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コード進行解説/とむらいのメモリアル篇

ども。BEATEIGHCH(ふくしまP)です。
震災当時はギリ未就学児(6歳)だった男です。
この記事では、本日公開しました新しいオリジナルinst曲『とむらいのメモリアル』について語っていきます。
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>それではご覧下さい!<
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※楽譜とか↓


楽曲の基本データ

★英題:Mourning Memorial
(※mourn=嘆く/mourning=追悼,忌中)
★作曲&編曲:BEATEIGHCH(ふくしまP)
★BPM:♩=108(※限りなく灰色へ/千年の独奏歌等と同じ)
★Key:ホ長調(♯×4)
★転調回数:なし
★使用している主要コード進行:251
★公式略称:とむメモ(日本語)/M.M.(英語)

この楽曲のコンセプト

この曲、元々は「近くの薔薇畑がものすんっごい厳かな雰囲気を放っている(意味深)教会」且つ「FCとかGBとかその時代のRPGの、雰囲気が悲しめの場所で流れるような曲」をコンセプトにして作ってはいたのですが、微調整とか加えてるうちに想定よりも遥かに哀愁感がマシマシになってしまい、どういう訳か災害(意味深)とか戦争(意味深)とかの犠牲者を弔う地のテーマに姿を変えてしまいました()
おまけに低めのBPMとこの悪意しか感じられない公開時期…(←やめてさしあげろ
あと地味にふくしまPの楽曲としてはかなり珍しい転調が一切含まれてない無い楽曲です。

もしこれを原曲として使う時が来てもがめおべらの時位に留まるんじゃないかな(は

イントロ

( A5  |  G#5  |  F#5  B5  |  E5 )×2

※ディグリー表記
(  Ⅳ5  |  Ⅲ5  |  Ⅱ5  Ⅴ5  |  Ⅰ5  )×2

この楽曲では基本的にこの進行しか使いません((殴
寧ろ今までのやつと異なりすっげぇ単純なので覚えやすいまであります。

🐥「開幕パワー↓コー↑ドー⤵‼️」

いきなりまず初見ではあんま見ないようなコードが出てきますが、あれは「パワーコード」といい、m3rd(短3度)もM3rd(長3度)も含まないため、長短調に縛られずに柔軟な使用ができるある意味最強なやつです。
響きがシンプルで、ロー·インターバル·リミットが低いという性質を持つため、歪み成分の多い音色(ディストーションやオーバードライブをかけたエレクトリックギターなど)とも相性が良く、ロックヘヴィメタルなどで重宝されるらしい。

実際に聴いて貰ったら分かるとは思うんだけど、あれマジで結構低いとこで鳴らしてるにも関わらず濁ってる感が殆どしません

※参考↓

導入

( AM7  |  G#m7  |  F#m7  B7  |  E  E7 )×4  N/C

※ディグリー表記
(  ⅣM7  |  Ⅲm7  |  Ⅱm7  Ⅴ7  |  Ⅰ  Ⅰ7  )×4  N/C

さっきのやつにM3rd(長三度)とm3rd(短三度)が加わるとこうなります。
1サイクルの最後にあるE(主和音)をセカンダリードミナント(以下セカドミ)化して、最初のAM7への繋がりをよくしてみました。

セカドミはトライトーン(三全音)を含み、
主に4度下へ進行する性質を持つ(=ドミナントモーション)

サビ(意味深)

(  AM7  |  G#m7  |  F#m7  B7  |  E  E7/G#  )×8

※ディグリー表記
(  ⅣM7  |  Ⅲm7  |  Ⅱm7  Ⅴ7  |  Ⅰ  Ⅰ7/Ⅲ  )×8

さっきのやつを更に変化。
セカドミ化した方の主和音のルート音をEからG#(M3rd)に変更し、AM7への進行をより滑らかにしてみました。
Roko先生のゆーとこの「めっちゃエモい響き」ってやつです。
ハ長調(C Major)とかイ短調(A minor)だったらこの似たような進行はめっちゃ見ると思います。(←※王道進行とか丸サ進行に取り入れられる事が圧倒的に多い為)

ex:FM7→G7→E7/G#→Am7

アウトロ(ループ手前)

AM7  |  G#m7  |  F#m7  B7  |  E  E7/G#
AM7  |  G#m7  |  F#m7  B7  |  E  EM7/G#
AM7

※ディグリー表記
ⅣM7  |  Ⅲm7  |  Ⅱm7  Ⅴ7  |  Ⅰ  Ⅰ7/Ⅲ
ⅣM7  |  Ⅲm7  |  Ⅱm7  Ⅴ7  |  Ⅰ  ⅠM7/Ⅲ
ⅣM7

さっきのとあんま変わらん。

唯一変わってるところだと2回目のセカドミがダイアトニックのEM7に変わってる点のみ。
ループする場合だとこのEM7が消滅していきなりAM7へ進行、さっきのサビ(意味深)に戻ります。

ループしない場合はEM7を経由してサブドミナント終止
トニックのE(M7)で終わる場合と比較して終わった感はあんま出ず、ぼかしてるような効果を齎すらしい。
有名どころだと、じん(自然の敵P)さんが音ゲー界のアニカビこと『プロジェクトセカイ』に書き下ろした『ステラ』やwowakaさんのボカロ曲としての遺作『アンノウン・マザーグース』にも採用されてますZOY

なんで悲しめの曲なのに長調?

さて、ここまで見てきて気づいた方居ると思うのですが…
この曲、すっげぇ悲しめで哀愁感がクッソえげつないにも関わらず短調の主和音(C#m)が全く出てこないし、なんなら短調ですらありません

こ れ は ひ ど い

察しの悪い雨穴「短調じゃ無ェェェェェェェェェェェッッッ!!!!!!!栗原ーーーーッッッッッッッッ!!!!曲調暗いのに!!!!!!!!!!嬰ハ短調じゃねぇぞォォォォォォォォォッ!!!!!!(クソデカボイス feat.台パン)」

実は、こーゆーほのぼのダークな作風は俺達の業界では常套手段だったりするのです。控えめに言って狂ってると思います(小並感)
(※以下に示したやつらは全て長調の曲です。このうちメズマライザーのみ短調の区間が少しだけある↓)

デーモンコアくんの博士「因みに、ボカロ業界外の作品も例外ではない!!(唐突)」

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