人ではなくAIが商品を選ぶ時代へ。AIエージェントでアフィリエイトはどう変わるのか
これまでアフィリエイトでは、「人」に商品を買ってもらうことを常に考えてきました。当たり前といえばそうですね。
読者が検索する。
比較記事を読む。
リンクを押す。
商品を購入する。
最後に商品を選ぶのは、当然ですが人間でした。
ただ、この流れが今後変わるかもしれないですね。
「AI」が商品を探し、比較し、購入まで進める仕組みが始まっているからです。
少し前まで、AIは質問に答えるだけだったのが、今は、条件に合う商品を探し、違いを整理し、購入を手伝うところまで進んでいて、もはや手伝うだけにとどまらないかも。
AIの中で買い物が完結する
ChatGPTでは、すでに商品を探して比較する機能が提供されています。
「小さな部屋で使える静かな掃除機」
「予算3万円以内のノートパソコン」
と相談すると、条件に合う商品を並べ、違いを説明してくれる。
Googleも、AIとネットショップが共通の仕組みで接続し、商品検索から購入まで進められる環境を作っています。
今後は、複数のサイトを自分で開かなくても、
「ぼくの条件に合う商品を選んで」
と頼めば、AIが候補を絞り、カートへ入れてくれるかもしれません。
正直、かなり便利。
ぼくも家電などを買うとき、比較サイトを何ページも見るのが面倒なので、AIに任せられるなら使うだろうなぁ。
AIは何を見て商品を選ぶのか
ここで気になるのは、AIが何を基準に商品を選ぶのかです。
人間向けの広告では、
目を引くキャッチコピー。
きれいな画像。
期間限定キャンペーン。
口コミ。
こうしたものが重要でした。
AIの場合は、それに加えて、
価格が正確か。
在庫があるか。
配送条件が明確か。
商品の違いが整理されているか。
販売元が信頼できるか。
といった情報が重視されそうです。
人間は雰囲気で選ぶこともありますが、AIは条件を比べる。
そうなると、商品の魅力を大きく見せることより、正確な情報を整理して渡すことの方が重要になってくる。
余談ですが、今日、税理士の方と少し話したんですが
最近はAIで税務調査に行く先を決めているんだとか、で、AIは数字だけをみて歪な数字が計上されているところに照準を当てるんだとか。
だから、逆に数字だけ整合性がとれていて、かつ、大きな歪な数字をいれないようにするなど、回避できる策があったり、なかったりするんだそうな。
普通の比較記事は必要なくなるのか
AIが商品を比較してくれるなら、アフィリエイト記事は不要になるのでしょうか。
公式サイトの情報を並べただけの記事は、かなり厳しくなるんだろうな。
AIが同じことを数秒でできるから。
ただし、AIにも元になる情報が必要です。
実際に使った感想。
申し込みで迷った場所。
広告には書かれていない制約。
サポートの対応。
どんな人には向かないのか。
こうした情報は、誰かが試して公開しなければ存在しません。
これからの記事は、人を説得してリンクを押してもらうためだけではなく、人とAIの両方が判断するための材料になっていく。
恐らく、そんな感じだと思います。
報酬は誰につくのか
もう一つ分からないのが、アフィリエイト報酬の扱いです。
現在は、ユーザーがアフィリエイトリンクを押し、そのあと購入すれば成果として計測されます。
でもAIが複数の記事や商品情報を参考にして、チャット内で購入まで完了したら、誰の成果になるのでしょうか。
最初に商品を紹介した記事なのか。
比較情報を提供したサイトなのか。
最終的に商品を表示したAIなのか。
今の仕組みでは、きれいに計測できない気がします。
今後は従来のリンク報酬とは別に、AI経由の紹介料や、商品データの提供料のような仕組みが増えるのかもしれません。
ここはまだ、ぼくにもよく分からない。
ただ、アフィリエイトの入口がGoogle検索だけではなくなることは、ほぼ間違いなさそうですね。
今からできること
AIが買い物をする時代が、明日いきなり来るわけではありません。
高額な商品や契約が複雑なサービスは、しばらく人間が最終判断すると思います。
それでも、候補を探して比較する部分は、かなりAIへ移っていきそう。
そのため、今からやるべきことはシンプルです。
実際に商品やサービスを使う。
数字や条件を明確に書く。
メリットだけでなく、欠点も残す。
そして、ChatGPTやGeminiが、その商品についてどんな回答をするか確認する。
検索順位だけを見るのではなく、AIの回答も観察する。
これからのアフィリエイトでは、そんな検証も必要になりそうです。
人間へ商品を売るだけではなく、AIが商品を選ぶための情報を作る。
まだ少し先の話に見えますが、今から見ておいて損はないかなと。
ではでは。
