梅雨明けのティースプーン
日の出間近の晴れた空を
網戸越しに眺める夏の夢
もう晴れたってのに
まだ雨は降るみたい
ベランダの水鏡
何もない碧色を映して
幸福に寂しさを残して
古本屋の棚の隙間の
ほのかな残り香を感じた
憂鬱な朝支度
カップの中の宝石に
雨を降らせたくて
雲色の雫を注いだ
私の乾いた瞳が
静かに空を濁した
日の出間近の晴れた空を
網戸越しに眺める夏の夢
もう晴れたってのに
まだ雨は降るみたい
ベランダの水鏡
何もない碧色を映して
幸福に寂しさを残して
古本屋の棚の隙間の
ほのかな残り香を感じた
憂鬱な朝支度
カップの中の宝石に
雨を降らせたくて
雲色の雫を注いだ
私の乾いた瞳が
静かに空を濁した