パーキンソン病関連の記録#01
自分用の記録です。たぶんパーキンソン病関連の人以外が読んでも、あまり面白くないです。かつての専門分野に近いことから主に現在服用している治療薬についてまとめてますが、日常生活における工夫や、治療に対する心構えも同じくらい、場合によってはそれ以上に重要だと実感しつつあります。noteで情報発信されている方々もいらっしゃいますので、そちらをご参考になさってください。
以下に、僕がフォローさせていただいているnoterさんを勝手に紹介。問題がありましたら、ご連絡ください。
【2020年06月】
右手の震えが始まる。亢コリン薬は効果なし。
【2020年08月】
近くの脳神経内科を受診。問診・触診・運動能力テストから本態性振戦と診断される。パーキンソン病ではないか? というこちらからの問いは否定。
【2025年01月】
振戦の増悪のため、他のクリニックを受診。主に動作能力テストから本態性振戦は否定され、心因性振戦とされる。ここでも同じく、パーキンソン病ではないか? というこちらからの問いは否定。
【2025年10月】
精神科主治医から紹介された大学病院を受診。問診・触診・運動能力テストからパーキンソン病が疑われる。血液検査、MRI、脳DATスキャンといった一連の検査を実施。
【2025年12月】
脳DATスキャン画像において、線条体に典型的なドパミン細胞の欠落を認める。よりパーキンソン病の確証を高めるため、メネシット配合錠(以下、メネシット)100mg x 3を処方された。これはドーパミン補充が症状を改善させるか、すなわちドーパミン欠乏が直接の原因になっているか確認するものである。メネシットの主剤はレボドパというドーパミンの前駆体であり、血液脳関門を通過して脳内に入り、そこでドーパミンに変換される。この反応は脳外でも起きるので、メネシットにはそれを阻害する薬剤が配合されている。この薬剤自体は血液脳関門を通れないので脳内に移行せず、必要な反応を阻害することはない。この機構により無駄に大量のレボドパを投与しないで済み、副作用も軽減できる。よく考えられている。
メネシットの副作用である吐き気を予防するためドンペリドンも同時に処方されたが、吐き気はなかったので服用せず。
【2026年01月】
今年1月上旬の診察で、それまでの検査結果と併せてパーキンソン病の診断が確定。食前にはメネシットの効果が切れ、いわゆるOffの状態になることから、メネシットを150mg x 3に増薬。
いきなり50%増量か〜い! と不安を覚える。
メネシットの代替薬であるドパミンアゴニストの使用を申し出たが、予想どおり精神疾患者は副作用である幻覚、妄想、浪費などの精神症状が現れやすいとかで、やんわりと却下された。
ドパミンアゴニストはレボドパに比べると効果は弱いけれど、代謝速度が遅いので投薬回数も減らせるし、薬効のOn-Offが緩やかなので、全体のQOLは良いと聞く。レボドパを主剤とするは、切れ始めたなと思うと、あれよあれよと手が震えてきて収拾がつかない。ただ、上に書いたように精神疾患お断りらしいので、チェッ! って感じですよ。
さらにトレリーフOD錠25mg1錠が追加された。レボドパ作用増強薬とのこと。一般名:ゾニサミド。ちなみに、ODとは Orally Disintegrating tabletsの略で、口腔内崩壊錠(チュアブル錠とは違うぞ!)といいます。口の中で速やかに溶けて服用できる錠剤のことです。子供向けの市販薬とかでもありそう。この界隈では時々聞く、やってはいけない行いではありません。
薬価がお高めな気がします。618.5円(25mg1錠、2026/03/10)で、3割負担で186円くらい。最近はさらに高額な新薬も多いので、驚かれないかもしれませんが。
元々は抗てんかん薬なのですが、適応をパーキンソン病に広げた際、同じ中身の薬に違う名前を付けて100倍以上の薬価を付けたってことで、かつて話題になったらしい。
パーキンソン病薬は、どれも高価な気がします。発展途上で新薬が多いからかもしれません。それに比べると、双極症は枯れて古いのが多いので安い。これは裏を返すと、なかなか新薬が出ないってことです。
トレリーフのジェネリックの薬価は約1/3でした。次回、主治医に相談してみよう!
【2026年03月】
増薬により、服用後の眠気と吐き気が生じるように。ドンペリドンはあまり効かないが、(効くって信じてもないのに)プラセボ効果を期待して時々飲む。しかし、それにも増して眠い。あまり書いてこなかったが、ここ半年ほど右上半身が痛い。
メネシットを飲むと痛みが弱くなるので、その隙に寝る。
痛くて目が覚める。胃がムカついてて目覚めは良くない。
でも、薬を飲むために少しでも食べる。
薬を飲む。
最初に戻る。
貴重な時間が失われていく。痛みは少しずつ軽くなってきているので、増やした薬に慣れる過程なのかもしれん。謎。
【ちょっとだけ夢のある話】
みな様ご存じとは思いますが、先月、iPS細胞を使ったパーキンソン病用の再生医療製品「アムシェプリ」が、条件と期限付きですが承認されましたね。重症心不全用には「リハート」。
まだ両方とも治験の症例数が少ないので、承認期限の7年間に治験数を増やし、有効性が確認できれば本承認らしい。現段階では誰でもすぐに治療を受けられる訳ではない。とりあえず、それまで生き延びるのと、治療費を稼いでおくことだろうか。iPS細胞の培養は手間が掛かるらしく、現状では400万円〜ってどこかで読んだ。これから100万円くらいまで下げる技術を開発する予定らしい。でも、手術費とか入院費も掛かるからね。高額医療費制度とか使えるんだろうけど。
7年あるから時間を味方につけて、ゆっくり投資で?
