『Beep21』祝!メガドライブミニ2に収録決定!「三輪サンちゃん」まさかの初移植! 当時のデザイナーが明かす企画制作の裏舞台 書き手 : 川崎吉喜
セガ・システム1基板の幻の名作「三輪サンちゃん」が有限会社エムツーさんの(勝手)移植をきっかけにして、なんとメガドライブミニ2に初移植、収録されることに! 今回は「三輪サンちゃん」の初移植を記念して、本作のデザイン担当であった川崎吉喜氏に当時の事を振り返っていただきました。デザイナーの観点から「三輪サンちゃん」制作秘話に迫っていきます。※「三輪サンちゃん」の企画担当者であった北原氏のコラムも別途準備中ですので、そちらもどうぞお楽しみに!


【川崎吉喜(かわさき よしき)プロフィール】
1976年セガ入社 資材部に配属。
その後、研究開発部デザイン課に異動。
宣伝部へ異動。
◆関連タイトル
「シンドバッドミステリー」(AC / 1983年)
「アルベガス」(AC / 1984年)
「フリッキー」(AC /1984年)
「ゴルゴ13」(SG-1000 / 1984年)
「チャンピオンボクシング」(SG-1000 / 1984年)
「三輪サンちゃん」(AC / 1984年)
「忍者プリンセス」(AC / 1985年)等
※AC : アーケード(業務用)
あの当時、セガ・エンタープライゼスを選んだ理由は実は...
当時、失業中で家の近くで会社を探していました。ハローワークで2つの会社を紹介されたんですが、遠い場所にある会社に行くのが面倒で(笑)。住んでた町の隣駅、大鳥居にあったセガを選択しました。家から近いので通勤が楽だと思ってセガを選んだんです。
最初に配属されたのが資材部でした。アーケードゲーム機器の資材部品の管理業務でした。まだセガがビデオゲームだけでなく、ポーカーゲームやピンボールゲーム等、そういった機器のPOPやインストラクションシート、ポスター等の制作物がありました。
ビデオゲームのデザインをやる事になったのはビデオゲーム機、家庭用ゲーム機へ移行していく過渡期の頃、年度が不確かですが確か1981年だったかと思います。
私が漫画を描いている事を知っていた先輩、佐藤秀樹さん(後にセガの社長になるのですが)が、開発のデザインに異動しないかと勧めてくれました。それで研究開発部デザイン課に異動となりました。
【参考】佐藤秀樹氏の数々のエピソードはこちらから読めます!
毎日、徹夜の連続の若手時代
最初にビデオゲームのデザインをしたのが「アルベガス」。レーザーディスクのゲームです。ビデオ部分の弾やロゴ制作を行いました。あとは「シンドバッドミステリー」こちらはアーケード版の背景やキャラクターを制作しました。
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