100億円投資家テスタ氏が語る「教育投資」と公文式の効果
幼少期と算数への適性
テスタ氏は、幼少期に特段優秀な子供ではなかったが、算数だけは暗記ではなく「考えて解く」感覚があり得意であった。
算数の授業において、一番早く問題を解いて手を挙げることに対し、強い競争心を持っていた。
教育における「複利の効果」
投資において元本を膨らませる「複利」の考え方は、教育にも当てはまる。
早期に学習を始めることで、そのスキルを社会に出るまでに使える期間が長くなり、将来的な効果が大きくなる。
子供の習い事は、まず親が複数経験させ、子供が楽しいと感じるものや向いているものを残して伸ばすのが良い。苦手克服よりも、長所を伸ばすことが推奨される。
公文式がもたらした3つの武器
テスタ氏が唯一行っていた習い事が「公文式」であり、現在の基盤を作った教育として挙げている。
圧倒的な計算力と数学的思考
投資において、利益やPER、PBRなどの指標を瞬時に計算する力は必須である。公文式で培った計算力は、デイトレードなどの瞬時の判断において役立っている。
先取り学習による自信
学校の授業進度に関係なく、自分のペースで先の学年や大学レベルの問題まで進めるシステムが自身の性格に合っていた。他者より先に進んでいるという事実が自信に繋がった。
自律性とやり抜く習慣
どんな状況でも出された課題を最後までやり切る習慣がついた。この自律性は、現在の活動にも通じている。
人生の逆算と自主性の芽生え
小学5年生(10歳)の時、両親の満員電車での通勤を見て、「自分は就職しない」と決断した。
10歳にして人生の残り時間を意識し、就職せずに生きるためには何歳までに何をすべきかを逆算して考えるようになった。
この逆算思考の形成にも、算数や数学的な能力が活かされている。
これからの時代におけるAIとの付き合い方
現代の子供たちからスマートフォンやAIを取り上げるのではなく、積極的に触れさせるべきである。
AIは今後も普及し続けるため、使い方を学ぶ必要がある。
ただし、AIの情報が常に正しいとは限らないため、情報を鵜呑みにせず、自ら事実確認を行い、自分の頭で考える発想力を養うことが不可欠である。時代に合わせて親がサポートしていくことが求められる。
