リモートワークの「すれ違いコミュニケーション」解消術
リモートワークが浸透して、わたしたちの働き方が随分変わりました。
・通勤時間を気にすること無く、自分のペースで仕事ができる
・家族との時間が持てるようになった
・ライフワークができるようになった
など良い面がありますが、反面不安を感じることも増えました。
・コミュニケーションに不安を感じる
・自分の成果は、ちゃんと評価されているのか?
・自分は仲間から疎外されていないか?
今日はリモートワーク環境で、上司と部下、同僚とのコミュニケーションについてお話したいと思います。
1.上司が部下に感じている不安
リモートワーク環境のコミュニケーションで、不安を感じているのは一般社員だけでなく、上司も同様に感じています。
下図は、上司が部下に感じるコミュニケーションの悩みをグラフにしたものです。

ここから読み取れる上司の不安は
部下と「目標・課題」が共有できているか?
に集約できます。
2.部下が上司に感じている不安
下図は、部下が上司に感じるコミュニケーションの悩みをグラフにしたものです。

ここから読み取れる部下の不安は
自分はちゃんと評価されているのか?
に集約できます。
3.上司と部下の「すれ違いコミュニケーション」
これらの問題を集約すると、下図のようなすれ違いコミュニケーションが原因といえます。

しかし、この「すれ違いコミュニケーション」はリモートワークだから生まれた問題ではなく、もともとあった問題がリモートワークでお互いに顔が見えない状態になったが故に、露呈したにすぎません。
4.「すれ違いのコミュニケーション」の本質から見えてくること
「すれ違いのコミュニケーション」の底流に流れているものは何か?
それはお互いの
自己承認欲求が満たされていない
ことではないでしょうか?
上司は、部下が自分の指示を理解しているか?
部下は、上司は自分の成果をちゃんと理解しているか?
このすれ違いは、お互いに話す機会が減って疑心暗鬼になった結果です。
では、どうすればお互いの自己承認欲求が満たされ、成果を上げて目標を達成できるのか?
次項は、それについてお話します。
5.「すれ違いコミュニケーション」を脱却して成果を上げるコミュニケーションにする方法
リモートワークの欠点は、お互いに温度感を感じ、無駄話を交えたコミュニケーションができないので、話の行間にある大切なことを読み取れない点です。
これは物理的な問題なので、如何ともしがたいことです。
しかしこういう環境だからこそ、やり方次第でもっと深いコミュニケーションができる方法があります。
それは、部下から上がったメールや報告書、口頭の報告の要点を抜粋し、時系列に記録する。部下と議論するときは、その記録を元に話合うことです。
例えば、部下から上がる情報を、リアルタイムにWhatに要約します。
1.What(何があって)
・メールや口頭の報告、報告書の要点を抜粋し、時系列に記録する
2.Why(何故それが起こって)
1ヶ月のWhatを見ながら、部下と何故それが起こったのか議論する。
・仮説を立てる
・課題を設定する
3.How(何をする)
・仮説、課題をもとに戦略戦術を立てる
4.Result(結果はどうだったか?)
・結果を見て、戦略戦術が正しかったかを検証をする
・次月へのフィードバックをする
この記録を元に議論すれば、お互いが何を知り、何を考え、何を感じているかを共有できるようになります。
つまり自己承認欲求が満足されます。
下図は、ロジラテ思考ノートと呼んでいますが、わたしはこんな感じでマネジメントしていました。

コミュニケーションにお悩みの方は、是非トライしください。
必ずコミュニケーションの質が上がります。
