つけまつ毛でまぶたを二重にした話。
自分はまぶたが腫れぼったく、生まれながらに完璧な一重まぶただ。
小学生まではまったく気にしていなかったが、
中学・高校になるとコンプレックスになった。
母と兄はパッチリ二重。
父と私はぽってり一重。
二重まぶたは優勢遺伝らしいのに…どうして私は父に似てしまったのだろう?と、写真を見ながら思っていたものだ。
それなりに二重にする努力はした。
でもアイプチやアイテープは不自然だし、まぶたが伸びそう。
また当時流行したメザイクは、まぶたの厚さに耐えきれず切れてしまう。
2本まとめてやってみようとしたが、不器用でうまくいかなかった。
そんなガンコなまぶただったが、
埋没も切開もせず二重にすることに成功した。
その秘密は…つけまつげだ。
つけまつげとの出会い

きっかけはバレエの発表会。
舞台メイクのためにつけまつげをつけると、
なぜかくっきり二重になることがわかった。
どうやら、まつげの根元の硬い芯(つけまつげの台座) がカギ。
これがまぶたに段差のような「支点」を作り、まぶたの皮膚がそこに押し上げられて折れ目(=二重ライン)ができる仕組みらしい。(chatgpt調べ)
当時はそんなことは知らない。
ただ、つけまつげをしている間は、
私の目はキラキラと光を取り込む。
なんだか変身しているように感じていた。
エブリデイ、つけま

そして、大学に進学する時に、ふと気づいた。
毎日つけまつげをすれば、ずっと二重でいられるのでは!?と。
一度心を決めれば、猪突猛進。
その日から、私のつけま生活は始まった。
ドラッグストアで一番ナチュラルなつけまつげを選び、いくつも買いこむ。
そして雨の日も風の日も、遅刻しそうな日だって(オイ)、毎日つけまをつけて行った。
二重だとアイシャドウもしやすく、正直盛れる。
その状態で新しく友達を作るので、
むしろつけまつげがないと別人になってしまう。
大学生活でつけまをつけない日はほとんどなかった。
そんな日々が続いて2年ほど経ったころ…
とある変化に気づいた。
つけまつげを外した後すぐに一重に戻らず、
しばらく二重を維持できるようになっていたのだ!!
毎日つけることでクセがついて、まぶたに線が薄くつきはじめていたのだ。
また、目にクッと力を入れるように斜め上を見上げると、
二重になるテクニックも編み出した。
ここまでくると、希望が見えてきた。
もしかして、つけまつげしなくても二重にできるんじゃない?
そこで、日中はつけまつげをつけ、
外した後も自力で二重にする時間を増やす。
この習慣を繰り返した。
そしてつけま生活を始めて3年目。
ついに、つけまつげがなくても二重まぶたにすることができた。
それから10年が経った今でも、
変わらずに二重をキープしており、
もはや元から二重だったような気さえしているぐらいだ。笑
(ちなみに、今の夫にカミングアウトする時はだいぶドキドキしたが、それは別の記事で書こうと思う。)
もしつけまつげに出会ってなくても、自分は整形手術には踏み切れなかっただろう。
失敗するリスク、周囲からどう思われるか…
ビビりな私には、これらを乗り越えられる勇気はない。
でも、毎日のちょっとした努力で、自力で二重に変えられた。
これは"整形"と、"整形しない"の間にある、第三の道。
今までの自分の延長線上に自然にいられて、心がとても楽でいられる。
同じことで悩む人は、きっとどこかにいるはず。
この文章が一重まぶたに悩む誰かの役に立てば、とても嬉しい。
