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【建築のタネ】具体→抽象→具体

具体→抽象→具体

─本質をつかむ設計の思考法─

No.038 #建築 #建築設計 #建築学生
#思考の拡張_bn



「具体→抽象→具体」という思考の流れは、建築設計の創造的なプロセスにおいて非常に重要なアプローチです。目に見える事例を分析し、その背後にある共通の構造や意図を抽象的に理解することで、設計…ひいては「思考の幅」を大きく広げることができます。



■そもそも抽象化とは何か?

抽象化して考えられるかどうかで、思考のステージが1段階違うといっても決して過言ではありません。
人生のどこかしらのタイミングで、「思考がアップデートした」と感じる体験を経た人は、この記事を読む必要はありませんが…

何をいっているのかピンとこない人は、この考え方をしっかりと学んで、紹介する関連書籍に目を通すことをおすすめします。

これはそれくらい重要なことです。




■抽象化で設計を飛躍させる

たとえば、他者の建築実例や自分の過去の作品(A)を、一度抽象的な視点で見直してみましょう。

そこには、共通する構造・寸法関係・使用者への配慮といった普遍的な要素が潜んでいます。これらを抽出し、抽象的なコンセプトとして整理することで、新たな具体案(B・C)を構築する手がかりになります。

まずはAに対する深い分析…

そして、抽象的に理解するプロセスを経由することで、単なる表面上の模倣ではなく、自分なりの文脈や価値観を持った設計へと展開することが可能になります。

結果として、アイディアに一貫性と奥行きが生まれ、設計に説得力が加わるのです。



■まとめ

「具体→抽象→具体」という思考プロセスは、設計者が本質を捉え、新たな提案を生み出すうえでの重要な基盤です。過去の事例をそのまま活かすのではなく、一度抽象的に捉え直してから再構築する。この姿勢が、柔軟で深みのあるデザインの鍵となります。


おすすめの書籍が下記の「具体⇄抽象トレーニング」です。
この「抽象化という概念」ははるか昔からあったはずなのですが、書籍として体系的に説明した本は(おそらく)ありませんでした。
その画期的な1冊が下記の書籍です。

細谷功さんは他にも関連する本を複数出していますので、手になじみそうな本をぜひ1冊読んでみることをおすすめします。

BEAVERで書籍紹介用に編集
書籍書影/情報は下記より



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