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外国為替(FX)レポート、午前中速報(2026.7.14)ドル円(USD/JPY)は162円台前半で売買が交錯する展開

株式会社B.C.Aマネージメント
投資助言部
外国為替グループ

 14日午前の外国為替市場でドル円(USD/JPY)は前日から続いたドル買いは一巡し、片山財務大臣の発言を受け、やや円が強含む場面も見られたが、総じて162円台前半で売買が交錯する展開となった。中東情勢の混迷による有事のドル買いや米国の早期利上げ観測によるドル高圧力が円の重しになる一方で、片山財務相が前週10日に年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)を始めとする年金基金に対し国内金融資産への投資を促す方策を検討していると発言したこともあり、これに関連する追加の情報次第では円に対する一定のサポート要因になると見られる。
 片山財務相は閣議後の記者会見で「(GPIFの基本資産構成割合の変更について)策定時の環境が大きく変わったら適時適切に検証が行われるルールであり、不磨の大典ではない」との認識を示す一方で「主管は厚生労働大臣である。GPIFのルールや厚労省の考えがあるのでしっかりと相談をしていきたい」と述べた。また、片山財務相は、国民民主党が法案を提出した少額投資非課税制度(NISA)の対象への日本国債の追加についても前向きな姿勢を示した。

 13日の外国為替市場はドルが主要通貨に対し上昇し全面高となった。ホルムズ海峡の船舶航行や管轄権を巡り、前週末から米国とイラン双方が湾岸地域の互いの軍事施設を激しく攻撃。中東情勢悪化への警戒感が再び高まるなか、原油供給の正常化が遅れるとの懸念や原油高によるインフレ懸念を背景とした米連邦準備制度理事会による早期利上げ観測が高まり、ドル買いが優勢の展開となった。
 シカゴ・マーカンタイル取引所が30日物フェデラル・ファンド・レート(FF)金利先物から算出する金利見通しによると、13日のNYクローズ時点の暫定値で、米連邦準備制度理事会(FRB)による1回以上の利上げ確率は90.2%と前営業日の85.3%から上昇した。また、2回以上(50bp)の利上げ確率も57.7%と前営業日の47.5%から上昇している。(CME・Fed WatchのデータをもとにB.C.Aマネージメントが算出)

7月13日の外国為替市場の詳細は以下の通り

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