春は、あけぼの。やうやうしろくなりゆく山ぎは、すこし明かりて、紫だちたる雲の、細くたなびきたる。
いつもなら、遅すぎたと後悔をする就寝の時間に、今日は起き上がって外に出てみました
なぜかって?春ですから
だんだんと夜の空が明るくなり、一等星すら見えなくなります
その様子を眺めていると、明るい空も宇宙であることを思い出します
夜の青い空に朝の日差しが加わって、淡い紫や薄いピンクが混じり合った雲がたなびきます

たった数年で目まぐるしく変化をする世の中ですが、1000年以上も前に書かれた随筆と、何ら変わりのないこともあるのだなと思います
早朝の砂浜では、ジョギングや犬の散歩をしている人をよく見かけます


平安時代にも鷹取のため犬を飼いならしていたそうです
砂浜で犬の散歩をする家臣や、ジョギングをする武士もいたのかもしれません
また、足元には屍の残骸による小さな宇宙が広がっています

平安時代の子供たちも、この不思議な宇宙の中にピンク色の貝殻を見つけて喜んでいたんじゃないのかなと思いました
言葉にしきれないほど美しく多様な青も、変わらないものですね

たまに早起きをすると、普段考えないことを考えたり、忘れていることを思い出す効果があるのかもしれません
では、また来年の春…
最後まで読んでいただきありがとうございました
