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第7章【“イタい”“キモい”と言われる私で、生きると決めた日】

◆正しさより本音で生きる、という言葉の裏側


 
「正しさより本音で生きる」と聞くと、軽やかな生き方を想像する人もいるかもしれない。
 
でも、私にとってそれは、決して楽な道ではなかった。
むしろかなり怖かった。
 
長年かけて身につけた常識やルール。
自分が作り上げてきた美学や哲学を、ぶち壊して生きていくようなものだった。
 
だから「本音で生きる」と決めた私は、毎日のように自分に言い聞かせていた。
 
「一人になっても構わない」
「これで人生がぐちゃぐちゃになっても受け入れよう」
 
それは、極端すぎる覚悟だったかもしれない。
しかし、それくらい極端な覚悟をもたないと、私は自分の感覚や本音を選び続けることができなかった。
 
 

🔷正しさ・効率・確実さを手放した先で起きた変化


 
その覚悟と選択を積み重ねるうちに、
私は少しずつ「正しさ」「効率」「確実さ」を手放せるようになっていった。
 
そして、ある気付きが訪れる。
きっかけは、意外にもファッションだった。
 
節約を続けてきた私は、
「自分はファッションに興味がない」と思い込んでいた。
 
でも本当は、
「興味を持つとお金がかかる」と察知した思考が、
無意識に感性を止めていただけだった。
 
そのブレーキが外れた瞬間、
私は派手な色や面白いデザインに、心惹かれるようになった。
 

🔷世間の「アウト基準」への恐怖


 
 
ネットで見かける
「40代でこれはアウト」
「イタいファッション」
そんな言葉に、私はずっと怯えていた。
 
なぜなら、
何がダメなのか、どこがアウトなのか、私には分からなかったから。
 
その感覚は、
「あなたの感性は信用するな」
と突きつけられているような恐怖だった。
 
現に私が心惹かれる服装は、
年齢的にも、住んでいる町的にも、明らかに浮いていた。
だから、誰かに見せたり、外に着て出ることなど、絶対に出来なかった。
 

🔷「イタくてキモい私」という真実に気付いた朝


 
ある朝、ふと気付いた。
「あ、私って、世間で言う“イタい”と“キモい”を地でいってる人間なんだ」
 
その瞬間、不思議と心がパッと明るくなった。
 
「正しく生きたい」ではなく
「本当の自分で生きたい」
 
その願いと、
 
「私の感性は世間基準ではアウト」
 
という気付きが重なり、
 
「もう、それでいい」
 
という許可が、自分の中に降りた。
 
 

🔷私が自分を生きられなかった理由


 
私はそれまでずっと、
 
「まともに見えているか」
「イタくないか、キモくないか」
 
そんな目で、自分を監視し続けていた。
 
それは他人への恐怖であり、
同時に、本当の自分が露呈することへの恐怖だった。
 
けれど、正しさを手放し、
自分の「イタキモい」正体に気付いた時、私は思えた。
 
「もう、堂々とイタくてキモい私で生きよう」
 
歳不相応でもいい。
浮いていてもいい。
 
そう開き直った私は、やっと自分の好きな服を着て堂々と出られるようになった。
 

🔷「イタキモの自分」に開き直った私は、強かった(笑)


 
ちょうどその頃、興味を持ち始めた動画制作の講座を受けていた。
 
最終講義の提出課題で作ったのは、
派手な服を着た自分を、感性のままに撮り、編集した動画。
 
その動画をユウコザバイトにも送ってみた。
 
「キメた自分を撮影する」
「感性のままに編集する」
「それを人に見せる」
 
どれも、以前の私なら絶対にやらなかったことだ。
 
なぜなら、私にとっては、どれもがイタすぎて、恥ずかしすぎたから。
 
けれど、「もう、それでいい」と開き直っている今の私には、
むしろそんな自分が快感だった(笑)。
 

🔷動画がつないだ、新しいタッグ


 
その動画を見たユウコザバイトの反応は、予想以上だった。
 
そしてこの動画をきっかけに、
私たちはタッグを組むことになったのだから、
私の感動はひとしおだった。
 
「エンタメがやりたい。映像が作れるようになりたい」
 
そう伝えた私に、ユウコザバイトは言った。
 
「タカオスがやりたいことを、一緒にやりましょう」
 
胸の奥がじりじりと熱くなり、全身が震えた。
 
恐怖に打ち勝ちながら本音を選び続け、
自分を生きると決めて開き直った先で、初めて出会えた景色だった。
 

■次回予告


ここから物語は、さらに自由になる。
仕事でも、戦略でも、成功でもない。
ただ感性を遊ばせ、肯定していく時間。

次回、
BE:OMOROI???という理念が生まれた瞬間を描きます。

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💅🎀タカオス🎀👠


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