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きっかけを掴む──勝っても負けても・もうひとつの物語


2026年5月16日
ホーム ベガルタ仙台戦

ほろ苦い結果に肩を落とす大人達の中で、柑橘系の女の子は「試合の後はゴミ拾いをして帰る!」と頑として言い張っている。

彼女は、試合後LTO活動に参加し始めた私と夫の行動に興味を持った模様。

正直、LTOをする元気もなかった私は「次にしよう」と言いかけた。
そしたら夫が「ゴミ拾いするよ!」と。
夫がいきなり世界を救うヒーローに見えたよ。

LTOのブースに行き、袋とトングを借りる。
柑橘系の女の子はなんとも身軽にひょいひょいと山を登ってはめざとくゴミを見つける。あまり人の気配のないところにも進んでいくものだから、ヒーローになった夫は慌てて女の子を危険から守るために付いていく。

時間一杯ゴミを探して、集合場所に戻る。

LTOの担当のスタッフが「日本で1番海の近くにある私たちベルマーレには、海にゴミは行かせない使命があります。」と話しておられた。

それを真剣な顔をして聞いていた柑橘系の女の子。

その言葉は彼女にどう響いたのだろうか。

数日後、その答えを知った。

早起きをして、トングを持ってゴミ拾いをしている写真をママが送ってくれたのだ。

早起きしてゴミ拾い



こんな嬉しいことってある?

担当スタッフは「きっかけ作り」「自分ごととして考える」「継続して取り組んでいくなかで未来の環境が少しでも良くなっていたら良い」という思いを持っている。

「きっかけ」という小さな種が、柑橘系の女の子だけでなく、たくさんの子ども達の中で花を咲かせることを切に願う。

──私たち大人も頑張らなきゃ

文 : Kouko.O

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