闇金ウシジマくんに登場するキャラクターはリアルすぎる
闇金ウシジマくんという漫画がある。この漫画は10日で5割の利息をとる、通称トゴなる暴利を貪る闇金融での、闇金会社『カウカウファイナンス』の経営者である丑嶋馨とその従業員の日常、カウカウファイナンスへ金を借りに来る客の人間模様、ダークサイドな面をこれでもかと魅せてくれるストーリーとなる。
自分の理解では、大学生になる親戚がいれば、この漫画を社会勉強として必ず読ませるべきだと思っている。むしろ公立の学校であれば、はだしのゲンを置くぐらいであれば、闇金ウシジマくんを置いたほうが健全だと思うのだがいかがだろうか?
今回、この漫画について言及しようと思ったのは、自分が地元の公立学校での同窓会を開き、この漫画のリアルさを肌で感じたからだ。
それは歯が異様に汚い、もしくはほとんど歯が無い同級生が一定数おり、漫画に登場するキャラクターの汚い口腔状況と瓜二つだったのだ。
また、闇金ウシジマくんに登場する、闇金へ金を借りに来るキャラクターはかなりどぎつい社会の底辺模様を描いている。著者である真鍋昌平氏はこの漫画を描くに当たり、かなり精力的に闇金関係者への取材を行っており、その評価はかなりリアルに描かれているとされている。
ただ、自分のように大卒でそこそこ大きな会社へ入って働いた経験がある人間からすると、ここに登場する人間模様がにわかには信じられなかったのだ。こんなキャラクター本当にいるのかよと、どこか疑っていた。
それが地元の同窓会での幹事を執り行い、そこで経験した理不尽な言動なり、社会常識を持ち合わせていない連中とのやり取りを思い起こし、この漫画を改めて読み直すと、その理解が過去と今とで大きく異なるのだ。
漫画に登場する人物は本当にリアルだと。
頭のオツムのゆるさや、常識的な行動を行えない、人として何かを失った人間の行動様式がだ。
自分が幹事した小中学校に参加した人間も、さすがにウシジマくんに登場するキャラクターほどまで落ちぶれてはない。しかしながら、連中は地元の底辺校と称される高校を中退しており、その後のうだつの上がらなさは、この漫画に登場する人間と行動様式がかなり似ている。
そして、何よりも歯が汚いのだ。
あれだけ歯が汚いなり、葉が抜けていれば誰かから指摘されそうなものだが、誰も周りで連中を気に掛ける人がいないのであろう。誰だって、あんなのと関わりたくはないし。
闇金ウシジマくんは、個人的には必読の書だと感じている。
