米中閣僚級貿易交渉は10日も継続、為替市場は様子見姿勢が強く、レンジ内で方向感を欠く展開 FX・デイリーレポート2025.6.10(2025.6.9)
株式会社B.C.Aマネージメント
投資助言部
外国為替グループ
ドル・ドルインデックス(DXY)小幅下落、消費者の期待インフレは低下(NY連銀)

9日の外国為替市場は、この日から始まった米中閣僚級貿易交渉の行方を見極めたいとの思惑が強く積極的な売買が見送られるなか、全般的に前週末と同水準で方向感を探る展開が続いた。
ドルインデックスは(DXY)は、5月の米雇用統計を受けたドル買いが一巡し、東京時間帯序盤から利益確定やポジション調整の売りが優勢となり、欧州時間帯序盤には98.81付近まで下落した。その後は、ニューヨーク時間帯に99.22付近まで上昇する場面も見られたが、終盤にかけて失速し、節目の99.00を割り込むなど前日比マイナス圏での推移となった。ニューヨーク連邦準備銀行が発表した5月の消費者期待調査で期待インフレが低下し、関税政策による物価上昇への警戒感が後退、米連邦準備理事会(FRB)の利下げが意識されたことがドル売りを促す要因になったものの、市場は様子見ムードが強く、下落幅は小幅なものに留まった。
ベッセント財務長官は協議後の会見で記者団に対し「良い話し合いが出来た」と述べたほか、トランプ大統領はホワイトハウス内での会見で「中国とは順調にやっている。簡単な相手ではないが、良い報告しか届いていない」と述べ、協議は前進しているとの見方を示した。また、ブルームバーグが関係筋の話として報じたところによると、協議は10日も続けられ、ロンドン時間で10日10:00(日本時間10日18:00)から再開される見込みだという。尚、米国側はベッセント財務長官、ラトニック商務長官、グリア通商代表部(USTR)代表が出席している。
ここから先は
この記事は noteマネー にピックアップされました
よろしければ応援お願いします! いただいたチップは弊社の活動費に使わせていただきます!

