防犯カメラ映像 沖縄県議会
先日、5年間過ごした京都の家を引き払いました。
長女は同志社国際高校1年時に一人で寮生活をしていましたが、次女の同志社国際中学入学に合わせ、京田辺にある学校のすぐ近くの家を借りて、家族で過ごしていました。
事故後は妻の精神面の負担を考え、地元に戻っていましたが、京田辺の家をいつまでもそのままにしておくわけにもいかず、引っ越しを終えました。
京田辺にはこの5年間の思い出がたくさんあります。
よく寝落ちしていたコタツ
朝メイクの洗面台
推し活グッズが並んだ棚
夜中までお菓子作りをしていたキッチン
知華が入るとなかなか空かないトイレ
家の中では、どこにいても知華の姿や声がはっきりと思い浮かべられます。
夜一緒に犬の散歩で歩いた道
散歩する間、先生との会話、友達と出かけた時のこと、悩み事。
私が途中で聞き流してしまうほど、ずっと喋り続けていたその声。
毎日のお弁当のおかずを一緒に選んだスーパー
パパが作る時は、手抜きでいつも大体同じおかず。でも、いつも完食。
ドラッグストアではすぐに姿が見えなくなるけれど、
スキンケア商品のコーナーに探しに行けば見つかる。
よく行ったレストラン、知華が好きだったメニュー。
QRからの注文は知華がほとんどやってくれていた。
本当に、どこに行っても知華がそこにいそうな気がするのに、もうその姿を見ることも、声を聞くことも出来なくなってしまいました。
ドラッグストアで商品を迷っている知華がいるんじゃないかなって、
いるわけないのに探して、
やっぱりいなくて、
そんなことしたら涙が出るってわかっているのに、探してしまう。
楽しそうに歩いている学生を見て複雑な気持ちになり、
先生と道ですれ違う際、以前は気軽に挨拶していたのに、
今は気まずい空気が流れる。
思い出の詰まった京田辺は、大切でもあり、辛くもあり、
引き払うことへのためらいは今も感じています。
京都の家を去る前、思い出が沢山詰まった各部屋にお礼を伝え、
5年間の京都生活を終えました。
最近報じられた主な動きに関して
辺野古漁港の防犯カメラの映像
産経新聞が入手の上、防犯カメラの映像が分析され、記事となりました。
防犯カメラの映像は、YouTube にて編集済みの映像が産経ニュースチャンネルで公開されています。
是非、皆様にご確認いただきたい内容です。
私は公開に先立ち、編集前の全編を確認しました。
知華が搬送される部分は、私にとっては繰り返し見られるものではありませんが、1時間も海中にいた知華を懸命に救命を試みてくださる方々の姿が見て取れました。直接お礼を伝えることが難しいですが、この場を借りて感謝申し上げます。
その場にいた3名の大人、特に引率教員2名の動きについては、私が感想を述べるまでもありません。記事として都合よく編集されたものではなく、編集前の映像では、より強くそれを感じとれます。
https://youtu.be/olhivW01yEU?t=5378
【質問者】 教員の方々は当時の状況をどうお話されていますか。
【西田校長】 現場の教員の中で、特に辺野古の方に引率した教員に関しましては、当時の状況など私も直接電話の方で確認をいたしました。
その中で、とにかく出航した後は状況が全然つめないままであったという話をしておりましたので、むしろ、今回救急車であるとか、警察車両とかが来ることによって事実がすべて分かり、そこから本当に慌ただしく現場での教員たちは動いてくれていたようでございます。
この部分との整合性はなく、現場にいた引率教員から西田校長に具体的にどのような報告がなされていたのか、再度の説明が必要であることは間違いありません。
沖縄県議会における、調査委員会設置について
7月9日の琉球新報によると、7月8日に開かれた沖縄県議会の各会派代表者会において、辺野古沖での船舶転覆事故に関する特別委員会の設置が協議されました。しかし各会派の意見は一致せず、7月13日の最終本会議で採決が行われる見込みと報じられています。
設置に否定的な立場の理由は、「捜査中であり時期尚早」「既存の委員会で対応できる」といったものだと承知しています。
この報道を受けて、遺族としての考えを残しておきます。
海上保安部による捜査は、刑事責任の有無を明らかにするためのものです。
一方で、なぜ学校の研修旅行という教育活動の中で、生徒が安全性が確認されていない船に乗ることになったのか。学校、旅行会社、受け入れ側、そして行政のそれぞれに、どのような課題があったのか。こうした全体の構造の検証は、捜査とは別に行われる必要があるものです。文部科学省の調査と通知、学校法人の特別調査委員会は、その一部を担うものですが、沖縄県側の受け入れの仕組みを検証できるのは、沖縄県と県議会しかありません。
「時期尚早」という言葉について、考えてしまいます。
事故から、間もなく4か月になります。時間の経過とともに、関係者の記憶は薄れ、資料は失われ、社会の関心も少しずつ離れていきます。捜査の終わりを待っていれば、いつか「適切な時期」が来るのでしょうか。私には、風化だけが進んでいくように思えてなりません。
もうひとつ、書いておきたいことがあります。
「事故の検証」は、基地への賛否とは切り離して行われるべきものです。これは、どの会派を支持するかという問題ではなく、子どもの命と安全の問題です。だからこそ、特定の会派の賛成によってではなく、会派を超えた合意によって調査が行われることを願っています。
その上で、遺族として、沖縄県議会にお願いいたします。
二度とこのような事故が起こらないよう、県議会として調査を行っていただきたい。
沖縄県は長年、全国から多くの修学旅行を受け入れてきました。子どもを送り出す保護者にとっても、受け入れる沖縄の方々にとっても、沖縄が「安全な学びの場」であり続けるために、今回の事故から学ぶべきことを確認していただきたいのです。
これは、沖縄県議会に限るものではありませんが、調査の過程で、私たちから直接話を聞く必要があるとご判断されることがあれば、お受けいたします。知華のためにも、また、同じような子どもたちのためにも、力を尽くしたいと思います。
学校に対しても、沖縄に対しても、私たちのお願いは一貫して変わりません。
真相の解明と再発防止こそが、もっとも大切だということです。
それが知華への何よりの弔いであり、これから沖縄を訪れる生徒たちの安全につながるものと信じています。
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