【日常まんが】蔦重展へ行ってまいりました!
東京国立博物館の
特別展「蔦屋重三郎ーコンテンツビジネスの風雲児ー」へ行ってまいりました!
嗚呼、これが去年開催されていたらどんなに良かったでしょう。
昨年、
伝記まんが「蔦屋重三郎」を描くにあたって色々調べたり美術展へ足を運んでも見られなかったものがこれでもかと展示されていました。
図録もタイムマシンで執筆当時の自分に送ってあげたい。
とにかく「本の」現物が見たかったのです。浮世絵は色々なところで見られますが、当時の本に関しては展示されているところをほぼ見る事ができなかったのです。
内容だけなら、参考資料本や、ネット図書館のアーカイブなどで確認することもできます。でも、手に取ったサイズ感や質感のようなものは解りませんでした。
それが今回の展示ではずらずらと見られたわけで…(悔しい!でも嬉しい!)。
私の中でモヤモヤとしていた空白が、ようやく埋まった気持ちです。
昨年、展示会で唯一見る事ができたのが吉原細見のみ。その時の感想が、
「ちっちゃ!」
だったんですね。
蔦重が手掛ける前の横長タイプの細見はハガキサイズほど。
蔦重が「薄く大きくした」細見でもB6サイズほど。
吉原細見なんてものは懐にサッと入れて取り出すものと考えれば、ポケットサイズでも不思議はないのでそこは良いのですが、
今回の展示で確認できた「一目千本」や他の本も大体B6くらいがメインでしたかね。
昨年、資料本のデータと定規をつき合わせて想像していた頃から「小さくない?」とは思っていましたが、
やっぱりみんな小さめなんだなという印象でした(画集などは流石に大きめですが)。
とはいえ、今でも漫画単行本はB6が主流ですし、文庫本はそれこそ細見とほぼ同じサイズですから、変わってないのになぁと思う不思議。
おそらく、字の大きさに対して本が小さいってところから来る錯覚なのかなと思ったり。

読める、読めないの話で言えば、現代人があの文字に馴染みがないだけで、あの時代に生まれてたら読めたんじゃないかとは思いますね。
新聞の文字や文庫は読めてるわけですし、あの大きさが読めるなら…
多分、江戸時代の本は1ページに入ってる情報量が多いせいで小さく見えるのかなと。詰め詰めにするのはコストダウンの目的もあったかと思いますが。
手書き文字って、活字と違って書体も大きさも一定ではないことから、絵の一部のようなもので意外に情報量大きいですし(その代わり今の本よりページは少ないですからね)。
そして、往来物(お勉強の本)となると、「そんなに大きくする!?」というレベルで本も字も大きくしてあるので面白かったです。
大きいものは大きく!小さいのは小さく!隙間なく!という感じ。
これ、どっかで感じたことあるな?と思ったら
大相撲の番付表でした。
序ノ口から横綱まで隙間なくミッシリ詰め込んでるあの感じ。
大河「べらぼう」で、蔦重が作る吉原細見に、ページは減らすのに全部の店を入れ込むって言い出した時に「やめて細かすぎて読めん!!!😂」と思ったものですが、お店や遊女の格式に合わせて文字も大小つけて載せれば一目瞭然。
小さい字はおのずと簡単には読めなくてもいいということなんですね。それでも
「情報は正しく、全てが載っている事に意義がある」というのがあの本の売り。
昨年勉強したことの復習として、そしてドラマを楽しむための再度勉強として、横浜流星さんの音声ガイドも大変良うございました。
展示の最後には大河コーナーもあり、そちらは撮影も可能となっていますので、大河ファンの方にも是非おすすめです。
前後期で展示替えがありますので、特に見たいものがある方は
公式ウェブサイトで展示目録をご確認ください。
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【追伸】
売店で一番楽しみにしていた耕書堂タオル、品切れで残念でした。
あの粗品感が良いんですよ。こうして展示会に集まってきた我々のようなニワカ客にも、売店で図録でも買えば、祭りだ祭りだとばかりに「今年もどうぞご贔屓に〜」なんてノリで蔦重が配ってくれそうなうっすいタオル。
たくさん用意しておいて欲しかったなあ(笑)。
後期展示のレポはこちら。↓
