【霞始靆随感禄】その衝動は世界の入り口

人間の、みることへの欲求は、とどまることを知らない。
近くだって。
遠くだって。
今も。
未来も。
できるだけ永く。
「あれが欲しい」
「これが欲しい」
その衝動。
ただの物欲と、片づけるのは、ちょっと、もったいない気がするんだよね。
それは、ものへの憧れでもあり、好奇心に、変わる可能性があるから。
これと一緒に、
・何をしよう
・どこへ行こう
・誰と会おう
か、等々。
湧き上がる好奇心は、その人の、毎日のエネルギーに、成り得ます。
さらに、その好奇心は、人から人へと連鎖していくことで、より、自分らしく、前を向く人が増え、世界は、もっと、明るくなっていく可能性も考えられます。
考えてみれば、私たちには、確かな目利きで
「知識を選別」
し、丁寧なメンテナンス、的確なリメイクによって、その知識を
「知恵」
に変えて、言葉に信用をのせていくことで、
「好奇心」
という、目に見えないものを、生み出しているとは言えないでしょうか。
更に、軽やかな
「知恵の所有」
は、新しい生き方をも、生み出していきます。
「好奇心」
こそ、実は、
「持続可能性」
なんて、言えるかもしれませんね(^^)
「衝動」
が開けた世界の扉は、
「好奇心」
という翼になって、私たち自身を、世の中を、ポジティブに変えていく可能性を秘めています。
素敵な衝動を、あなたから。
■BooksPicks ⇒ 今週のラインナップ
・『Mine(マイン)! 私たちを支配する「所有」のルール』

・『法とリヴァイアサン 行政国家を救い出す(基礎法学翻訳叢書)』

・『眠っている間に体の中で何が起こっているのか』

人は、手に入れたものを、
「自分のもの」
として所有したがります。
自分が、所有することに、強く執着します。
そして、その執着心ゆえに、手に入れたものと、自分が、別のものであることを忘れてしまい、その結果、それらと、自分が一体化してしまうのです。
それゆえ、それらを失ったとき、自分の一部を、切り取られたかのような、喪失感を味わいます。
所有しているかのように、錯覚しているだけなのです。
全て、一時的に、借りているだけなのですよね。
人間は、死んでゆくとき、借りていたものをすべてお返しして、命ひとつで、あの世にゆきます。
■参考図書
「あたらしい近代服飾史の教科書 衣服の標本で見る、着るものの歴史と文化」長谷川彰良(著)

「死を招くファッション 服飾とテクノロジーの危険な関係」アリソン・マシューズ・デーヴィッド(著)安部恵子(訳)

あの世に行く前に、知っておきたいこと。
大人に必要なのは、仕事ですか、肩書きですか、強さですか、優しさですか・・・
「優しい」
って、ひらがなにすると、やさしくなる。
「本を読む」
と、旅にでたくなる。
「旅にでる」
と、本を読みたくなる。
その国の言葉で、読んでみたい。
もし、そう思ったなら、今日の私に、欲しいものができたということ。
さあ~、世界を、めくろうか(^^)/
