【玄鳥至随感禄】目覚めよ、わたし。

”It means knowing what you are doing. Mindfulness means being awake.”
マインドフルネスとは、評価や判断をせずに、今の自分の状況や感情、思考などをありのままに受け入れる状態を指します。
▶マインドフルネスの特徴
・過去や未来にとらわれない姿勢を持つ。
・雑念を捨て、五感に意識を集中させる。
・自己認識力を高める。
・脳の活性化や集中力の向上などが期待できる。
マインドフルネスは、仏教の教えにある概念を英訳したものでしたが、心理学の観点から再定義されたことで、心身の健康につながる実践的なプログラムとして知られるようになりました。
私たちの人生は、
「無意識の行動パターン」
に操られている部分が、実は、大半だったりします。
無意識の本能は、
「自分を守る」
ことが最重要なため、
「無意識の選択」
に任せてばかりいると、人生は、
「安全」
や
「守り」
に偏りがちです。
では、まったく、リスクを取らずに、成長や発展は、可能なのでしょうか?
何かにチャレンジするとき、一度では、クリアできない課題に、直面することもあります。
心が傷ついたり、人から、どう見られるのだろうという恐怖感から、守るための無意識が強く働くと、
「やってみたいけど行動しない(できない)」
「興味がないと自身に思い込ませ(嘘をつき)本音を隠す」
「無理だと決めて諦める」
といった傾向につながります。
そのような
「無意識の影響」
に踊らされてばかりいると、自分の人生なのに、
「誰の人生を歩いているのだろう?」
と、なってしまいます。
自分が、何をしているのかを知ることは、
「無意識のコントロール」
に気づくことから始まり、自己理解を深め、人生の選択を、明確にするために不可欠です。
以下に、自己分析や自己理解を深めるための具体的な方法を紹介します。
■自己分析の重要性
自己分析は、過去の経験や出来事から、自分の特徴を掴む手段です。
これにより、長所や得意なことを見つけることができます。
自己分析を行うことで、自分自身を、客観的に見ることができ、自分の行動や意図をより、明確に、理解することにつながります。
方法1:ジャーナリング(記録)
日常の感情や行動を記録することは、自分の行動パターンや思考パターンを、理解する助けになります。
毎日、感じたことや考えたことを、紙に書き出すことで、頭の中を整理し、自分が、何に興味を持っているのかを、明確にできます。
方法2:自己診断ツールを活用する
自己診断ツールを使うことで、自己理解を深めることができます。
強みや性格を分析するための診断は、多岐にわたり、
”EmpathyやStrengthsFinder”
のようなツールが有名です。
これらを利用することで、客観的に、自分の特性を、数値で把握でき、どのような職業や活動が、自分に向いているのかを、知る手助けとなります。
方法3:マインドフルネス
マインドフルネスは、今、この瞬間に、意識を向けることを、重視します。
日常のあらゆる瞬間、たとえば食事や散歩などに意識を集中させることで、自分の感情や体の反応を、敏感に感じ取ることができ、自分が、本当に、何をしているのか、気づくことに繋がります。
方法4:価値観の探求
自分の価値観を理解することも、自分が、何をしているのかを、知る鍵となります。
自分が、何に幸せを感じ、何を大切にしているのかを、見つけるために、以下のような質問に、答えてみましょう。
「どんなときに幸せを感じますか?」
「何をしているときに時間を忘れますか?」
「どんなことに価値を感じますか?」
このプロセスを通じて、自分が、何に情熱を持っているのか、また、何を求めているのかが、明らかになります。
方法5:他者からのフィードバック
他の人から、自分のことを知るためのフィードバックを得ることも、効果的です。
自分が、どのように見えているのか、家族や友人、同僚に聴いてみることで、意外な自分に、気づくことができるかもしれません。
このように、自己理解を深めるための方法は、多様です。
日々の生活や活動に、どう活かすかを考えながら取り組むことで、自分が、何をしているのかが、よりはっきりと、見えるようになるでしょう。
また、自己理解を深めるための新しい視点として、他者とのコミュニケーションや、新しい挑戦の重要性も、考慮されるべきです。
方法6:新しい経験に挑戦する
さまざまな新しい経験を通じて、自己理解を深めることができます。
旅行やボランティア活動、異なる文化や価値観に触れる機会を持つことで、自分自身の考え方や反応を、再評価することが可能です。
新しい環境に身を置くことで、自己の本質に、気づくきっかけになり得ます。
方法7:自分の「欲求」と「義務」を見つめ直す
日常生活の中で、自分が
「したい」
「やりたい」
と思うことと、社会的な義務から来る
「しなければならない」
という気持ちを、分けることが重要です。
自分の
「want to」
と
「have to」
を明確にすることで、何が、本当に、自分を動かしているのかを、知る手助けになります。
これらの方法は、自己理解を深め、自分が、本当に、
「何をしているのか」
や
「何をしたいのか」
を把握するために、役立ちます。
今、ここの自分に気づき、信じること。
「私」
という存在の安全や立場を守るため働く
「無意識の本能」
は、思考を、ネガティブな方へ傾かせがちです。
過去の記憶や主観的な判断は、いったん脇に置いて、今、ここの考えや感情に、意識を向けてみる。
それが有効な理由、それは、人が、過去の記憶による
「無意識的なパターン」
に影響されて、起きてもいない未来を、憂えていることが、多いからです。
過去の体験に基づく判断は、一度、外して、今、ここの瞬間だけに、注意を向けてみる。
今、ここは、真っ新な未知の状態のはずです。
計画も、結果も、ないにも関わらず、過去の出来事を、上書きして、今、ここを、見てしまう点に注意して思考してみる。
何か、新しいことに向き合う時、多くの人は、自分に、自信が持てないと言います。
自信には、根拠が必要だと思い込んでいるからでしょうか。
今、ここの自分に気づき、信じてみることが、大切です。
「今、私は、何を、見ているのか?」
「今、私は、何処へ、向かっているのか?」
「今、私は、本当に、何が、欲しいのか?」
繰り返しますが、大切なのは、
「今」
です。
そう思考してみると、自身の過去に囚われ、制限された
「こういうものだ」
「こうでなければ」
といった思い込みや信念が、日に日に軽くなってくるはず。
それは、不必要だと自身で判断した物事を、
「流す」
選択をすることです。
言い換えると、自分で変えられないものは、心の中まで持込まないことが大切です。
この思考習慣を、
「ウォッシュアウト(洗い流す)思考」
と言います。
毎日の生活の中で
「揺らぎ」
や
「囚われ」
の原因になり得る出来事は、起こり得ます。
出来事自体を、変えることはできませんが、それらを、心の中まで、持ち込まずに、
「洗い流す」
という選択をすることで、心の状態を、守ることができます。
外部の出来事に、反応している状態、意識が外に向いている時は、自身に集中することは、難しいものです。
「自分の心」
は、
「自分で決める」
という選択をして、外部が、どんな状況であっても、意識を、自分自身の内側に向ける様に、注力してみる。
今に気づくことを、積み重ねることで、自身の渇望に気づき、自由な発想に、心を開き、今まで、無理だと思い込んでいた行動に、着手できたり、新しい方法が、見つかる等の好機に気づけることで、新たな可能性の発見に繋がるかもしれません。
私たちの安全を守るため、頑張ってくれている
「無意識」
には、感謝しつつも、
「無意識のコントロール」
に、自分の人生の舵を、預けたままにしていないか、と問うてみることも、人生を、豊かにすることのひとつです。
過去も未来も、
「今、ここの私」
が作るのだから、さあ~!
目覚めよ、わたしに!
