2025/02/23 2日連続失敬日記。
さてと。今日は漫才新人大賞前日なもんだから、稽古をしないといけない。18時から後楽園の公園に集まる。
それまでは明日の二本のネタを、自分の中で思いつく限りの直すところを無くす。その後は実際にやりながらの気になる表現方法を直すことになっていく。
18時前に公園に到着する。やがて田川くんもやってきて、さっそくネタ練習をやる。
私はこういった賞レース前のネタ合わせが嫌いである。いや、ネタ合わせをやること自体が嫌いなわけではない。田川くんと一緒にいるのがしんどいのだ。めちゃ嫌なこと言うなと思うだろうけどちょっと待って欲しい。
ライブの出番前のネタ合わせなんかは、田川くんもネタをおぼえるのに必死なところもあり、難なくこなせる。
しかし、賞レース前だと彼の悪い癖が出る。それというのが「笑いながら意見を言う」というやつだ。これについて、2年前くらいに私が直接注意したことを日記にも書いた気がする。私は「こうしたほうがいいんじゃないかと思う」と真面目に言う。それに納得していない場合「ははは。それって違うんじゃない。だってさぁ〜。」というように、ただ反対意見を言うのではなくて小馬鹿にした態度をとるのだ。それはさすがに感情を逆なでる行為だからやめたほうがいいですよと直接言った。彼もかなり反省していたようだ。
しかし時が経つにつれてそれが戻ってきている。
私も、誰かと話していて、意見を言われてそれは違うだろうと思うことはある。しかしそれも一つの意見だから、なるべく受け入れるか折衷案を探す。バカにするようなことはしないでいるつもりだ。
彼は自分が格好悪いと思われるのが嫌いな人間である。だから常に上に立っていたくて、自然と他者を馬鹿にしている態度をとってしまう。それは彼の特性であるから仕方ないと思いつつも、改善はしたほうが良い。
このネタについては私がうなってひねって生み出したものだから、せめてリスペクトは持ってもらわなければ困る。
こんな身近な人の作ったものにリスペクトが無ければ、当然、他のコンビへのリスペクトも失ってしまう。
それはお笑いとしての前に、人として大事なところだと思う。他者の仕事に対して一定、尊敬の念を忘れてはいけない。なぜかと言えば、人を軽んじる人は人から軽んじられる。どうしようもない人間になれば周りもどうしようもない人で固まることになる。それじゃあ生きていて楽しくないですよね。
という気持ちはあるが、もう時間も無いから人生についての授業は今回はやめておいた。もう30からのおじさんにこんなことを言っていては、私もダメ人間になってしまう。年をとるほど黙って、態度で見せることに美学を感じるものだ。
ま、こんなことをうじうじ言っている私の方がよほどロクなものではないのですけどもね。
ということで練習を20時過ぎまでやって解散する。
今日もよく働いた。明日は新人大賞だ。変に形式ばって、普段と違うことをしたほうが悪いことが起こりそうだから、日高屋でいつも通りの中華そばと焼き鳥丼を食べた。良い一日だった。
今日面白いと思ったことは「外から観てれば楽しいでしょうけどね。内部にいる人間のストレスと来たらすごいですよ。」
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こんなつらい人生。ここに空き缶を置いておきます。