⏱️タイムトラベルフォトブック|振り返り✈️ベトナム ダナン・ホイアン旅の記録
先日予告したタイムトラベルフォトブックを早速はじめていきます。
旅行の記憶は、時間とともに少しずつ薄れていくものです。それでも、写真を見返すと、その瞬間の情景や感情が思い出され、ふと「そういえばこんなことがあった」と記憶の断片が蘇ることがあります。今回の記録は、そうした写真の力を借りて、過去の旅を改めてたどり直してみようという試みです。
今回のテーマは、写真しか残っていない旅の記録です。日記や詳細なメモがあるわけでもなく、頼れるのは当時撮った写真だけ。記憶が不確かな部分も多いですが、そこは無理に埋め合わせようとはせず、「たしかこんな感じだった」と正直に書いていこうと思います。
初めて取り上げるのは、2016年8月の夏休みに訪れたベトナム中部の都市、ダナンの旅です。この旅行は、記憶がまだ比較的鮮明で、写真も多く残っているため、ちょうどよいスタート地点だと感じています。
もちろん、当時のことをすべて正確に覚えているわけではありません。例えば、飛行機が何時発だったのかといった細かなことまでは記憶にありません。しかし、写真に記録された日付や時間、旅の流れを振り返る中で、可能な限り推測しながら補っていこうと思います。たとえば、早朝の空港で撮った写真があれば「おそらく早朝便だったのだろう」といった具合です。
さらに、この記録では、当時の自分の視点だけでなく、今になって感じることや考えることも交えたいと思います。「あの時は気付かなかったけれど、実はこうだったのではないか」と振り返ることや、「もっとこうしておけばよかった」といった反省も含めて記していきます。これによって、単なる思い出話ではなく、少しでも誰かの役に立つような内容になればと思っています。
文章を書くのは得意ではないので、決して華やかな旅の記録にはならないかもしれません。しかし、写真を一枚一枚見返しながら、その時々の出来事や思い出を丁寧に振り返ることで、旅の記録を少しずつ形にしていければと考えています。この試みがどうなるかはわかりませんが、気負わず、写真をきっかけに思い出を言葉にすることを楽しみながら進めていきたいです。
これから記していく内容は、個人的な記録が主なものになりますが、「旅の過程を振り返る」面白さが少しでも伝われば幸いです。それでは、2016年のダナンの旅を振り返る記録を、本編としてご覧ください。
2016年8月12日「夜の羽田で特別な高揚感、JALカレーと始まる旅」
旅の始まりは夜の羽田空港国際線ターミナル(現在の第3ターミナル)からでした。深夜便のため、空港に到着したのは21時頃。夜の空港は昼間とは違う静かな活気があり、出発前の特別な高揚感を感じます。チェックインを済ませ、JALファーストクラスラウンジへ向かいました。
深夜便のため、空港に到着したのは21時頃。夜の空港は昼間とは違う静かな活気があり、出発前の特別な高揚感を感じます。チェックインを済ませ、JALファーストクラスラウンジへ向かいました。
ラウンジでは、旅好きの間で評判の「JALカレー」を楽しみました。写真を見ると、カレーがご飯を完全に覆い隠しているほど盛られた一皿が写っています。「好きにも程がある」と自分でも笑ってしまう量ですが、それほどお気に入りだったのでしょう。その他、ゆったりとした時間の中で軽食や飲み物を楽しみながら、深夜便に備えました。

2016年8月13日「羽田からホーチミン経由、ダナンの辿り着いた贅沢ビーチ」
深夜1時35分、ホーチミン行きのフライトが羽田を離陸。夜空に浮かぶ東京の光が徐々に遠ざかり、静かな機内でホーチミン到着まで短い仮眠を取りました。ホーチミンの地に降り立ったのは早朝。空港の外はまだ薄暗く、涼しさと湿り気を感じる空気が広がっていました。

国際線ターミナルから国内線ターミナルへの移動は徒歩5分程度。途中、タクシー運転手から「タクシー?」と何度も声をかけられましたが、乗り継ぎ客である私にとっては関係がないこと。彼らの熱心さに感心しつつ、次のフライトに向かいました。

乗り換えまでの時間、空港のベンチでゆっくり休憩。チェックインカウンターがオープンすると、手続きを済ませて国内線の搭乗口へ向かいました。
午前中のうちにダナンに到着しました。空港からホテルまではタクシーで20分ほどの道のり。タクシーを利用する際は、運転手がメーターを使用しないことがあるため警戒していましたが、今回は大きなトラブルもなくホテルに到着しました。
宿泊先は、以前も利用してコスパが素晴らしく気に入ったセンタラ サンディ ビーチ リゾート ダナン。今回は少し奮発して、海沿いにある棟を選びました。部屋のベランダからはプライベートビーチが一望でき、潮風が心地よく、静けさに包まれたリゾート感を存分に味わえます。このホテルは、ダナンで最初に建設されたリゾートホテルで、歴史と格式を感じさせる佇まいが魅力です。
ベランダには小さなテーブルと椅子があり、そこに座って潮風を感じながら飲み物を楽しむ姿がすぐに目に浮かびました。


少し曇りがちな空の下、目の前のプライベートビーチでのんびり過ごしました。このビーチは広く、訪れている人もほとんどいないため、まるで貸切状態。白い砂浜と波の音に癒されながら、のんびりとした時間を楽しみました。

砂の感触を楽しみながら海に入り、自然の中で過ごす時間がなんとも心地よかったです。夕暮れ時には空と海がオレンジ色に染まり、日常では味わえない特別な時間を堪能しました。

2016年8月14日「ハンマーケット散策とコムガーで味わう地元の魅力」
翌朝、ホテルの朝食はフォーやベイクドビーンズ、トースト、トロピカルフルーツなど多彩なメニューが並び、ゆっくり楽しみました。その後、市街地へ向かうため、ホテルのシャトルバスに乗車。降車地は地元の市場「ハンマーケット」です。

ハンマーケットは、食品や衣類、果物、生鮮食品、雑貨などが揃う市場で、地元の人々と観光客が集まる活気ある場所です。中に入ると、さまざまな匂いが混じり合い、地元の生活を感じられる雰囲気が印象的でした。観光客も多く、買い物をする人と写真を撮る人が入り混じる様子が、地元の人々の日常に少し加わったような不思議な空間に感じました。
今回の訪問は2度目ということもあり、少し慣れた気持ちで歩くことができ、「戻ってきたな」と思う場面もありました。新鮮な果物や地元の特産品を眺めながら、何気ないやりとりを楽しむことができました。


次に向かったのは市内のツアーデスクです。滞在中にスノーケリングを楽しみたいと思い、島めぐりとスノーケルがセットになったツアーを申し込みました。日程は8月17日に決定。このツアーで美しい海を満喫できることを期待しながら、他にもホイアン観光の予定も検討し、滞在スケジュールをさらに充実させる計画を立てました。
旅の楽しみはこうして予定を組み立てていく過程にもあると感じます。これで数日間の滞在がより充実したものになりそうだと、少しワクワクした気持ちになったのを覚えています。
ハンマーケット近くで、ネットの評判を参考に「コムガー・アーハーイ」というお店に立ち寄りました。このお店は地元の人や観光客からも人気があるようで、ベトナム料理「コムガー(鶏飯)」が看板メニューです。鶏肉の旨味を吸ったご飯とジューシーなチキンが絶妙にマッチする一品で、テイクアウトしてホテルに戻ってからゆっくり味わうことにしました。

「コムガー(鶏飯)」は、鶏肉の出汁で炊いたご飯の上に、ターメリックで味付けしたチキンレッグが載せられたもの。タイの「カオマンガイ」やシンガポールの「ハイナンチキンライス」に似ていますが、ベトナム特有のスパイスが効いており、味わい深い一品です。真っ赤なご飯と大きなチキンレッグの組み合わせは見た目にも鮮やかで、ビーチでの食事にぴったりでした。

ホテルで夕食を取ることにしました。このレストランは、ホテル内にあるにもかかわらず、価格が非常に良心的で、肩肘張らずに気軽に食事を楽しめる雰囲気が魅力的でした。ベトナム料理を中心に、幅広いメニューが揃っており、何を頼んでも安心して楽しめる印象です。何を食べたかまでは、覚えていませんが2人で食べて飲んで、たしか合計で3000円台くらいだったと思います。リゾートホテルに入ったレストランとしては驚くほどリーズナブルで、満足感の高い夕食でした。



2016年8月15日「ホイアンの街歩きと名物三大料理で歴史を味わう」
今日は朝から晴天に恵まれ、まさに絶好の海水浴日和。朝食をゆっくり楽しんだ後、特に予定もなかったため、そのままビーチへ直行しました。青い空と波の音に包まれながら、のんびりとした時間を過ごすにはこれ以上ないものでした。




午後からは、世界遺産にも登録されているホイアンの街を訪れました。妻が事前に調べた情報によると、ホイアンではアオザイやサンダルをテーラーメイドで作れるとのこと。アオザイはオーダーメイドのために1週間ほど製作期間が必要なため、この旅では断念しましたが、サンダルは比較的簡単に作れることがわかりました。足のサイズを測り、好きなパーツを組み合わせるだけの手軽な工法で、翌日には完成すると聞き、さっそくサンダルを注文する店を探すことにしました。



ホイアンの街を歩きながら、いくつかの店を見て回りました。それぞれの店には多彩なデザインのサンダルが並び、どれも魅力的で目移りしてしまいます。また、フィッティング中のお客さんの様子を観察し、仕上がりの雰囲気や店の対応を確認しながら、どの店で作るかを慎重に絞り込んでいきました。最終的には、デザインの種類が豊富で、職人の技術が信頼できそうな店を選び、オーダーを決めました。
歩き回っているうちにお腹が空いたので、旧市街でホイアン名物の三大料理、「カオラウ」「ホワイトローズ」「揚げワンタン」を楽しむことにしました。どの料理もそれぞれの特徴があり、食べるたびに新しい発見がありました。
特にカオラウは、日本の伊勢うどんがルーツという説があり、小麦を使ったもちもちした麺が特徴です。甘辛い味付けのタレが絡み、独特の食感と香りが絶妙で、まさにここでしか味わえない一品でした。ホワイトローズはエビのすり身を米粉の薄い皮で包んだ蒸し餃子で、見た目が美しい白い花のよう。揚げワンタンは、サクサクの食感とトマトベースのソースがよく合い、軽やかな美味しさでした。どの料理にも、日本や中国の文化的な影響が垣間見え、ホイアンの歴史を感じさせるひとときでした。





再びオーダーメイドのサンダル作りのお店探しへ。いくつかの店を見て回る中で、「KEN-DA」というお店に立ち寄りました。ここは品揃えが非常に豊富で、さまざまなデザインや素材が用意されており、選ぶだけでも楽しい時間が過ごせます。店員と相談しながらパーツを組み合わせ、デザインを決める過程は、妻の特別な一足を作り上げる充実感がありました。結局、この店で2足のサンダルを作ることに決定。完成が待ち遠しく、翌日が楽しみになりました。


サンダルのオーダーが無事に終わり、満足感を抱えながらシャトルバスの乗り場へ向かいました。事前に確認していた通り、バスは時間通りに到着。夕暮れ時のホイアンを後にし、ホテルへと戻りました。オーダーしたサンダルの完成が楽しみで、翌日の予定に思いを巡らせながら、ゆったりとした帰路を過ごしました。
2016年8月16日「ホイアンの歴史と夜景、手作りサンダルで特別な思い出」
午後、昨日オーダーしたサンダルを受け取るため、再びホイアンを訪れました。ついでに昨日は時間が足りずにできなかったナイトホイアン観光をしようと決め、暗くなるまで街を散策することにしました。ホイアンの街並みは、夕方の柔らかな光に照らされ、昼間とはまた違う魅力を見せてくれます。
散策中に訪れたのが「来遠橋」、通称「日本橋」です。この橋はホイアンの象徴的な建築物で、17世紀に日本人が建設したと言われています。そのため「日本橋」としても知られており、今でも多くの観光客が訪れる名所のひとつです。また、この橋はベトナムの2万ドン紙幣にも描かれており、地元の人々にとっても特別な存在であることがうかがえます。歴史を感じながら橋を眺め、その美しい造りに見入ってしまいました。


ホイアン旧市街とアンホイ島を結ぶ「アンホイ橋」からの眺めは、まるで時間が止まったかのような穏やかさが漂っていました。トゥボン川に架かるこの橋の上から撮影した風景には、牧歌的な雰囲気が感じられ、どこか懐かしさを覚えます。川沿いに並ぶ家々やボートの姿、そして穏やかに流れる水の景色は、ホイアンが持つ素朴で温かな魅力を静かに伝えてくれます。
お腹が空いたので、ネットで調べて昨日とは違う評判の良いベトナム料理のお店に足を運びました。新しいお店の雰囲気に期待を膨らませながら、ベトナムの味を再び楽しむことに。
メニューには、昨日も食べたホイアン名物のカオラウ、ホワイトローズ、揚げワンタンが並んでいましたが、今回は生春巻きも追加で注文。これらの料理は同じ名前でも、使われる素材や調味料が店ごとに少しずつ違うようで、食べ比べるとその微妙な違いが面白い発見になりました。
特にカオラウの味付けや麺の硬さ、ホワイトローズのもちもちした食感、揚げワンタンのトマトソースの風味など、それぞれに個性が感じられます。同じ料理でも店ごとに異なる味わいが楽しめるのは、ホイアンの魅力のひとつだと改めて感じました。





昨日オーダーしたサンダルを受け取りに「KEN-DA」に再び訪れました。店内に入り、完成したサンダルを受け取る瞬間は少しドキドキしましたが、実際に出来上がったものを手にすると、仕上がりに感激しました。
妻が注文したのは、2種類の皮を組み合わせたおしゃれなデザインのサンダル。足にぴったりフィットする作りと、洗練されたデザインに大満足の様子でした。妻は気に入っていて大事に今でも履いています。ホイアンでの思い出を形にした特別な一足となりました。
夜になると、日本橋(来遠橋)はライトアップされ、その姿は昼間とはまったく異なる幻想的な雰囲気を醸し出していました。柔らかな光に包まれた橋のアーチや装飾は、歴史的な建築美を際立たせ、まるで別世界にいるかのような感覚を味わわせてくれます。静かに流れるトゥボン川の水面に映る光もまた、ロマンチックな風景を演出していて、ホイアンの夜ならではの魅力を存分に感じるひとときでした。

日本橋(来遠橋)はその佇まいに感慨深いものを感じました。長い年月を経てもなお、しっかりとした構造を保ちながら、一つひとつの装飾や意匠には当時の文化や技術が色濃く反映されていて、その歴史的背景に思いを馳せると、ただそこにいるだけで特別な時間を共有しているような気持ちになりました。


道端に設けられた小さな舞台で、ベトナムの演劇が行われていたのを思い出します。言葉はわからなかったものの、役者の衣装や動きが印象的で、何となくストーリーの雰囲気を感じ取ることができたように思います。特に、役者が舞台を動き回る姿には目を引かれ、気付けばしばらく立ち止まって見入っていました。観客もそれほど多くなく、静かな雰囲気の中で演じられていたのが、旅先らしいのどかな光景として記憶に残っています。
トゥボン川に架かるホイアン旧市街とアンホイ島を結ぶアンホイ橋は、とても混雑していたのを覚えています。一見すると広く感じる橋ですが、実際にはそれほど幅がなく、多くの観光客が記念写真を撮るために橋の上で立ち止まっているので、歩くのもなかなか大変でした。特にランタン祭りの夜はさらに混雑が激しく、簡単には渡れないほどだったと思います。それでも、橋から見えるランタンが灯された夜景は美しく、観光客が集まる理由も納得できました。

何とか混雑した人混みを抜けてアンホイ島に渡ったのを覚えています。島に着いた先で目に飛び込んできたのは、まるで「ランタンの海」とでも表現したくなるような幻想的な光景でした。ランタンの海という表現がぴったりなのは、ランタンを売るお店が軒先に無数のランタンを吊り下げ、灯していたからです。その柔らかな光が通り全体を包み込み、夜のホイアンならではの美しい風景を作り出していました。その光景は、ただ歩くだけでも特別な雰囲気を味わえるものでした。


トゥボン川沿いに並ぶランタン売りの店では、観光地らしい一幕も思い出します。美しいランタンが軒先に灯され、その光景を写真に収めようとしていると、「買わないなら撮影しないで」と店の人に声をかけられる場面がありました。その一言に少し驚きましたが、観光地ではよくある現実なのかもしれません。ランタンの美しさに心を奪われつつも、商売としての側面が垣間見えた、少し現実的な瞬間でした。
2016年8月17日「チャム島の揺れる船旅と歴史探訪、海の魅力に触れるひととき」
今日は、8月14日にハンマーケット近くの激安ツアーデスクで予約を取っていた「島めぐりとスノーケリングツアー」に参加する日です。朝、ホテルで準備を整え、迎えに来たツアーバスに乗り込みました。バスは順調に進み、やがて港に到着。これから始まる島めぐりと海でのアクティビティに、少しの緊張とたくさんの期待を抱きながら出発の準備を進めました。

小型のスピードボートに乗り込んで出発すると、波の高さに合わせてボートが激しく上下に揺れたのを覚えています。波に向かって進むたびに、乗り越えた波の向こう側に落ちるような動きを繰り返し、その落差はかなり大きく感じました。衝撃が強く、口を開けていると本当に舌を噛みそうになるほどでした。「もう少しスピードを落としてくれればいいのに」と思いながらも、運転手は全く気にする様子もなくスピードを上げ続けます。
一緒に乗っていた親子連れの子どもが泣き出す場面もありましたが、それでも運転手は構わずに突き進む様子には少し冷や冷やしました。それでも何とか耐えて、最初の目的地であるチャム島に到着。到着した瞬間、ほっとしたのを覚えています。揺れの激しさも含めて、これも旅の思い出として残る体験になりました。
チャム島には、いくつかの興味深い観光スポットがあります。過去の記憶をたどりながら、改めてインターネットで調べた情報も交え、振り返ってみます。
海洋資料館
港のすぐ近くに位置する小さな資料館です。ここでは、チャム島周辺に生息する生物や島の歴史について展示が行われています。特に印象深いのは、島付近に沈んだ船から引き揚げられた出土品や、貝のホルマリン漬けの展示。規模は大きくありませんが、展示内容には興味を引かれるものが多く、チャム島の自然や歴史を知る良い機会になりました。
聖なる井戸
この井戸は、約200年前に作られたと言われています。一説によれば、チャム人がチャンパ王国の繁栄期に掘ったものとされ、乾季であっても水が枯れることがないという特別な井戸です。その水に触れると幸運が訪れるという伝説があるため、訪れる人々の関心を集めています。井戸の周りに漂う静かな雰囲気が、何とも神秘的でした。
タンヒエップ市場
港から徒歩すぐの場所にある、小規模で地元感たっぷりの市場です。地元の人々が行き交う様子を間近で見られるため、島の生活を感じるにはぴったりの場所。規模は小さいものの、生鮮食品や日用品など多様な品物が並び、観光地としてだけでなくローカルな雰囲気を楽しむことができました。
ハイタン寺
この寺院は、1758年に建てられた歴史ある建物です。伝説によると、北から南へ木材を運んでいた船がチャム島に停泊した際、船員が「木材をすべてこの島に残さなければ出航できない」という夢を見たそうです。その夢を信じずに出航しようとすると、大風と高波が何度も襲いかかり、やむを得ず木材を島に残して建設したのが、このハイタン寺だと言われています。住職がいないため、地元の人々が毎朝掃除をして守っているというエピソードも印象的です。また、寺院の前に建てられた白い観音像が特徴的で、訪れる人々を静かに見守っているようでした。
これらのスポットを巡りながら、島の自然や歴史に触れた時間はとても有意義でした。観光地としてだけでなく、地元の人々の生活や文化を垣間見ることができたのが、チャム島訪問の醍醐味だったと改めて感じます。





チャム島を後にして、島の周辺でスノーケリングを楽しむ時間がありました。ただ、これまで訪れたリゾート地と比べると、海の透明度はいまひとつだったのを覚えています。水中を覗いても、期待していたようなカラフルで美しい魚はあまり見られず、スノーケリングには少し不向きな印象を受けました。それでも、海に浸かりながら自然を感じるひとときは特別なもので、海の静けさや穏やかな波を楽しむには十分だったと思います。



スノーケリングを終えた後、レストランのある島に移動しました。ここでは、ツアーに含まれていたランチブッフェをいただきました。並べられていたのは、どれも素朴な料理が中心で、地元の食材を生かした温かみのあるメニューでした。豪華さはないものの、地元らしい素朴な味わいが印象的で、海を眺めながらゆっくりと食事を楽しむことができました。旅の途中でこうしたシンプルな料理を味わうことで、その土地の暮らしや文化に少し近づけた気がしました。



帰りのスピードボートは、波の流れに沿って進んだため、行きほどの激しい揺れはなく、比較的穏やかに過ごすことができました。リラックスしながら海を眺め、無事に港に到着。その後、ツアーバスでホテルまで送迎され、無事に解散となりました。長い一日でしたが、島めぐりやスノーケリング、ランチといったさまざまな体験が詰まった充実したツアーだったと感じました。ホテルに戻る頃には、少し疲れながらも楽しい思い出が心に残っていました。

2016年8月18日「ダナン最終日、癒しのスパとサプライズアップグレード」
朝目覚めると、外は少し曇り空。今日は最終日ということもあり、旅の終わりを感じながら、最後の朝食を楽しみました。この日は特別感を味わおうと、焼きたてのワッフルや、ライブキッチンで自分好みに具材を選べるフォーをいただきました。フォーは香り高く、好みのトッピングを加えたことで、最後の朝食にふさわしい一杯となりました。
その後、空港へ向かう前にダナン市街にタクシーで出向き、スパに立ち寄ることにしました。スパでは、全身マッサージを受けながら、旅で少し疲れた体をじっくりと癒しました。静かな空間でリラックスしながらマッサージを受けていると、体がほぐれるだけでなく、旅の思い出を心の中でゆっくり振り返る時間も持てました。心も体もリフレッシュできた、贅沢なひとときでした。

スパで旅の疲れを癒した後、タクシーでダナン空港へ向かいました。空港に到着すると、少し小腹が空いていたので、カフェに立ち寄ることにしました。そこで注文したのは、ベトナムを代表するサンドイッチ「バインミー」と香り高いコーヒー。カリッと焼かれたフランスパンに、野菜やお肉、パテが挟まれたバインミーは、軽食にぴったりで、旅の最後を締めくくるベトナムらしい味わいでした。ベトナムコーヒーの深い香りとともに、静かな時間を楽しみながら出発を待ちました。


午後17時頃の便でダナンを出発し、約2時間後の19時頃にホーチミンに到着しました。ホーチミン空港に降り立つと、今度は来るときと逆の流れで、国内線ターミナルから国際線ターミナルへと移動しました。スーツケースを引きながらターミナル間を歩く道のりは、旅の終わりを感じさせるもので、これから帰路に就くのだと実感が湧いてきました。
ホーチミン空港でJALのチェックインカウンターに向かうと、嬉しい驚きが待っていました。それは「インボラ」(インボランタリー・アップグレード)で、エコノミークラスからビジネスクラスにアップグレードされたことです。インボラとは、航空会社の都合でアップグレードされるもので、マイレージを使ったり自分でリクエストをするものではありません。
このようなアップグレードが発生する理由の一つに、オーバーブッキングや機材の構成があります。特にエコノミークラスの比率が少なく、ビジネスクラスの比率が高い場合や、空席が多い場合に起こりやすいようです。また、マイレージ会員のステータスが影響する場合もあるようです。
今回のインボラはまさに予期せぬサプライズ。旅の締めくくりにふさわしい特別な経験となり、これからのフライトが一層楽しみになりました。
ホーチミン空港内にはJAL専用のラウンジがないため、複数の航空会社が共同で利用するアプリコットラウンジに向かいました。このラウンジでは、一通りのベトナム料理が揃っており、フォーや肉料理などが楽しめます。アルコールやソフトドリンクも用意されていて、ゆったりとした時間を過ごすには十分な環境でした。
ただ、この後にはビジネスクラスでの豪華な食事が待っていることを考え、ここでは控えめに済ませることにしました。それでも、最後にもう一度ベトナムの味を楽しむ機会を持てたのは嬉しかったです。搭乗前に静かに休めるラウンジで、旅の終わりをゆっくりと感じていました。


深夜23時出発。インボラされたビジネスクラスに搭乗し、いよいよ帰路のフライトが始まりました。やはり深夜出発で約6時間のフライトでは、フルフラットになる座席の快適さが格別です。座席を倒して横になれるというだけで、長時間の移動がまるでラグジュアリーなひとときに変わるのを実感しました。
機内では豪華なビジネスクラスの夕食が提供され、どれも手が込んだ美味しい料理ばかりで、旅の締めくくりにふさわしいご馳走でした。食事を楽しんだ後は、リクライニングを完全に倒し、2人ともぐっすり眠ることができました。
これまでの旅の思い出を心に抱きながら、快適な空間でリラックスし、目覚めた頃には羽田空港に到着。最後にこのサプライズプレゼントが待っていたことで、旅の満足度はさらに高まりました。




2016年8月19日「思い出深い旅路の締め括り、羽田で迎える満足の朝」
早朝羽田空港に到着しました。長かった旅もここで無事に終わりを迎えました。
今回の旅行は、すべてが完璧というわけではありませんでしたが、満足感の大きな旅だったと思います。宿泊したホテルはコストパフォーマンスが良く、快適に過ごせましたし、旅先での出来事や体験のひとつひとつが、思い出深いものとなりました。そして何より、最後にインボラでビジネスクラスにアップグレードされるというサプライズがあり、旅全体の総合点をぐっと押し上げてくれました。
振り返ってみれば相当高得点の旅行だったと感じます。
今回の「タイムトラベルフォトブック」、いかがでしたでしょうか?写真を頼りに記憶をたどり、不確かなところはインターネットで調べながら、少しずつ組み立てていきました。初めての試みということもあり、思いのほか時間がかかりましたが、こうして一つの形にまとめることで、当時の思い出がより鮮明に蘇ったように思います。
⏱️次回予告「ランカウイへ!南国の思い出を写真とともに再現」
次回は、2016年のゴールデンウィークに訪れたマレーシア・ランカウイの旅を振り返りたいと思います。青い海と南国の風景が広がるランカウイの記憶をどのように写真とともに再現できるか、また新たな挑戦として楽しみにしています。どうぞ次回もお付き合いください!
🔔Bell
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