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【建築のタネ】敷地形状からのインスピレーション

敷地形状からのインスピレーション

─敷地のカタチが、設計のヒントになる─

No.077


ユニークな敷地条件こそ、創造の源泉かも!?

©BEAVER


■ 敷地が生み出す独自のアイデア

建築設計における敷地選定のアプローチは大きく分けて2つあります。

1.やりたいデザインやコンセプトをベースに敷地を選ぶ方法
2.与えられた敷地の条件を最大限に活かす方法

特に後者は、敷地の形状・周辺環境・アクセス性などの制約を逆手に取ることで、そこにしかない建築を生み出すことができます。

例えば…
・間口の狭い敷地なら「奥行きを活かした動線」を設計する。
・変形地なら「視線の抜け」や「通り抜け」の可能性を探る。
・周囲が囲まれた土地なら、中庭など「内部空間の開放性」に着目。

こうした敷地固有の条件から生まれる建築こそ、唯一無二の空間 になり得ます。

「横浜の架構」(2023)
設計:有限会社awn
写真:設計事務所作品ページより
photo by DAICI ANO

上記の写真はとある個人住宅です。敷地境界線内に擁壁が含まれているため、そのギリギリのラインまで鉄骨が飛び出ているというダイナミックな構成の個人住宅です。これでも越境していないんです!awnさんの作品ページでダイアグラムが見れますよ。

まさに特殊な敷地選定と設計の合わせ技!



■ 敷地条件は「発想の種」か「制約」か?

もちろん、敷地の個性が強すぎると設計の選択肢が狭まるという側面もあります。 敷地の形状によって「ここにはこういう建物しか建てられない」という方向に絞り込まれることもあるため、バランスが大切です。 特に卒業設計やアイデアコンペでは、「特殊な敷地は使ったもん勝ち!」 という風潮もあります。ただし、その敷地が今まで活用されなかった理由を忘れてはいけません。

・周辺環境との調和が難しい?
・動線やアクセスに問題がある?
・法規制が厳しい?
・呪われてる…??
実際にあります

こうした視点を持つことで、単なる奇抜な設計ではなく、「その敷地だからこそ成り立つ建築」 を生み出せるのです。

\本編おわり!です!/


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#建築 #建築設計 #建築学生


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「その発想はなかった…!」というアイディアもあれば、
「その想定はなかった…!」という土地の在り方もあるんです。現実は時に想像よりも奇怪だったりしますからね。

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