🎥原点に戻って、もう一度――小説『Code: Mn-137』再プロモーションとしての映像制作
こんにちは、Bell noteです。
今回、小説『Code: Mn-137』の再プロモーションとして、
※ 鈴野 乙(べる(すず)のおと)は、私、Bell noteの
kindle出版時専用のペンネームです。新たに動画を制作し、YouTubeに公開しました。
20秒の「ティザー動画」から、もう一度
私がAIで動画を作り始めたいちばん最初のきっかけは、実はこの『Code: Mn-137』の宣伝用に、ティザーを作ったことでした。
ただ、当時は本当に手探りで……20秒程度でも相当苦労した記憶があります。いま見返すと、出来も正直お粗末です。
だからこそ今回、「いまの自分が、あの作品の入口をどう映像にするか」を改めて試してみたくなりました。
言ってしまえば、静かな自分へのリベンジです。
🎥 今回制作した再プロモーション動画はこちら
もうひとつのきっかけ
😍長編アニメーションという、遠い憧れ
今回の動画には、もうひとつ“きっかけ”がありました。
「この物語を、いつか長編のアニメーション映画にできたらな」
ピクサーみたいな……と言うとさすがに夢が大きすぎるのですが、野心的な目標というより、たまに思い出しては胸の奥にしまい直す、そういう種類の憧れです。
とはいえ現実は、壁が高い。
実際に作ろうとすると、制作の難所がいくつも出てきます。
一気に作るのは無理なので、10分×連作(全12話…みたいな形)で組む案を考えたり
映像やセリフは作れるとしても、キャラクターの声を「小説のイメージに合う形」で揃えるのが難しかったり
BGMや使用ルールの制約をきちんと守りながら、作品として最適解を探すのが想像以上に手強かったり
「ちゃんとルールを守って作る」ことは大前提なので、ここが曖昧なまま突っ走るのは違うな、と。
結局、長編化はまた棚に戻しました。
でも、せめて足跡だけは残したい。
物語の入口にあたる“序章”だけでも形にして、届けたい。
そんな、半分は腕試し、半分は失敗の記録みたいな気持ちから生まれたのが、今回のプロモーション動画です。
『Code: Mn-137』は、どんな物語か(※あらすじ)
舞台は、放送局の膨大なアーカイブ映像を扱う現場。
主人公の古澤は、番組制作のために映像を選別する中で、妙な一本のVTRに出会います。
映っているのは、1980年代のロンドン。
街のざらついた空気まで伝わる映像なのに――音がない。ボリュームを上げても、何も聞こえない“無音の記録映像”でした。
その無音VTRは、やがて地下鉄のホームで、初老の東洋人男性を捉えます。
そして物語は、古澤の現実に「予言めいた出来事」がじわじわと重なりはじめることで、静かに歯車が狂っていきます。
さらに中盤以降、この物語の核となる概念が提示されます。
それが 「Memory Neutrino-137(Mn-137)」。
植木という研究者が語るそれは、記憶を“ただ思い出す”のではなく、時間を遡るように観測し、再構成しうるという理論です。
そして、ここが本作の背骨になります。
「過去の修正は、現在の記憶そのものを上書きし、当人は変化に気づけない」――そんな“記憶の修正”という発想。
無音のVTRと、修正される記憶。
現実の足元が、音を立てずにズレていくような感触を味わってもらえる話だと思います。
おわりに
長編アニメーションの夢は、いったん棚に戻しました。
でも、こうして“入口だけでも映像にする”ことで、作品との距離が一段、もう一度つながった感じがしています。
よかったら動画、まずは短いので見ていってください。
そしてもし気が向いたら、Kindleのほうで物語の続きを覗いてもらえたら嬉しいです。
いつか、この物語を
きちんとした映像作品として完成させる日まで。
今はまだ、その途中です。
🔔 Bell
いいなと思ったら応援しよう!
いただいたサポートは、noteの有料記事の購入や他のクリエイターの方へのサポートなど、何かしらnoteに還元する形で使わせていただきます。