40歳を過ぎたら自覚すべき、「無料キャバクラ」という名のハラスメント
年下の女の子には、気安く触れてはいけないし、用もないのに話しかけてもいけません。それをするには、本来なら大金がかかるのです。それが、この社会の冷徹な常識です。
同じコミュニティや同じ職場だからといって、年下の女の子に「お疲れ!」と気軽に話しかけたり、距離感を間違えて肩を叩いたり、挙句の果てには「頭ポンポン」なんていう化石のような仕草を繰り出す男が絶えません。絶滅危惧種かと思いきや、信じられないことに、僕たちの周りにはまだ普通に生息しています。
ですが、僕のように40歳を過ぎた男は、絶対にそれをやってはいけません。なぜなら、若い女の子の「時間」と「愛想」を消費することには、本来、高いコストが発生しているからです。
水商売のお店に行けば、座って話すだけで1時間で万単位のお金が飛びますよね。それが現実です。僕たちのような世代のおじさんは、自分が「若い女の子とただ会話をするだけで、本来は対価を支払うべき側の人間なのだ」という事実を、身に染みて自覚しなければなりません。
女の子たちには、生き残るための「防衛本能」があります。だから、目の前のおじさんがどれだけ退屈で、どれだけ的外れな話をしていようが、その場では愛想よく笑ってくれるのです。でも、決して勘違いしてはいけません。そこはあなたのための「無料キャバクラ」ではないのです。お金をかけない限り、彼女たちのパーソナルスペースに踏み込んでいってはいけない。それくらいの危機感を持って接することが大切です。
「自分は話すだけでコストがかかる存在だ」と、良い意味で絶望して接していれば、若い子との関係性が致命的に破綻することはありません。むしろ、その一線を画した枯れたスタンスが、結果として「まともな人」という信頼に繋がることさえあります。
普通の男は、抑えきれない本能のままに「若い子と喋りたくてしょうがない」というドロドロした姿勢で接してしまいます。その結果、ガツガツした必死さが透けて見え、例外なく嫌われて終わるのがほとんどです。
そもそも、40歳を過ぎたおじさんに、市場価値など1ミリもありません。モテる時代や輝かしい季節など、とっくの昔に通り過ぎて、跡形もなく消え去っています。若い女の子が、わざわざ自分の貴重なリソースを割いてまで、おじさんと話すメリットなんてどこにもないわけです。
そんな利点のない苦行に相手を付き合わせていること自体、自分の傲慢さに無自覚な、極めて「性格の悪い行為」だと言わざるを得ません。
おじさんは、キャバクラなどにお金を払って、ようやく話をしてもらえるのがデフォルトの状態なのです。
周りに年下の女の子がいるからといって、タダでその果実を味わおうとしてはいけません。気安く話しかけるその一歩が、すでに嫌われ者へのカウントダウンになっていることに、僕たちはもっと自覚的であるべきです。十分に気をつけましょう。
