⑤ステージ4の乳ガンになったけど…
次の日の8月2日、いよいよ抗がん剤治療が始まる。
副作用の説明で、『瓶の蓋が開けられなくなる→服も1人で着れなくなる→文字も書けなくなる→手が不自由になる→何をやるにも誰かに助けてもらわないといけない→そんなんで生きてて楽しいか?→それなら死んだ方がマシなんちゃうん?』と思ってしまった私。だけど、やらないとは言えなかった。
そして、午後になり、看護師さんが点滴などを持ってきて、針を刺され、着々と準備が始まった。
まず一つ目の点滴が始まった。生理食塩水か吐き気どめの薬か…説明された紙を捨ててしまったからハッキリわからないけど、そこは順調に進んでいった。2つ目が抗がん剤だった。
看護師さんに『横にいるからもし何かあったらすぐに言ってくださいね』と言われた。そして、抗がん剤が投与された途端…喉がすごい熱くなった。
私は『喉が熱い、喉がぁーーーー、あーーーー』と喉を押さえながら叫んでいた。
やらないとは言えなかったけど、身体が拒否した様だ。
そして、投与はすぐに中止になった。
余命2週間と言われてから、7日目の出来事である。
