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🤖復元か、それとも捏造か? —— AIが創り出す「もっともらしい嘘」と人間の信じる力【Code: Mn-137 Ep.03 記憶の復元者 後編 公開】

こんにちは、Bell noteです。

前回の記事では、クリエイターに対する「純粋な敬意」が、いかにして「身勝手な狂信」へと変質していくのかについて書きました。 その中で、今回の物語のキーマンである認知科学者・植木肇の葛藤について、少しだけ触れたのを覚えているでしょうか。

「記憶の再現と捏造は紙一重である」

本日YouTubeにて公開した、【シネマティック朗読劇】『Code: Mn-137』第3話(後編)では、まさにこの「テクノロジーと真実の境界線」が、不気味な形で主人公の古澤に牙を剥きます。


🤖 AIの「ハルシネーション」が予言に変わる時

皆さんは、生成AIを使っているときに、AIがさも事実であるかのように堂々と「嘘」をつく現象に遭遇したことはありませんか? これは「ハルシネーション」と呼ばれる現象ですよね。

AIは分からない空白の部分を、前後の文脈から確率的に推測し、「もっともらしい答え」で埋めようとします。

もし、それが「無音の古いビデオテープ」の音声復元だったらどうなるでしょうか。

欠落したデータ。読み取れない唇の動き。 AIがその空白を埋めるために導き出した「最適解」が、もし未来の災害を告げる恐ろしい予言だとしたら。

今回の動画で、主人公の古澤は、AIによって復元された「未来の自分らしき男」からのメッセージを受け取ります。 しかし、ここで重要なのは、狂信的なファンであるはずの植木が、科学者として極めて冷静にこう言い放つシーンです。

「再現された音声は、AIが組み立てたもの。100%正しいとは言えません」

この言葉が突きつけるのは、「私たちが今見ているものは、過去の真実の復元なのか、それともAIが生み出した単なるバグ(捏造)なのか?」という、答えの出ない重い問いです。


🎬 「異物感」を際立たせるための音声実験

この「不気味な曖昧さ」を映像として表現するために、今回の動画制作では少し試したことのない実験も行いました。

普段の【シネマティック朗読劇】は、語り部の声で物語が進行します。しかし今回、ビデオテープから流れる「老人の声」だけは、完全に別のAI音声生成方法を使って作成しました。生成時のおもな条件は

  • BGMや環境音を一切入れない「無音の空間」

  • セリフとセリフの間に、あえて不自然な2秒間の「間(ポーズ)」を作る

  • 感情の起伏が読めない、ノイズ混じりの低音ボイス

ただ綺麗な声で喋らせるのではなく、意図的に「古いテープから無理やり復元されたようなバグっぽさ」を演出することを目指しました。
耳から入る情報に意図的な「不気味の谷」を作り出すことを試みてみました。

「本当にこんなことを喋っていたのか?」「それともAIが勝手に紡ぎ出した狂気なのか?」 古澤が感じた逃げ場のない恐怖を、ぜひ皆さんも動画の「音」を通じて体験してみてください。


👇 ついに蘇る「失われた声」。第3話(後編)はこちらからご覧ください! (※イヤホンでのご視聴を強くおすすめします)

まとめ再生リスト👇


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映像で描いた不可解でミステリアスな物語。その原点であり、より深く「Code:Mn-137」の世界や謎に触れたい方は、ぜひ原作のKindle小説もチェックいただけると幸いです。

📕 SFミステリー小説『Code:Mn-137』

🧬 To Be Continued...

謎の言葉「Code:Mn137」を残してブラックアウトした映像。 ここから古澤の日常は、少しずつ、しかし確実に歪み始めます。

クオリティを維持しながらの個人制作のため不定期更新となりますが、この「大人の自由研究」の行方が気になる方、少しでも世界観を楽しんでいただけた方は、ぜひYouTubeの【チャンネル登録】と【高評価】、そしてこのnoteへの「スキ」をお願いします!

皆さんの温かい反応が、本当に次回の実験への大きなエネルギーになっています。
ではまた!


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