつけて。その方が気分が明るいし。」
……はい、承知いたしました(トイレだけは小さな窓を残しました)。
【第6位】 土間面積の最適化(拡大)
■ 採用理由: 「玄関は散らかるもの」と認め、散らかっても良い広さを確保する。
皆さんの家の玄関、靴が揃っていますか? 「靴を脱いだら揃えなさい!」と、毎日お子さんを叱っていませんか?
私は、その「叱るコスト」をゼロにしたかった。
今の住まいは玄関が狭く、靴が溢れかえり、出かける時に「あれ忘れた!」とリビングまで戻る……その往復運動がものすごくストレスでした。
そこで私が目指した玄関は、「外出に必要な全ての準備が完結する物流拠点」です。
【ビーヅクリの戦略的土間】
BESSの家は、土間(DOMA)との相性が抜群です。 私はあえて、土間をできる限り広く取りました。
実際の広さは下に貼っておきますね。
靴の整理をしない: 下駄箱は小さくていい。広い土間に「脱ぎ散らかして」あっても、それが「様になる」広さを確保する。
物流拠点の機能: アウター、ランドセル、私の仕事カバン、遊び道具。これらを全て置ける「カッコいいスチールラック」を置く。
同時並行処理: 家族3人が同時に靴を履いたり準備したりしても、ぶつからない広さ。
玄関なんて、毎日使う場所なんだから、きれいに整理整頓する必要なんてないんです。
なぜなら、真のユーザーはお客様ではなく、住む家族だから。
「散らかっていても、それがカッコよく見える(BESSマジック)」 これこそが、ズボラな私たちが目指すべきメンパの頂点です。
【妻の反応】
戦略的土間プランを見せた時の、妻の一言。
「玄関って風水的に南側に配置してね」
……そこ!?(エンジニアのロジック、完敗)

【第5位】 太陽光発電と蓄電池の設置
■ 採用理由: 「電気代もったいない!」という小言を、金で解決する。
皆さんは、太陽光パネルをどういう基準で検討しますか?
「元が取れるか(ROI)」「売電収入」「補助金」……。
もちろん、私はエンジニアなので、発電シミュレーションや損益分岐点の計算は完璧に行いました。 その上で、最適な容量を選定しています。
ですが、導入の最大の理由は「お金」ではありません。
「家族への優しさ」です。
娘に対して、 「ドア開けっ放しにしない!」 「電気つけっぱなし! もったいないでしょ!」
この小言、言いたくないんです。 電気の無駄遣いは良くないことですが、親が眉間にシワを寄せて「お金がもったいない」と怒る姿は、家庭のメンパを著しく下げます。
「うちは太陽光と蓄電池があるから、電気は(感覚的に)タダだよ」
そう思えるだけで、娘に対して「つけっぱなしだよー(笑)」と、余裕を持って接することができる。
私は、数百万円の投資で「電気代を気にしない権利(心の余裕)」を買ったのです。
【妻の反応】
私の熱いメンパ論を聞いた妻の一言。
「太陽光? なんかよく分かんないけど、災害きたらどうすんの? 導入するに決まってるでしょ!」
……おっしゃる通りです。防災拠点としての機能、それが最強の正論でした。(※太陽光だけでひと記事書けますが、それはまた今度!)
まとめ
いかがでしたでしょうか。
【第7位〜第5位】
第7位:窓を削除(掃除タスクの消滅)
第6位:土間の拡大(散らかりの許容)
第5位:太陽光・蓄電池(小言の消滅)
BESSの家は、決してハイテクな高機能住宅ではありません。
間取りの制約もあります。
でも、限られたリソース(予算・面積)の中で、
「何を捨てれば、心の余裕が生まれるか?」
「何を足せば、家族に優しくなれるか?」
それを突き詰めるプロセスこそが、家づくりの醍醐味だと私は思います。
そしてこれが。
私が定義する 「メンパ(メンタルパフォーマンス)」 の本質です。
次回は、いよいよランキング上位! 第4位〜第1位の発表です。
そこには、家の「中心」に関わる、さらに重大な決断が待っています。
あなたが「家族に優しくなるために」 投資したいことは何ですか?
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次回はさらに深い話をお届けします。
どうぞ、お楽しみに!
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