自然の中で大声で泣いた。
最後に理由もなく号泣したのは、いつですか?
ここ数日、アルプスの麓はずっと雨である。
ここ最近毎日走ると決めているので、ちょうど日が差した仕事の昼休みに、ランニングシューズを履いて外に出た。
雨の中走るのは、嫌いではない。都市を走るときはいつもイヤホンで音楽を聴いているけれど、山に囲まれるとなぜか音楽が鬱陶しくさえ感じる。
イヤホンをしまって、静寂と雨の音を楽しむ。だんだんと身体が軽くなり、呼吸が整ってきて、頭がすっきりしてくる。何も考えなくていい時間、至福。

そんな時、林道から出てなんか視界がパッと開けた。草原。遠くに見える山。その瞬間、思わず涙が出てきた。なんじゃこりゃ??
そこから、もう号泣笑
謎に涙が止まらん止まらん。
自然の中で1人ぽっつり。地面に倒れるようにワンワン泣き崩れてしまった。別にかなしいことも何もないのに。高原の先にそりたつ山の絶壁を見ると、なんかすごい包容感というか、自然の壮大感というか、説明できない何かにただただ圧倒されてしまって。
大声で泣いて泣いて(笑)
そしたら、本当にスッキリ。
我に帰ると、周りを見渡して目撃者がいないことをチェックするほどにも、自分自身に驚いてしまった。今の、なんだったん?
理由もなく泣けるってなんか素晴らしい。贅沢ですわね。
