【Coming Soon】「重力」を振り切ったその先へ。~The転記 Ver.2 始動~
弊社の看板アイテムが劇的な進化を遂げようとしています。
スプレッドシートとGAS、
そしてGemini APIを組み合わせて生まれた「The転記 Ver.1」。
詳しくはこの記事をどうぞ。
不動産業界様において、気づかぬうちに膨大な時間を奪い、売上機会を損失させている「隠れたコスト」の存在。
他社フォーマットの物件概要書を自社フォーマットに手作業で写し替える「転記作業」という泥臭い課題に光を当てたこのツール。
別の次元へバージョンアップさせるプロジェクトを進めてきました。
1. PoCを超え、本番開発が完了
「スプレッドシート」という枠組み(重力)の中で動いていたVer1。
「The転記Ver.2」は、その枠を完全に撤廃する。
Google Cloud上に構築された、フルクラウドなWebサービスにブラッシュアップする。それがこのプロジェクトの方針。
PoC(概念実証)ではNext.jsを採用していましたが、本番開発ではPythonをベースとした、より堅牢で高速なアーキテクチャへと昇華させました。

「司令塔」の独り言: クラウドネイティブに組むことで、スケーラビリティとセキュリティも向上。そして、もう一つの目的がある。
GASエンジニアでも、クラウド・アーキテクトを理解しながら本格的なサービスを構築できる戦力に育てること。
このプロジェクトの体制は、Antigravity+Gemini参謀+人間で構成する「最強チーム」の実践。弊社にとって非常に興味深い実務実験である。
*Antigravityへの取り組みは…別の記事をご覧ください♪
2. 進化したUI / UX(チラ見せ)
ログイン画面からダッシュボードまで、デザインも一新。 単なる「便利ツール」ではなく、使っていて心地よい「プロダクト」を目指しました。
The転記の「シンプルな操作」はしっかり維持。
*注)開発中の画面です。リリース時には変更する場合あり。

The転記Ver2は利用者のパスワードは管理しない。

転記元と解析結果を並べてチェックできるUX

このPDFはThe転記Ver2が保管することはない。処理後に消える。情報流出しない。

利用者のテンプレートにマッチした項目を抽出し表示する。
解析結果をチェックしやすいよう、セル番地A列から順に項目を並べる。
ちなみに…「今月の残り」も表示。解析実行の都度、1回マイナスされる。
このユーザーは、当月は解析実行可能回数を全て消化した…という見え方。

作成されたExcelは、利用者毎に異なる自社テンプレートに従ったもの。
サービス利用申込時にテンプレートをお預かりし初期設定。
運営スタッフが、管理画面でテンプレート/マッピング設定を行う。

*この画面は管理側のもの。私の記事にも二度と登場しないでしょう…最初で最後の公開です♪
3. ロードマップ:春、リリース予定
開発は完了しましたが…
皆様に安心してお届けするための「最後の詰め」がいくつか残っています。
次月、2026年3月のプロジェクトタスクはそのあたりですね。
今はまだ、多くは語りません。
「The転記が大きく進化し始動する日」が少しずつ近づいていること。
お伝えしておきます。
また、Antigravity+Gemini参謀+人間で構成した「最強チーム」。
この時点では「成功に近い」と言えるでしょう。
ただし、課題もいくつか浮かび上がってきました。
肝心なところは「人間」が責任を持っておこなう。
生成AIの成果物はじっくりレビューする。AIにもレビューさせる。
人間とGeminiで忖度を排除し議論。正しいであろう結論を導く。
…AIの間違いを予測しながら、開発を進めるとスムーズである...かな。
いわゆるバイブコーディングでは本格的なサービスは構築できない。
あらためて、私の仮説がそこそこ正解に近かったなと感じています。
そのように振り返っても…
これ、普通にやったら2~3名のSEで1~2か月かかる工数ボリューム。
それが、人間の数だけだったらたった1名の投入ですからね。
特にインフラ構築など、今回の「最強チーム」だからできたことだと思う。
AI駆動開発の実践。さらにノウハウを蓄積していきたいものです。
続報を、お待ちください。 Coming Soon... 2026 Spring.
最後までお読みいただきありがとうございました♪
see you. ⊿
