【推し語り】永遠に輝き続ける星 安室奈美恵さん
※語りすぎてめちゃくちゃ長いです
2017年9月20日 親の車の中でメールを受信した。
fan space(安室奈美恵ファンクラブ)からのお知らせが届いていた。
「ファンの皆様、いつも応援していただきありがとうございます。」
ふんふん。今日安室ちゃんの誕生日じゃん!何かイベントのお知らせかな?
「わたくし安室奈美恵は、2018年9月16日をもって引退することを決意致しましたので、この場を借りてファンの皆様にご報告させていただきます。」
時が止まった。何かの間違いじゃないかと思って何度も何度も読み返した。
え・・・?来年、引退?
言葉の意味を咀嚼できないまま、ただ涙が止まらなかった。
普通に会話していた娘が突然無言で泣き始めたから、親はものすごくびっくりしていた。

私が安室ちゃんを推すようになったのは高校1年生の時。
ラジオから聞こえてきたHide&Seekがかっこよすぎて、MVのビジュアルがあまりに美しすぎて、衝撃が走った。
沼は深い。のめりこんだら一瞬で引き込まれる。
時代は浜崎あゆみ、倖田來未の二大巨頭。
どんなに良さを語っても、世代が少し違っていて、高校生という狭い世界では一緒にハマってくれる人は見つからなかった。
当時はバイトもしていなかったので、親からもらうお小遣いを1年間ためてファンクラブに入った。
そして、高校二年生の時 生まれて初めて(しかもたった一人で)ライブに行った。
生の安室ちゃんは、それはもう神々しくて、スタンドの端っこの3人席、隣はいちゃいちゃカップルだったけど、カップルが引くほどに号泣した。

大学生になったら、バイトで稼いだお金はほぼ安室ちゃんグッズに消えた。
CD、DVD、ライブグッズ・・・
ファンクラブに入って数年たつとアリーナの良い席が必ず当たるようになって、「あいつのチケットは神席」との噂が広まり、たくさんの友人ともライブに参戦した。
そのどれもが私の青春の素敵な思い出だ。

ライブでは安室ちゃんはMCはしない。
常に休憩なしで歌って踊って、一番最後にちょびっと挨拶するくらい。
もっと声が聴きたい!と寂しく思うことはあるけど、
トークじゃなくて歌やダンスを見てほしい、そういうストイックな姿も本当に格好良くて大好きだ。
ハマりにハマって、ほとんどすべての安室ちゃんの曲は歌えるようになった。
自分が生まれる前の曲も、全部マスターした。
安室ちゃんは私のすべてだった。
引退のニュースの後、一度は涙したものの実感が無さ過ぎた。
丁度この頃、仕事で病んで休職していたので、
私生活もバタバタしていて深く考えることも無かった。
そして迎えた最後のライブ。
さすがに競争率が高くて、絶対に行きたかった千秋楽公演は落選した。
何気に初めての落選だったので、衝撃だった。
なんとかチケットを確保でき、初日のナゴヤドーム公演に参戦。
ライブ会場に入って初めて、「もうこれで終わりなんだ・・・もう安室ちゃんに会いに行けないんだ」という気持ちに襲われた。
会場に入ってからはずっとうるうるしてて、ひたすらに友人に慰められた。
一曲一曲、噛みしめるように聞きたかった。
でも気を抜くとこれで最後・・・という気持ちや安室ちゃんに支えられてきたこれまでの思いがあふれてきて、
せっかくの最後のライブなのに集中できない自分にひたすらに腹が立った。
セットリストが終わって、アンコール前。
ここで会場からいつもの奈美恵コールが入る。
私も、会場の人たちも、本当に喉がガラガラになるくらい必死に名前を呼び続けていた。
じわじわ、じわじわ、これで最後、これが最後という気持ちが押し寄せて頭の中はぐちゃぐちゃだった。
そして、ライブTシャツを着た安室ちゃんがステージに戻ってくる。
うん。いつもの流れ。
この後もう一度歌って、「また遊びに来てね~!バイバーイ!!」で終わる。
もう終わっちゃう・・・
と思ったら、全然歌が始まらない。
安室ちゃんが花道までゆっくりやってきて、マイクを持ってぺこりと礼をした。
汗をタオルで拭って「ふぅ。」と一言。
あれ?いつもとちがう。
安室ちゃんがマイクを持って・・・話している!?
異例の、と言ってはあれかもしれないけど、本当にライブでは久しぶりのMCだった。
私が通うようになってからは初めて。
安室ちゃんの口から引退について改めて語られ、これまで支えてくれてありがとうと続く。
もう目からも鼻からも、口からもあらゆる汁が止まらず、えぐえぐ泣いた。
一緒についてきてくれた友人もうるうるしていた。反対側にいたお姉さんも大号泣だった。
みんなのすすり泣きの中、安室ちゃんのMCは終わり、最後の曲へ。
安室ちゃんは一瞬で駆け抜けていった・・・
「ありがとう!バイバーイ!」
最後の挨拶はいつもと同じ。でもまた遊びに来てね、という言葉は無かった。
もうこれで本当に終わってしまうんだ。
私はもう、えずくレベルで泣いていた。
そして隣のお姉さんも。
どちらからというわけでもないけど、なんとなくお互いに、根っからの安室ちゃんファンだろうというのは肌で感じていた。
安室ちゃんファンなら、家族・・・
唐突にお互いに向き合って、何の言葉もなく抱き合い、わんわん泣いた。
名前も知らない人なのに、お互いに抱き合いながら、これからどうしていけばいいんだろうとか言いながら肩や腰をしばき合った。
退場制限していたこともあり、アリーナのそこそこ良席だった私とお姉さんは、結構長い間声にならない奇声を発しながらしばき合っていて、やや目立っていたらしい(ちょっと引いていた友人の目撃証言によると)。

一生捨てられないよ
その後2018年9月16日をもって安室ちゃんは引退した。
そんなこと言いながら、時々顔を出すんでしょう?なんて期待もしていたけど
やっぱり安室ちゃんはストイック。
イベント開催とかはあったものの、メディアに姿を現すことは一切なかった。
潔くて、やっぱり格好良い女・・・
数年すると安室ちゃん関連のサブスクも停止した。
普段はAmazon musicユーザーなのでサブスク停止に伴って、めっきり安室ちゃんを聞くことは減ってしまった。
最後のドーム公演ツアーは、ファンクラブ限定でBlu-ray5枚組を買うと自分の名前が印字される。
もちろん買ったけど、何度も開けて癖がついたり、傷がつくのが嫌だし、視聴開始した瞬間に反射で涙がこみあげて嗚咽する影響もあり。
ファンのくせに何をやっとるんだ!と怒られそうだけど、最後まで通しで見れた試しがない。
もうあれから7年も経つのにね。
安室奈美恵というスーパースターは、私の中で永遠に輝き続ける星。
きっとこれからも、いつまでも私に強い影響を与え続ける。
40代になった時に、私は安室ちゃんのように強くて格好いい、美しい女性になれているのだろうか。
あの時私と体をしばき合ったお姉さんは、いまどうしているだろう。
この記事を書いていると、つい色んな事を考えてしまう。
今度安室ちゃんの曲を聴いて一日過ごす、安室ちゃんに浸る休日を計画しよう☺
安室ちゃんを知ってる人も、知らない人も、
「Get Myself Back」「The Meaning Of Us」を聴いてほしい。
落ち込んだ時にすごく勇気をもらえるからおすすめです。
安室ちゃんのバラードは、自律神経に良すぎる。
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