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理想と現実が乖離する時

「幸福になるには、理想と現実の関係を知らねばならない。」武者小路実篤(小説家)

理想と現実のギャップは確実に縮まってきていますか?

どうすれば早く確実に理想と現実のギャップを埋めることができるのかを考えて行動していくことで、理想と現実の両方を客観的に見ることができるようになれるはずです。

本当はこうなったらいい、とか、理想はこうなんだけど、今目の前にある現実があまりにもかけ離れていて、もしくは、いろいろと事情があって理想の状態にはできない、という状況は、日々ありますよね。

こんなとき、どうしましょう。

コーチングを受けた方は経験があるかもしれませんが「本当はどうなったらいい?」なんて聞かれたりします。

「知ってたら今この場にいません」とか「わかっていても、今すぐ言えないことやできないこともあるんです」「だから本当はどうなったらいいって聞かれても、困る!」と言いたくなります。

まったくその通りです。

ただ、そう言ってしまっては、ここで話が終わっちゃうので、どこから手を付けるか。

どこから1歩を踏み出すか。

かけ離れてることを認めないわけじゃないし、問題や課題があることも否定しないけど、それをひっくるめた上で、じゃあ私これからどうしよう、という選択はまだできるよね、という話から始めたいかな、と私は思います。

「現実は常に公式からはみ出す。」ファーブル(昆虫学者)

自分の経験から学んでいかなくては、本やマニュアルには、どうしても限界があります。

理想と現実のギャップを埋めていくには、自分で経験するしかない事も多いから、理論やマニュアル通りだけではなく、応用が効くように経験値のバリエーションを広げていければ良いと考えます。

そう、私が一番欲しいものは、この「経験値のバリエーションを、如何に増やすか!」であり、そのために、意識していることは、ざっくり纏めると以下の通りです。

「失敗をダメージと考えない。」

「トライ&エラーを苦にしない。」

「失敗を怖がらないで幾らでも経験を積む。」

「興味を受け入れる、共有する。」

「興味を広げる、方向づける。」

「興味をつなげる。」

ニーズも環境も、日進月歩で変化する世の中だからこそ、興味を持つ⇒試行⇒学習⇒早い適応力⇒経験値アップこそが、究極の競争力となり得るし、金沢工業大学教授の三谷宏治氏は、著書「経営戦略全史」の中で、やってみなくちゃわからない試行錯誤型経営が最後の答えとしていましたね。

経営戦略全史

今の時代、試すを習慣化(「試してみた」「やってみた」系)するだけで、巨大なアドバンテージが得られる仕組みになってしまっていて、ボストン・コンサルティング・グループによれば、アダプティブ(適応)型戦略を実行のために必要な能力の1つは、実験する能力と述べています。

つまり、この実験する能力を向上するために「準備する」「実験する」「評価する」の3ステップすべてが必要不可欠であり、例えば、三犬塚壮志氏は、著書「理系読書 読書効率を最大化する超合理化サイクル」の中で、これらのステップをベースにした以下のフレームワークを読書にも応用可能だと述べていました。

<参考図書>
「理系読書 読書効率を最大化する超合理化サイクル」犬塚壮志(著)

理系読書 読書効率を最大化する超合理化サイクル

1.準備する(=読む):

本の中から自分の問題解決に必要な素材(情報)を集めて、どんな実験を行うか計画を立てる。

2.実験する(=やってみる)
1.項で集めた素材を使い、立てた計画に基づいて、現実世界で問題解決を試みる。

3.評価する(=確かめる):

試してみたことがうまくいったのか、いかなかったのか、検証する。

人間相手の場合などは想定通りにいかないことも多々ある。

うまくいかなかったとしたら、その結果を検証し、改善策を立てる。

読書は、それ自体が楽しい行為だけど、読書で得た知識やスキルで自分が変わるほうが愉しくて、読んだ内容を実践に移し、自分の成長を実感できれば、もっと充実した瞬間を味わえるはず。

そう考えると、なんだかワクワクしてきませんか?

読書でさえ、試し方が色々あって、新しいものをすぐ試してみる人のことを人柱なんていうスラングもあるくらいだから、チャレンジ精神旺盛なその人達がいなければ、世の中はつまらないものになってしまうんだろうね。

いつの時代も、フロンティアは、そうした人柱になってくれる方々が開拓してきたし、こうした試してみたを、やってのけてしまう能力って、テスト力のある人達でもあって、仕事でもプライベートでも、フットワークよく、新しいことを次々と生み出し、学習能力が高いスキルの向上は必要不可欠だと考えています。

やっぱり、「試してみた」「やってみた」系を心がけて経験値のバリエーションを増やしていくことが、人生のご褒美であり、オンとオフのメリハリが生まれ、日常に満足感とささやかな幸せをもたらし、暮らしが潤うと思っています。

そうそう、ホンダの「試す人になろう」というCMは、そんなことを主張していました、ね!

いいなCM HONDA 企業CM 「試す人になろう(研究所)」篇

「何度もやり直して」

「ずっと気になって」

「たまにボーッとして」

「しつこく相談して」

「とことん心配して」

「自然と集まって」

「いつも体で考えて」

「ちょっと困って」

「つい盛り上がって」

「すぐ無口になって」

「結局またやり直して」

「でもきっと」

「失敗するたび未来に近づく」

「試す人になろう」

試すことが大切なのは、どのような状況であっても、未体験な事柄であれば、経験してみないことには始まらないからであり、逆に言えば「不適応」=「滅び」で、状況に適応できなければ、淘汰が待っています。

このように言うと、出来ない言い訳(例えば「いやいや、「試す」なんて、誰でもできるだろう。」とか。)をしてやらない選択肢を選ぶ人や、試しに始めてみるより、やる気がでないという人のほうが多くて、試せるというのは、もう、立派な能力で、それを持つ人はそれほど多くないんだよね。

また、例えば、人から「この本いいよ」と勧められて、すぐ買って読む人は、それほど多くはなくて、新しい趣味を積極的に試す人は、ごく少数派だし、このブログの様に、とりあえず書いてみるより、何を書こうか迷って時間を過ごす人のほうが多いんじゃないかなって、そう思います。

試すのは、面倒なので、メリットがあるとわかっていても、やらない人が多いんだろうけど、今、致命的な事は、目の前の課題に対して「知らない」「わからない」「やったことがない」と考えるのではなくて、世の中の多くの課題含めた出来事、どうせ、誰も知らないし、わからないし、やったことがないことが大半です。

だから、「試さない」「変わらない」「消極的だ」「やる気が起きない」「新しいことはしたくない」が致命的とならないよに、試す能力を、大事に育て(興味を持つ⇒試行⇒学習⇒早い適応力⇒経験値アップ)て、発揮させることが今の時代の最適解なのだと、そう考えています。

ただ、例えば、なんか引っかかる人がいたり、気になることがあって自分のやるべきことに集中できていない自分がいるのも事実ですよね。

本当は、文句も言ってやりたい。

でも言えない。

丁寧にプロセスを踏んで、言えない自分を言える自分に変えていくこともできるけど、それには時間がかかりすぎて、不可能でもないけど、今この瞬間のこのモヤモヤ、心の引っかかり、言えない自分、どうしよう?

今はどうにもならないから、将来に向けての話や計画をするのももちろんありだけど、それでも結局じゃあ今この瞬間どうするんですか、っていうところが問題。

こんなときに、これがどうなったらいい?って聞かれても。

「Sounds familiar to you!?」なんていう、人間関係や自分の中のモヤモヤの話は、多かれ少なかれみんなありますよね。

あなたなら、またはもし、あなたの周りでそんな課題を抱えた人がいたらどんな話を、どんなアプローチでしますか?

今すぐ解決できないことは、これから解決するプランを作るのはもちろんできることの一つ。

それが今この瞬間、あまりに大変なら、それよりはまずは少し自分をいたわって、少しでも自分の気分をよくすることが先決です。

気分の悪い自分では、課題に取り組むことはもちろんエネルギーも出てきません。

もしかしたら、他のことにフォーカスを向けてみるのもいいかもしれない。

考えないようにしよう、って言ってもそれは逆に大変なので、別のことで少し気分転換してみる。

長い気分転換や無理に忙しくしてごまかすのはおすすめしませんが少しの間、自分が休憩することにOKを出すのも良いですよね。

少しでも状態の良い自分になったら、これからどうする?という話ももっと建設的にできるようになります。

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