復刊「ルドルフの背」を読みました。
ひさしぶりの競馬本読書感想、というか、noteの更新が滞り気味な最近。
最近、アウトプット全般滞ってます。
さて、そんな時でも読書欲はまずまずあり、最近購入し、ひといきで読み終えたのが、こちらの「ルドルフの背」。

1986年に発行された本が、40年ぶりの復刊を果たしたそうです。
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シンボリルドルフの戦績は、ほぼパーフェクト。
日本では、3歳時のジャパンカップでカツラギエースの逃げ切りを許した3着、4歳時に久々で臨んだ天皇賞(秋)でギャロップダイナの強襲に屈した2着以外は、すべて優勝で15戦13勝。
私はシンボリルドルフの現役時代は知らないのですが、名馬本の類や、最強馬議論では必ず出てくる馬。
戦績がきれいで覚えやすく、現役時代を知らないのにほぼソラで言えるぐらい。
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このシンボリルドルフの全レースに騎乗した岡部さんも、言わずと知れたトップジョッキーで、本の中でジョッキーがレース中に何を考えているかを解説されています。

「組み立てた展開通りにコトが進んでいるかどうかだけだな。予想通りにいかないのが勝負だ。レースは生きている。ヨミと実際のズレを目で感じ、体で感じ、手綱と下半身から伝わってくる馬のコンディションを判断しながら、展開だけを考える。(中略)
人間のマラソンとは違って、二分か三分で終わる一瞬勝負だから、ジョッキーという商売、展開以外のことを考える余裕なんてないんだよ」
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岡部騎手とシンボリルドルフの日本ダービーでの会話の部分は興味深かったです。
約二分半のあいだ、岡部さんとルドルフがどんな会話をしたか、まあ、もちろんルドルフはしゃべらないので、岡部さんが“感じた”ルドルフの思惑を書き記しているわけなのですが、レースを、ゴールラインを、他の馬と自分の実力差を、すべて“知っている”ようなルドルフの才能には舌を巻きます。
この本の特に読み応えのある部分です。
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あとは、上で国内15戦13勝、と書きましたが、シンボリルドルフは「日本に相手なし」となり、5歳時に米国遠征を果たすのですが、その緒戦だったサンルイレイステークスで、アクシデントがあり6着に敗退。
その一戦が引退戦となってしまったのですが、レース後の岡部さんの涙にもじーんときました。
遠征の顛末も、岡部さんが「全レースに乗った自分に伝える責任がある」と書いてくれており、この部分もよかった。
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あと細かいところですが、ライバル騎手を評した中で、田原騎手についてこんなことを書いていました。
関西の田原成貴君は、レース展開を緻密に計算して騎乗する。
田原さんは今東スポで評論、予想を連載していますが、騎手ならではの視点が鋭く、よく参考にしています。
あと、YouTubeもやっていて、それがまさに出走馬全頭のスタートからの位置取りと展開を読み、最初にゴールに飛び込むのはどの馬と騎手か、という予想スタイルで、これも舌を巻きます。
さすが、現役の騎手時代から、今の予想スタイルが繋がっているのか、と感動しました。
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本も面白かったし、今年の日本ダービーに向け、気分を盛り上げていきたいと思います。
ちなみに私の本命は、おそらくロブチェン。

鞍上は松山弘平騎手。

松山騎手は今年36歳。
岡部さんがルドルフと出会ったのも、36歳。
ロブチェンも、ダービーを取れれば、ルドルフと同じクラシック三冠(皐月賞、ダービー、菊花賞)がぐっと現実味が出てくると思います。
今日はここまで。
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