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モヒよろ光ったら①ハグ編

 妹との旅は短いの長いのいろいろしているが、長いのは若い時のスペイン旅行(妹の美術教師のツアーに混ぜてもらった!)、短いのは、青森市での奈良美智展レセプション旅(はたして旅と言える?noteに妹が記事を書いた)だろうか。
 今回のように東京へ行ったことも何度か。印象に残っている旅は、マーター・アムリターナンダマイー(我らはアマチと呼んでいた・インドの聖人)に、ハグされに行った旅。ホテルと新幹線のチケットが2人分だと安くなると言うものを使って、帝国ホテルに一泊。ハグしてもらった夜は、ホテルのルームサービスで、お酒を頼み乾杯した。ハグしてくれたアンマの声とぬくもりが残る不思議な旅だった。
 しかし、今や東京のホテルは高騰し、ものすごい値段になっていた。旅の日が近づいていたが、ホテルの値段にビビって、なかなかホテルが決まらない。
 
 あれ?何の話ですか?
 
 その後、noterさんのアドバイスで、民泊利用と相成った。なぜならnoteの仲間たちとも会うことが決まっていたからなのだ。

 あ、ざっくり言うと、一番の目的は、書道教室参加。だけれど、その前にnoterさんとの初顔合わせランチ(実はこれがメイン?)、次の日は、トーハクで運慶鑑賞、最終日はフリーにしておき、心のままに、しかし、崎陽軒のシュウマイ弁当ゲットは必修、そして、帰るというものであった。
 これを読まれたし。私は、ならまち様曰く「魑魅魍魎のコメント欄」の盛り上がりに乗り、またもや妹との旅に出かけることになったのだ。

山本光輝先生を知った本

 決して魑魅魍魎の仲間との出会いに惹かれただけではなく、習字教室も楽しみなのであった。習字教室の前に読んでおいたほうが良いと言うので、この本を購入。しかし読んだのは、行きの新幹線でであった。
 一番びっくりしたのは、台風19号の時、りんごが落ちない畑があって、それはこの山本先生が「いろはを唱えなさい」と言ったことをりんご畑の持ち主が、実践されたからということ。あの台風19号(平成3年9月)は、りんご台風とも呼ばれ、りんご農家に多大な被害をもたらしたと記憶している。
 その当時、教員だった私は、朝、窓を揺らす風の音に驚いて目覚めた。あまりの強風に、学校は臨時休校になったのではなかったかしら。電信柱が倒れ、停電が起こり・・・。 もう記憶はあやふやだ。けれど、当時のことを書いた詩が地元の文集「弘前」に掲載され、今でも、心に残っている。

平成22年版。弘前市の小学校から募集し、選ばれた作品が掲載される

りんごとなみだの落ちる音
   三和 4年 澤田龍太
黒い雲の広がった空を見上げてお母さんは、
手をあわせておがんでいた。目にはいっぱいなみだがたまっていた。
せなかをまるくして、
じっと手をあわせている。
こんなお母さんを見るのははじめてだ。
ぼたぼた、ぼたぼた。
畑でりんごの落ちる音がする。赤い大きな「世界一」が、
ふくろのかかったままの「むつ」が、
風にたたかれて、
枝からはなれていく。
ぼたぼた、ぼたぼた。
りんごの落ちる音は、
お母さんのなみだが落ちる音だ。
お母さんの丸いせなかを見ていたら、
ぼくの目からもなみだが落ちた。

文集「弘前」32号より

 今読んでも涙が出る。実は、わが次男次朗は、現在りんご農家なのである。しかも畑が三和にある。前述の三和とは、三和小学校の意味である。今は閉校になって、校舎だけが残っている。この校舎、映画「バカ塗りの娘」で使われていた。
 風が吹くとりんごが心配、それはりんご農家にとって昔も今も変わっていないのだ。

 わたしは、今日のお習字で、息子のために何かを学んで来られるかもしれないと強く思ったのである。
 実は、noterさんのおみやげに息子の農園のりんごジュースを持って来ていた。青森だけに。

りんごジュース(フジ、シナのゴールド、サイカの3種)

 noterさんとのランチは、楽しかったし、おいしかった!!楽しすぎて、メインの習字を忘れそうになっていた。なんだか夢みたいだ。

人気だったサラダランチ

 さて、習字教室は、心霊センターと言う怪しい名前の場所で行われたのである。が、しかし、全然怪しくなかったし、現れた山本先生は、和服?姿、もしかして、合気道の稽古着?明るくにこにことして、一目で好きになった。
 本で読んでいた人がすぐそばにいて、習字を教えてくれている。なんだか不思議。夢みたいだ。noteの仲間たちも参加している!!わぁお!!
 久しぶりの習字に、ついつい夢中になっていた。
 習字の後は、山本光輝先生との懇親会があると言う。どもらかと言えば、そーゆーの苦手な私ではあるが、エイッと参加。駅近くのカレー店で。なんだかわけの分からぬまま、ビールで乾杯!!(乾杯ではなく、弥栄と。)山本光輝先生のお隣の席で、緊張してるんだけど、頭はクリア。春に青森支部で山本光輝先生をお呼びしようと盛り上がる。しかし、青森支部って誰?りんごが落ちなかっただけに津軽でやろうと。え?私、支部長?またまたまた・・そーゆーのは、だから苦手・・
 会合がお開きになり、階段を下りると妹が山本光輝先生にハグしている!
 おい、妹よ、これはハグされに来た旅ではないんだよ!あ、してるのか。でも、ま、いいか。神様からパワーをもらったと大喜びだし、やれやれ、妹との弥次喜多道中は、いつもこんな感じなのだ。
 民泊に帰ったわたしは、急に疲れが出て、すぐに寝た。そっこー!

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