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加計呂麻島、一集落、一軒の角打ち。

加計呂麻島に行ってきました。
奄美大島の本島の対岸の島。コンビニも信号もない奄美大島の本島の人でさえ、あそこは昔の奄美大島の暮らしが残ってると皆が言う、
ゆっくりとした人口約1000人の島。

そこのさらに人口100人満たない小さな集落で、
エントリーフィー200円払って、近所の集落の人が集い、都度支払う角打ちBarに連れてってもらった。

創業は昭和35年。
昼間は集落唯一の商店であり、
角打ちのオープンは18時〜20時。
2時間に集約されるので、集落の呑みたい人々が
同時に集い、毎度同じ顔が出揃い、たまに僕達みたいな外からの人間が入り込み、そして交わる。

角打ちは週4くらい営業の不定休。
基本はコップを持参。
好きなように自分で注げるし、注いでもらう。
   空き缶の数でおおよそわかる出席簿
奄美大島といえば黒糖焼酎。
持ち寄りのつまみ類


この集落で唯一の商店だからこそ皆がここに集う。オープンは18時〜20時の集約型のため同時に集い、高齢の方が多いこの集落でとても大切な安否確認までできてしまう。
そしてみんな楽しそうだった。

軽く陽が沈んでから始まる小さな宴。
隔絶されてる集落も相まって一つの小宇宙みたいで素敵だなぁと思いました。


ふと思い出して、
ブラジルのアマゾンに行った時も同じ事感じてたなと。アマゾンは大きくて、アマゾン川の様々な支流で小さな集落があって、だいたい
『一つの集落に一つのBar』が絶対あった。
※(現代的生活を取り入れてる原住民)

Barというよりは近所の人だけが集まり夜な夜な集まる地域の公民館のような、お酒が飲めるみんなの井戸端のような場所。野良犬なのか居着いてる犬なのかはわからないが一つのBarに5匹〜10匹はいるので犬カフェ感もあったりする。
飲み物はビール、カシャーサだ。
カシャーサはブラジルを代表するサトウキビ由来の蒸留酒。加計呂麻島も黒糖焼酎の産地で原料同じじゃないか。ビールは世界共通。
ここも1日の終わりに人々が集い酒を飲み1日を終わらせる素敵な光景だったのを覚えてる。
地域の集落にとって憩いの場。


加計呂麻島の集落と数年前に赴いたアマゾンの現代的生活を取り入れてる原住民の集落の光景が同じように重なりあった。

真夏の加計呂麻島。
夜になると海風が気持ち良いんですね。
良い顔


カクテルが上手なBarとか
とんでもないすごいお酒が置いてあるBarとか
めっちゃ話術得意なバーテンダーがいるとか
すごい内装のBarとか
そんなんじゃなくて
ただただみんなが1日の終わりに集まって談笑してちょっと寝床に入る前に呑む余白の時間。

地域のコミュニティで成り立ってる酒場。
原点だなと。
バーの店主として忘れてはいけないものを今回加計呂麻島で見れたので備忘録としてNoteに書いておきました。

BenFiddich店主
鹿山博康

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