Gorilla - Little Simz
2023/09/18 Instagram:rkive story(Deleted)
イギリスの女性ラッパー、Little Simz(リトル・シムズ)。
1994年生まれですが、ミクテデビューは2010年、2015年に正規アルバムのリリースでメジャーデビューしたという経歴の方。
ひとつ前のアルバム「Sometimes I Might Be Introvert」が評価されたとのことでしたが、去年12月にリリースされた5枚目のアルバム「No Thank You」からの「Gorilla」をナムジュン氏はご紹介。
複雑だー、と私が感じたのは、この曲に混ぜ込まれた色々なジャンルの痕跡。オープニングはホーン響くオーケストラ、それに絡めた女性ボーカルによるゴスペル、かと思えばベースとスネアドラムで刻むオルタナティブにザラついたリズムに乗せてかるーく歌う(ラップする)リトル・シムズのほのかに厭世的にも思えるダルい呟き。
なんていうか、頭を使う音(笑)!
さてさて、リリックはどうなの…(もう、絶対に複雑なのは音を聞いた瞬間に覚悟しましたよ…😅)
よう、親友!
誰が僕のBMWの鍵を手に入れたんだ?
一流の責任者、ゴリラになった猿
僕が鏡の中で見ているこいつは誰?
1942年の酒を飲んでタバコを吸う
僕が配達しなかった場所をひとつ指定するよ
沈黙する人影
僕はちょうど友だちにアドバイスしたところさ
3310と1パックの傷ができた
それからゴルフに行って、全員黒人でさ
戻ってきたんだよ
つまんないときにラップをしていた
痛みには強いから僕たちを壊せない
僕らがどう登りつめたかを尊重するなら
それなりの敬意を払ってくれ
新聞に載ろうとしてる
ジャマイカのヒッタはホントに僕を好きかもしれない
氷みたいに冷たい川に10本の指をひたす友だち
貯金は高額になって、別の人種になったみたい
書き溜めた曲を解き放つのを待っていたんだ
料金を保証できない場合はショーはできない
脅かすものなんかない
天と地はひとりの殺人者にたどり着くんだ
マック・ミラーよ安らかに眠れ
新しい僕がすべてを振り払い蹴飛ばすよ
次は何だ?
僕らはここに何ヶ月も滞在して
見通しについて話し合う
僕の仕事を続けるよ
雨が降り注いだって
僕はポリエステルみたく耐えてみせる
ジャングルを駆け抜けろ
彼らは決して彼を許すべきではなかった
傷や傷が化膿しないように願う
偉大なるアートコレクター
沈黙の投資家、映画監督
胸を叩いて猿の真似をするよ
墓場を変えよう
人生は自分で作るものだろ?
ああ、そうだよ
黒い服を着てジャングルを切り抜ける
帽子をかぶり人目を忍んで暮らしている
内向的だけど臆病じゃない
僕のアートは時代を超える
僕は制限をしないんだ
誰が一番優れているかについて話すとき
もっと具体的にしてくれないか
どう対処すればいいっての?
基本的に、
他は僕にとってベストのシミとほとんど同じ
あなたは僕になんの感動も与えないんだ
怒らないで欲しい
でも、僕は"ふり"をするために
ビジネスをしているのではないから
もしあなたがレンタルしたいなら連絡するよ
あるいは人生相談のコラムニストを見つけて愚痴るか
僕のメンションを戯言であふれさせないでくれ
僕についてそうやって話すのはまるで
あなたが一緒に学校に通ってた誰かみたいで気持ち悪い
日毎、イカした子、ラップ最後の希望で信頼、
僕は修復中だ
くだらないことについて
僕の意見を聞かないでくれ
なぜならあなたをいい気分にさせることに
僕は辟易しているんだよ
僕は世界にいい曲を出したけど、すぐに
貯めてた金庫にいい曲をしまった
朝テニスをしてきたんだけど
僕がスイングを始める前に
その男には警告が必要になるだろうな
録音するたびに赤信号が灯るんだ
情報提供者の額に赤信号が灯る
ほら、ゴリラの上にいるのは僕だけさ
僕が戻ってきた、うん、もっと現実的になって
今は僕らを感じるしかない
街はマイク・スキナーを連れてきたみたいに
気に入ってくれるだろう
(マイク・スキナー=The Streetsというイギリスのヒップホッププロジェクトの主要メンバー)
弱火で煮込んで、ちいさな相棒、煮込んで
そういった話はあなたを早く疲れさせるだけ
僕は別のはさみで切られている
親愛なる先祖たちと同じ布地から
だからこいつはあなたに震えを与える、
僕はとにかくカッコイイからさ
高く舞い上がれ
高く舞い上がれ
そうさ、僕たちは
何て言うの?
ねえ、僕らが住んでいる世界の中で
とても特別に聞こえるよ
それを見つけるのはとても珍しいこと
のぞいてごらんよ
そろそろ時間だ
僕らは世界のために正しいことをしてきた
僕らはこのビッチに10年以上立ち続けたんだ
知っているよね
そうだよ
言っておくけど
彼女は決して他の人を「私の愛」とは呼ばなかった
だから僕は道を切り開けたし
今では僕が一番好きな人なんだ
波に乗って、遊ばないで、
キミを船酔いさせるつもりさ
充電して、完全にガードして、
僕は解き放たれるんだ
リリックだけを読むと攻撃的というか、高みに登った者の抱える苦悩と反発みたいなものが感じられる内容なのですけど…上述の通り音楽は伝統的なものを淡々とリズムに乗せている形なのと、やっぱり声が女性のそれなので甘さがあって、キツく感じることはないように思いました。
英語圏の方は、どんな風にこういうリリックを「感じる」ものなのかなぁ。私はどうしても、短い言葉、センテンスの中にもストーリーを読み取ろうとしてしまうんだけど、そういうモノではない?
コトバと音楽…
なかなかに難しいテーマを突きつけられる、ラップの世界。もっと単純に受け取れるモノなのか…まだまだ修行が足りません。
ちなみに、この曲のMVはグラミー賞も受賞された巨匠Dave Meyers(デイブ・マイヤーズ)が監督されているそうなので、ご興味があれば…
